横浜マリノス/試合観戦記/1998年


98.9.12 対ジェフ市原 市原

「 45分間の明暗 」

 

 開幕3連勝で波に乗るマリノスですが、上位の浦和と名古屋に着いて行かなくてはいけません。連敗中のジェフが相手ですがファーストステージ負けている相手ですし、城の古巣と言うこともあってきっちり叩いておきたいところです。

∽∽∽

 この試合は久々の三つ沢の試合と言うことで非常に楽しみでした。友人と待ち合わせてスタジアムへ、いつものBブロック席へ場所を取ります。やっぱ横浜国際と違って三つ沢はピッチの近さが全然違います。来期は全試合横浜国際になるという話しも聞こえてきますので、残り少ない三つ沢の感触を楽しみたいと思っています。試合開始して能活の選手を指示する声が聞こえてきます、やっぱり三つ沢は良いな〜としみじみ思いました。

∽∽∽

 試合ですが、開始早々からジェフの非常にアグレッシブなプレスが効いてなかなかパス回しがうまくできません。プレスがきつい為にミスも多く出てマリノスのペースがなかなか掴むことが出来ません、そんな中、ジェフの早い攻撃から2点を上げ前半が終了します。でも前半が悪ければ後半が良くなるというのが最近のマリノスだと思い、後半に期待します。

 後半フリーだったマスロバルにゴイコが付き、バルディの出場停止でスタメンで出た遠藤が徐々にボールを持てるようになり、ジェフの運動量が落ちた事も関係してパスが通るようになります。右サイド突破したゴイコのクロスがGK下川とDFが競り合って城の前にこぼれて、ジャンピングボレーで叩き込み1点返します。更に中盤に上がっていた右からの野田の低いクロスを、ダイレクトで浮き玉で決め(たまたまという話しも有りますが…^^;)同点に追いつきます。そのまま攻勢に出るマリノス。残り10分で城からのパスを、DFを正面から引きちぎる様な突進で安永が抜けだして下川の手に当たりながらもゴールを決めて逆転しました。試合はそのままタイムアップ。連勝を続けました。

∽∽∽

 しかしまだまだ試合全体通じて、ミスが多いので今後の試合で無くしていって貰いたいです。

 

〜fin〜