横浜マリノス/試合観戦記/1998年


98.8.29 対ヴェルディ川崎 横浜国際

「 色褪せた黄金カード 」

 

 かっての黄金カードと呼ばれた試合も色褪せてしまいました。両チームとも言えますが、マリノスは確実に世代交代を繰り返し新しい時代に向かっていますが、ヴェルディは世代交代に乗り遅れて親会社の援助も受けられず現有戦力での厳しい戦いが続いています。

∽∽∽

 試合ですが、ピッチをワイドに使ったマリノスの完勝でした。欲を言えば後半に入ってももっと攻める姿勢を見せて得点を上げて欲しかったです。前半途中上野の素晴らしいカットから右サイドフリーになった俊輔へ、俊輔の上げたボールを城がダイレクトでシュートしますが、ボールはゴール正面にいたサリナスがプッシュして先制点を上げます。前半は押しながらも得点できず、後半に入って早々に俊輔のパスからフリーになった城がヘッドで決めて2点目を上げます。試合は蒸し暑さもあって後半になって運動量が落ちた両チーム。そのままのスコアで試合が終わりましたが、今後を考えた場合もっと点を上げて欲しかったです。取れるチームから取れるときに取っておくという姿勢がマリノスにも必要と感じました。

 

〜fin〜