横浜マリノス/試合観戦記/1998年


98.8.22 対ジュビロ磐田 磐田

「 劇的Vゴール!!王者磐田沈める貴重な勝利 」

 

 優勝争いの相手のジュビロ、この試合負けたらセカンドステージはしばらくスタンドに行くのをやめようと思って磐田まで車を飛ばして行ってきました。去年も良い試合を見せて4対3のVゴール勝ちという非常にスリリングな試合を見せてくれた磐田での試合。今年もそうだったらいいなと思いスタジアムに向かいました。スタジアムの近くに来ていつも止めている私用駐車車に入れようとすると予約がいっぱいとのこと、仕方なくスタジアムのほとんど管理されていない空き地の駐車場に車を止める。スタジアムに行くと丁度観客の入場が始まったところでした、並んでもゴール裏だしな〜と思って人の列の切れるのを待っていると、知り合いのマリサポの子に合って一緒に中に入りました。中に入り入り口にあったジュビロスケジュール入りの名波ブロマイド(笑)をお土産に何枚か取ってアウェーゴール裏に向かいます。いつもの知り合いのサポに人達の所へ行きそこで場所を決めます。まさにゴール裏真っ正面の一番前の所で能活に手が届きそうでした(^^)待ってる間ジュビロのマッチデープログラムを買って読んでいます。中には藤田の優勝決まってゴール裏でカップを持っている写真が有りました。それを見てるとサポの友人が、ジュビロって紙吹雪禁止とか言って優勝したときは自分たちもやってるのにな〜とか言っていました。まあ紙吹雪は賛否両論有りますが、禁止の所は撒かずに撒いた後はちゃんと掃除をするというのがいいと思います。チームではやらずに日本代表の時だけやるのもどうかな〜って思います。

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 脱線しました。磐田に戻ります。

このスタジアムはいつ来ても雰囲気がいいです。あまり負けていないのも有りますが、バックスタンドの傾斜やゴール裏の近さが臨場感を醸し出してくれます。警備員がちょっとうるさそうなのが嫌ですが(^^;

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 試合ですが、前半はジュビロの一方的なペースでした。ボール回しが早くてマリノス選手は後を追いかけるのみで何も出来なかった前半でした。失点は同じ様な形で野田の裏のサイドを狙われてのフリーのセンタリングに、藤田、名波が得点を上げて2失点を喫します。完璧に崩されての失点で応援する気力も失せます。チャンスは大神が5秒ルールでペナルティエリアでFKを得た時と、2失点後の城のゴール上へふかしたシュートのみで、ほとんどやられっぱなしの前半でした。

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 後半になってサリナスに変えて安永投入しますが、あまり影響なく、ジュビロは自軍でボールを回してチャンスが有れば攻撃に出るといったいものペースに出ますが、俊輔を遠藤に変えて藤田の所を押さえだしてから様子が変わって来ました。後半10分位からジュビロの運動量が落ち始めてフリーランニングでのボールが繋がらなくなりマリノスのボールを回す時間が出てきます。ゴイコに変えて寺川投入して直後、左の神田からのクロスを城と競った山西がOWNGOALで1点を返します。この後、奥、名波が清水、高原と交代しますが試合見ていて良く解らなかったです(^^;ジュビロ中盤は藤田、ドゥンガがボール回しの基点になりますが、代わった寺川や遠藤がケアして自由にさせずに徐々にボールを取って攻撃出来るようになりました。清水、高原は何しに出てきたか良く解らなかったです。(それだけ目に付かなかったです)残り時間10分になった頃、前半からもうやめろと思っていた(苦笑)城のヒールパスからバルディが角度のないところから同点ゴールを決めました。そしてそのまま延長へ、延長後半藤田に変えて川口が出ましたが、これでジュビロは中盤がいなくなったと少し喜んでいました(^^;危ないシーンは有りましたが単独でやられるほどマリノスDFは弱くないので結構余裕で見てました。延長後半、バルディの素晴らしい浮き玉のパスを安永がアジウソンに競り勝って左足で大神の股間を抜いてVゴールを決めました。目の前で見ていてバルディの右足でのゴールのようにも見えました(^^)

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この試合の主審は、ロダスさんでしたが前半は結構ファウル取ってイエローも出しいましたが、後半は1対1の競り合いは選手が倒れても流しまくっていました。ジュビロは運動量が落ちると相手ゴール前での巧妙な倒れをしばしば使いますが、流されてドゥンガも怒っていました(^^;

勝ち方はともかく勝ったことでマリノスは次に繋がります。次の試合も楽しみになってきました。高原にのし掛かられて右肩を脱臼した寺川と、効果的な動きが出来なかった俊輔がちょっと心配ですが…

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 磐田からの帰りの東名は非常に早く、気分良く家につきました。これでセカンドステージもかすかな希望が見えてきました。頑張れマリノス!!

 

〜fin〜