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更新内容(2001/4/1〜)
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留守番電話
たぶん多くの人が利用しているであろう留守番電話サービスです。
基本的なサービスですが、各キャリアともいろいろな付加機能がついていますので、なかなか比較は難しいです。
●事業者
サービス名(月額利用料)
録音時間、件数、保存時間
その他の機能
●ドコモ
留守番電話サービス(月額利用料:300円)
3分×20件、72時間保存
発信者番号案内、ポケベル呼び出しなど、月額+50円で伝言ボックス
●au (デジタル)
お留守番サービス(月額利用料:無料)
2分×20件、最後の録音から24時間保存
オリジナル応答メッセージなど
●au (cdmaOne)
お留守番サービス(月額利用料:無料)
2分×20件、48時間保存
ボイスメールなど
●J-PHONE
メール3(月額利用料:無料)
30秒×3件、24時間保存
ダイレクトアクセスなど
メール20(月額利用料:300円)
3分×20件、72時間保存
メール3の機能+ポケベル呼び出し、メールボックス、FAXメールなど
●ツーカー
伝達くん(月額利用料:無料)
1件につき30秒、12時間
預かったメッセージは一定時間ごとに届けられる。自分でメッセージの再生を行なうことはできない。
マルチメッセージ機能つき留守番電話(月額利用料:300円)
2分×30件、最後の録音から73時間保存
伝言通知機能、ダイレクトメッセージ、ダイレクトFAXなど
評:
無料で提供される機能で比較してみると、auがかなりお得です。J-PHONEも無料で提供される機能がありますが、30秒の録音時間はちょっと短い。ドコモは300円払わないと何もできません。さすがドコモ。(^^;)
ツーカーの伝達くんというのもあんまり役に立ちそうもないですね。実際はどうなんでしょうか。
300円支払う気があれば、あとは各キャリアが用意している便利な機能の中で、自分の使い方にあっているところを選べばよいでしょう。
文字メッセージ
ただいま着メロに次いで大ヒット中(?)のこのサービス。メールと呼ばれることが多いです。
機能が多彩なので、詳しくはこちらで説明しています。
なお、完全なe-mailであるEZwebのメール機能は対象から省いてあります。
●事業者
サービス名(月額利用料)
タイプ(サーバ型、直接型)
送受信文字数
●ドコモ
ショートメールサービス(月額利用料:100円)
サーバ型
半角、全角とも50文字
iモードメール(月額利用料:300円)
サーバ型
半角250/全角500文字
●au (デジタル)
プチメール(月額利用料:無料)
直接型
半角128/全角64文字
プチメールα(月額利用料:100円)
サーバ型
半角100/全角50文字
●au (cdmaOne)
Cメール(月額利用料:無料)
サーバ型
半角100/全角50文字
●J-PHONE
J-スカイ スカイメール(スカイウォーカー)
(月額利用料:無料)
サーバ型
半角128/全角64文字
J-スカイ ロングメール(月額利用料:200円、送信のみは無料)
サーバ型
半角6000/全角3000文字
●ツーカー
スカイメッセージ(月額利用料:無料)
サーバ型
半角128/全角64文字
評:
ここでも月額利用料無料で全く利用できないのはドコモだけ。人気があるからサービスを無料にする必要もないんでしょう。
一番使えるのはJ-PHONEでしょうね。会社自体がメール機能に力入れてますし。ただ、スカイメールはサーバ型なので、メッセージが常にリアルタイムで届くとは限りません。(たまに遅延があったりします)その意味では唯一の直接型であるプチメールにも価値があると言えるでしょう。
ちなみに、J-PHONEのスカイメールとツーカーのスカイメッセージは文字メッセージ機能という点で基本的に同じサービス内容です。相互にメールの送受信も可能です。
情報サイト
携帯電話だけで文字や画像による情報を得ることのできるサービスです。今、注目度が最も高いサービスでしょう。
こちらでも解説しています。
●事業者
サービス名(月額利用料)
通信料(有料情報料は除く)
●ドコモ
iモード(月額利用料:300円)
パケット通信料0.3円/1パケット
●au (デジタル)
EZweb A(月額利用料:200円)
最初の1分は3円で以後10円/分
●au (cdmaOne)
EZweb (月額利用料: EZweb@mail 200円、EZweb
A 200円、EZweb B 400円)
C30Xシリーズ以後:0.27円/1パケット、C20Xシリーズ:最初の1分は3円で以後10円/分
●J-PHONE
J-スカイ ウェブ(月額利用料:無料)
1アクセス4円〜14円
J-スカイ 文字情報(スカイウェブ) (月額利用料:無料)
1アクセス4円
●ツーカー
EZweb(月額利用料: EZweb@mail 200円、スタンダード200円、プレミアム300円)
最初の1分は3円で以後10円/分、P@bit適用機種(TD11)は0.27円/1パケット
エアチャンネル(月額利用料:無料)
情報1回10円
評:
やはりiモードが一歩抜き出ていると言えるでしょう。パケットによる課金、サービスの豊富さ、一般ユーザーのホームページの作り安さ(コンパクトHTML)など、よく考えられていると思います。EZwebはWAPという規格に沿っていますが、評判はいまいちです。特に一般サイトの数が少ないのが致命的でしょう。ただ、最近@mailというメールサービスが始まりましたので、これを機に評判は変わるかも知れません。Jスカイウェブはどちらかというとiモードに似た感じです。サービスを開始したのは最も遅かったのですが、最初からカラーに対応するなどの特色を出していて、EZwebを追い上げています。
Jスカイの文字情報(スカイウェブ)とエアチャンネルは、スカイ系の文字情報サービスという位置づけで、手軽さでは一番でしょう。スカイメール/スカイメッセージ対応機種なら使用できるというのもいいところです。
FAX預かり
携帯のメールボックスでFAXを受けて、自分の好きなFAXで取り出せるサービス。FAXの受信をよく利用する人にとってはかなり有効なサービスのようです。
●事業者
サービス名(月額利用料)
件数、保存枚数、保存時間
●ドコモ
FAXばん(月額利用料:400円)
10件、A4サイズで約100枚、72時間保存
●au (デジタル)
FAXメール(月額利用料:400円)
10件、A4サイズで約100枚、72時間保存
●au (cdmaOne)
なし
●J-PHONE
メール20(月額利用料:300円)
件数、保存枚数など不明
●ツーカー
マルチメッセージ機能つき留守番電話(月額利用料:300円)
件数、保存枚数など不明
評: ドコモとIDOが全く同じ内容です。月額400円というのは、オプションサービス料としては高い部類に入ると思いますが実際に使っている人はどう感じているんでしょうか。
J-PHONEとツーカーはちょっとお安く月額300円でサービスが利用できますが、詳細が不明です。(^^;)
留守番電話の1機能として提供しているので、もしかして「ピーーーガガガガー」の音をそのまま録音しているってことでしょうか。
データ通信専用料金
メール端末やPDAなどでeメールを送受信する場合に適用されるのがこの料金。今後、携帯電話で通信しようと思っている人は注目しておいた方がいいです。
●事業者
サービス名(月額利用料)
適用プラン
料金
●ドコモ
データレート(月額利用料:無料)
シティフォン(1.5GHz)プランAのみ適用
時間帯により10円〜15円/分
DoPa 9600bpsデュアルサービス/スーパーライトプラン(月額利用料:無料)
プランに関係なく、パケット通信対応機種のみ利用可能(208シリーズ、30Xシリーズ)
0.4円/1パケット(128バイト)
●au (デジタル)
Dレート(月額利用料:無料)
おてごろプランのみ適用
時間帯により10円〜15円/分
●au (cdmaOne)
Dレート(月額利用料:無料)
全プラン適用
15円/分
PacketOne(月額利用料:無料)、PacketOne64(月額利用料:600円)
プランに関係なく、PaketOne対応機種でのみ利用可能(C30Xシリーズ)
0.1円/1パケット(128バイト)、月額2400円で70%割引になるサービスあり
●J-PHONE
アクセスレート(月額利用料:無料)
全プラン適用
スタンダードプラン :12円/分、トークパックライト
:18円/分など
●ツーカー
サイバーレート(月額利用料:無料)
全プラン適用
しゃべロープラン :20円/分、ビジネスプラン:時間帯により10〜15円/分など
評:
ドコモ800MHzにデータ通信専用料金が見あたらないんですが、本当にないんですか?(って誰に聞いてるんだ)
auデジタルはプラン限定適用となってます。ここでのおすすめは、cdmaOneでしょうか。通信速度も14.4kだし、エコノミープランでも15円/分というのは安いです。またPacketOneもDoPaと比べてかなり戦略的な料金設定になっています。だけどまだ対応機器があんまり揃ってないのが難点。またドコモでも9600pbsパケットで月額利用料無料のサービスが始まりましたが、やはりサードパーティーの対応機器が揃うのにはちょっと時間がかかるでしょうね。
インターネット接続
プロバイダに加入することなく、携帯電話からインターネットに接続できるサービスです。割安な通信料金で使用できる場合もありますので、従量制のプロバイダに加入している人にも利用価値がありそうです。
●事業者
サービス名(月額利用料)
通信料金
特徴
●ドコモ
mopera(月額利用料:無料)
データレート適用(プラン限定)、パケット通信対応
無料情報サービス、有料情報サービスHot's
提供予定、メールサービス(POPタイプで月額500円必要)
●au (デジタル)
DAREDEMOインターネット(月額利用料:無料)
専用通信料金(時間帯により10円〜15円/分、イーザ以外の全てのプランに適用)
メールアカウント料無料、ホームページ無料プレゼント
●au (cdmaOne)
DAREDEMOインターネット(月額利用料:無料)
Dレート適用、PacketOneは使用不可
メールアカウント料無料、ホームページ無料プレゼント
au.NET(月額利用料:無料)
0.15円/1パケット(128バイト)
64k通信可能(オプション)、EZweb@mail機種の場合、PCやPDAからもEZwebのeメールアドレスが利用可能
●J-PHONE
J−フォンアクセスインターネット(月額利用料:無料)
専用通信料金(スタンダードプラン: 15円/分、トークパックライト:
17円/分など)
●ツーカー
インターネットフリーウェイ(月額利用料:無料)
サイバーレート適用
評:
サービス内容が豊富なのはドコモ。情報サービスと有料メールサービスがあり、メールも有料ですが利用できます。auはメールアカウントやホームページが無料で、一番お得かもしれません。J-PHONEとツーカーは純粋にインターネットに接続するだけのサービスです。しかし、いかんせん回線速度が9.6〜14.4kでは、ちょっと遅いと感じます。速度を求めるなら、auで最近開始されたau.NETがいいでしょう。ただし、パケット課金なので通信料金には注意が必要です。
迷惑電話防止
必要ない人には全く必要ないが、迷惑電話に悩んでいる人には本当に必要な機能、ということでオプションとして是非揃えておいてもらいたいサービスです。
●事業者
サービス名(月額利用料)
登録件数
●ドコモ
迷惑電話ストップサービス(月額利用料:200円)
30件
●au (デジタル)
なし
●au (cdmaOne)
なし
●J-PHONE
ナンバーブロック(月額利用料:100円)
10件
●ツーカー
迷惑電話撃退サービス(月額利用料:100円)
10件
評:
au以外はサービスを提供しています。件数が10件で間に合うか、30件必要かは人によって違うと思いますんでどちらがいいとは言えないです。だけど30件も登録する必要がある場合、さっさと電話番号を変えちゃった方が早いのでは?
と迷惑電話に悩んだことのない私は思ってしまいます。
相手先限定割引
携帯電話の基本はやっぱり通話ですから、通話料金が安いに越したことはありません。割引は各社工夫しているようで、電話する相手がほとんど決まっている人にとってはキャリアを選択する際の決め手になるかもしれません。
●事業者
サービス名(月額利用料)
相手、指定件数
割引率
●ドコモ
ゆうゆうコール(月額利用料:180円)
携帯、PHS(事業者問わず)、NTT一般加入、5件
10%、相手がドコモの場合は30%
●au (デジタル)
オンリーユー(月額利用料:300円)
au電話、3件(うち1件はNTT一般加入電話でも可)
50%(ただしコミコミ家族割引と組み合わせた場合は、全体で60%)
どっちもトーク(月額利用料:1件につき300円)
NTT一般電話、3件
25%、NTT側からかけた電話料金も25%
●au (cdmaOne)
オンリーユー(月額利用料:300円)
au電話、3件(うち1件はNTT一般加入電話でも可)
50%(ただしコミコミ家族割引と組み合わせた場合は、全体で60%)
どっちもトーク(月額利用料:1件につき300円)
NTT一般電話、3件
25%、NTT側からかけた電話料金も25%
●J-PHONE
J-Mates(ジェイ メイト)(月額利用料:300円)
「ビジネスパック」および「トークパック」プランに適用可能
J−フォングループ、5件
50%、メール送信料にも適用
●ツーカー
ダイアル☆パンチ(月額利用料:1件につき150円)
全プランに適用可能
ツーカーグループ/関東・中部を除くauグループ、5件
50%
評:
ドコモとその他のキャリアで大きく内容が分かれます。ドコモは相手の事業者を限定しておらず、一番良心的と言えますが割引率はいまいちです。一方、au/J-フォン/ツーカーには50%も割引になるサービスがありますが、相手先が自社やグループ会社に限定されます。ユニークなのはauのどっちもトーク。相手側の料金も割引になってしまうって、実はすごいことなのでは?
家族割引
家族で加入すると基本料や通話料が割引になるサービスです。各キャリアとも契約数増加の切り札として力を入れているのではないかと思います。ただし請求書は1つになってしまいますので、その点は注意してください。
●事業者
サービス名(月額利用料)
主回線の適用プラン、割引率
副回線の適用プラン、最大台数、割引率
特徴/補足
●ドコモ
ファミリー割引(月額利用料:無料)
主回線: 全料金プラン対象(ドニーチョを除く)、基本料金と家族間通話20%引き
副回線: 全料金プラン対象(ドニーチョを除く)、4台まで、基本料金と家族間通話20%引き
副回線にPHSも指定可能、ただし割引は15%
●au (デジタル)
コミコミ家族割引(月額利用料:無料)
主回線: 全料金プラン対象、基本料金25%、家族間通話料30%引き
副回線: 全料金プラン対象、3台まで、基本料金25%、家族間通話料30%引き
無料通話分を合算して使用可能、デジタル/cdmaOneを自由に組み合わせ可能
●au (cdmaOne)
コミコミ家族割引(月額利用料:無料)
主回線: 全料金プラン対象、基本料金25%、家族間通話料30%引き
副回線: 全料金プラン対象、3台まで、基本料金25%、家族間通話料30%引き
無料通話分を合算して使用可能、デジタル/cdmaOneを自由に組み合わせ可能
●J-PHONE
Jファミリー(月額利用料:無料)
主回線: 全料金プラン対象、割引なし
副回線: ビジネスパックライト/トークパックライト/スタンダードプラン/ローコールプラン/エル・プラン対象、3台まで、基本料金50%引き
無料通話時間も半分に、加入料2000円必要
●ツーカー
ファミリーセレクト(月額利用料:無料)
主回線: 全料金プラン対象、割引なし
副回線: 全料金プラン対象、3台まで、基本料金50%引き
しゃべローシリーズの割引は実質基本使用料部分のみ、加入料2000円必要
評:
思ったより比較が難しいです。J-フォンやツーカーは副回線50%引きでかなりお得に感じますが、副回線に指定できるプランが限定されていたり、実質基本使用料のみの割引だったりします。ドコモやauを含め、副回線をどんな料金プランにしたいかによって、どのキャリアがお得になるか決まってくるでしょう。また、auの無料通話分が合算できるというところをうまく使えば、かなり得になるかもしれないですね。