iでEZなJのページ

ここでは、iモード、EZアクセス&EZウェブ、Jスカイサービスの比較なんかをしたいと思います。
これらを総合したサービス名が思いつかなかったため、こんなページ名になりました。(^^;)
(2000.6.1現在)


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- サービスの概要

- 各キャリアの比較

- 各キャリアの特徴




サービスの概要

最近、iモードとかよく耳にするけど、実際のところ何ができるの?という人のために、できることをまとめました。




各キャリアの比較 Update!!

基本事項、インターネットサイト接続、メールについての比較です。
情報サイト(独自コンテンツ)については、まとめるのは難しいのでとりあえず各キャリアのホームページを見てください。

ドコモ IDO J-PHONE ツーカー
サービス名 iモード
ホームページ
EZアクセス
ホームページ
Jスカイサービス
ホームページ
EZweb
ホームページ
月額基本料金 300円 - EZアクセスA:
200円
- EZアクセスB(EZ PIM利用可):
400円
- Jスカイウェブ:
無料
- Eメールサービス:
200円
- ロングEメールサービス:
250円
- スタンダード:
200円
- プレミアム(EZ PIM利用可):
300円
通信形式 9600pbsパケット 14400bps回線交換/
14400bpsパケット
9600bps回線交換 9600bps回線交換
対応端末 50Xiシリーズ、
スーパードッチーモ
- 回線交換:
C20Xシリーズ
- パケット:
C30Xシリーズ
J-SH02、J-DN02
J-SH03、J-SA02
J-P02、J-T04
TS01、TT01
TK01/TK02
TT02、TP01
インターネットサイト接続
- 使用言語 コンパクトHTML
言語仕様
HDML
言語仕様
MML
言語仕様(HTMLとして)
HDML
言語仕様
- HTMLページの閲覧 一部可能 一部可能 一部可能 一部可能
- 料金 0.3円/1パケット
(1パケット=128byte)
- 回線交換:
最初の1分は3円、以後10円/分
- パケット:
0.27円/1パケット
(1パケット=128byte)
2円/1Kbyte 1分まで 3円
1分以降 10円/分
eメール
- 送信文字数 全角250 - C201H:
全角250
- C202DE/C30Xシリーズ:
全角255
- ロングメール:
全角3000
- スカイメール:
全角64
全角250
- 送信料金 約1円/15文字〜約4円/250文字 - 回線交換:
最初の1分は3円、以後10円/分
- パケット:
1円(約20文字)から
- ロングメール:
8円/1通
- スカイメール:
3円/1通
1分まで 3円
1分以降 10円/分
- 受信文字数 全角250 全角2000 - ロングメール:
全角3000
- スカイメール:
全角192
全角2000
- 受信料金 約1円/15文字〜約2円/250文字 - 回線交換:
最初の1分は3円、以後10円/分
- パケット:
1円(約20文字)から?
(詳細不明)
- ロングメール:
8円/1通
- スカイメール:
無料
1分まで 3円
1分以降 10円/分
- 着信お知らせ なし(常に全部受信) あり(無料) スカイ受信で兼ねる(無料) あり(無料)
- メールアドレス(ドメイン) @docomo.ne.jp @ez?.ido.ne.jp
(?はアルファベット1文字)
@jp-t.ne.jp(東京)
@jp-c.ne.jp(東海)
@t?.ezweb.ne.jp
(?は数字1文字)
- 備考 - - ロング受信&スカイ受信にはロングEメールサービスへの加入が必要
スカイ受信にはEメールサービスへの加入が必要
-
独自メール
- 名称 iモードメール - Jスカイウォーカー -
- 送信文字数 全角250 - - ロングメール:
全角3000
- スカイメール:
全角64
-
- 送信料金 約1円/15文字〜約4円/250文字 - - ロングメール:
8円/1通
- スカイメール:
3円/1通
-
- 従来メールへの送信 <ショートメッセージ>
可能
- <スカイウォーカー>
可能
-
- 受信文字数 全角250 - - ロングメール:
全角3000
- スカイメール:
全角64(ロングメールからは全角192)
-
- 受信料金 約1円/15文字〜約2円/250文字 - - ロングメール:
8円/1通
- スカイメール:
無料
-
- 従来メールの受信 <ショートメッセージ>
可能、ただしiモードメールとして受信
- <スカイウォーカー>
可能
-
- その他特徴 タイマーメール
同時送信(12人)
- 画像、メロディの添付 -
- 備考 - - ロングメール受信にはロングEメールサービスへの加入が必要 -





各キャリアの特徴

●ドコモ
言わずと知れたiモード、絶好調です。今さら特徴を書くまでもないかも知れませんが、一応書きます。(^^;)
  • パケット通信&情報量課金
    これがiモードの使い勝手を向上させている大きな要因です。元々DoPa用に整備していたパケットのインフラを利用しているのでドコモにとっても好都合。
  • インターネット言語にコンパクトHTMLを使用
    HTMLのサブセットになってますので、通常のホームページ作成ソフトでiモード用のホームページを作るのも難しくありません。そのため既にiモード用の個人ホームページもかなりあります。画像のフォーマットも一般的なGIFなので、扱いやすいでしょう。
  • 充実の独自コンテンツ(情報サイト)
    一足早くサービスを開始しただけあって、定番ものからエンターテイメントものまでまんべんなく揃っています。
  • 必要十分のiモードメール
    他キャリアと比べると受信文字数が少なく感じますが、最近は複数のコンテンツ業者が長いメールを読むためのサービスを提供しているため、特に不便は感じないでしょう。それ以上に、1円から送受信できる安い料金が魅力です。
こう書いてみると、全くスキがないですね。うーんすばらしい。他のキャリアがサービス開始しても、iモードの優位は崩れそうもありません。あえて弱点を探すとすると、iモードメールの受信が必ず有料になってしまうことでしょうか。
またiモードは独自規格なので、今後、どんどん機能拡張される可能性はあります。たとえばカラー対応やメロディ対応は最近始まりましたし、JAVA対応はもうスケジューリングされています。ただ問題なのは、コンパクトHTMLに非互換が生じることですね。最近、カラー対応したVer2.0が公開されましたが、今後501iでは見れないホームページとか出てくる可能性があります。


●IDO
cdmaOneの開始と同時にEZアクセスというサービスを始めましたが、一般への浸透度は今ひとつ。開始当時に「iモード vs cdmaOne」と取り上げられることが多かったのも、EZアクセスにとっては不運か。
  • 高速、安定の通信環境
    14400bpsの速度は他にはない特徴です。また当然ながらデータ通信においてもcdmaOneの切れにくいと言う面を引き継いでますので、安定性も高いと言えるでしょう。パケットになったら更に安定することを期待したいです。
  • 世界標準のWAPを採用
    iモードに対抗して・・・という訳でもないでしょうが、こちらは「世界標準」を採用しています。その代わり、個人のホームページが作りにくい、機能拡張が自由にできないという問題はあります。またeメール機能はWAP上でのブラウザメールのような扱いですので、ショートメール感覚ではちょっと使いにくいかもしれません。 日本という市場においては、iモードと比べて不利な規格かなと思いますが、cdmaOneは世界中でのローミングに対応する予定ですので、それを考えれば当然の選択だったのでしょう。
    こう書いてくると、ホームページはWAPの規格で書かれたもの(現状ではHDML)しか閲覧できないように感じてしまいますが、実際はWAPゲートウェイサーバーにより一部のHTMLのページも見れるようになっています。
  • 長いメールの受信も可能なeメール機能
    最大で全角2000文字まで受信できます。標準の機能でここまで対応してくれているというのは、まあ有り難いことではあります。仕様上は送信も2000文字できたと思ったんですが、これはかなりの未確認情報です。(^^;)
  • 携帯電話を電子手帳代わりに使えるEZ PIM
    これはオプション機能ですが、使い方によっては非常に便利だと思います。入力したデータは端末ではなくEZサーバに格納されますので、もし端末を落としたり紛失した場合も、情報の漏れや消失を防ぐことができます。ただし、使用するときは必ず電波が届くところにいなければならないのが難点です。
やっぱりWAPというのが、iモードと比べてとっつきにくいところがあるのかもしれません。でもパケットサービスが始まり、各社から対応機種が発売され、WAPユーザーが増えることによりそれらも徐々に解消していくでしょう。
今まではどうしてもiモードと比較されてしまいましたが、これからはWAPとして、またcdmaOneとしての特徴を活かしたサービス拡充にも力を入れて欲しいです。
と書きながら何をすればいいのか私には思いつきませんが。(^^;)


●J-PHONE
J-PHONEは今までもスカイウェブというサービスを行ってきましたが、今回機能を大幅にアップしたJスカイサービスを始めました。今のところ、iモードの対抗馬の一番手になりそうな感じがします。
  • 回線交換なのに情報量課金
    ここがJ-PHONEの頑張ったところですね。Jスカイサービスを導入するにあたって、J-PHONEでは「新デジタル回線交換接続システム」を開発しました。これにより回線接続までの時間が大幅に短縮され、効率を高めた通信環境を実現したそうです。そして回線交換ではかなり思い切ったと言える情報量課金を実現してしまいました。実際使ってみた感じでは、10秒以下で接続できてパケット並みとはいかないかもしれませんが、なかなかの使い勝手が実現できています。これでビジーなしで快適なら文句はないのですが。
  • HTMLとの親和性を考慮したMMLを採用
    慶應義塾大学と共同開発したという言語です。コンセプトはiモードのコンパクトHTMLに近いですが、より携帯電話向けに考えられているようです。最初からカラー画像に対応した仕様になっていますが、画像フォーマットがPNGである点に注意が必要です。その他はHTMLにかなり似ていますので、一般のホームページ作成ソフトでもJスカイ用のホームページが作成できます。また、iモード用に作られたページも、テキストのみなら閲覧できるところが多いようです。
  • 画像、メロディの添付も可能なロングメール機能
    類似サービスの中で一番長い受信文字数(全角3000文字)に加え、画像やメロディの添付ができてしまいます。この機能を使って、新しい携帯の使い方が生まれるかもしれませんね。期待大です。
    ただ、受信にも8円かかってしまうのがちょっとネックではあります。
    なお、ここで書いたメール機能はオプションですので、必要がなければ契約しなくてもいいです。その際のメール機能は、従来のスカイウォーカーと同じになります。(ロングメール送信はできます)
    あと、Jスカイ対応機から送信したロングメールは、スカイウォーカーのみに対応した機種でも全角192文字まで受信できるので、ロングメールを単に3倍送れるスカイメールとして使用することもできます。
  • 期待できる独自コンテンツ
    現在提供されているものだけ見ても、iモードとは多少異なる路線が期待できそうです。どんどん新ジャンルのコンテンツを開拓して、Jスカイには携帯業界のプレステを目指してもらいましょう!! そうすればドコモを追い越すのも夢じゃない?
他と比べて完全に新規と言っていいサービスで、コンテンツもまだ少なめですが、ドコモの独走を止めるべく今後に大いに期待したいところです。J-フォンとしては、ユーザーに20〜30代の女性が多いことから、この層を狙ったコンテンツを充実していく意向があるようです。やっと全国展開も完了したので、これからが本当のスタートだと思います。


●ツーカー
DDIグループに入ったツーカーは、DDIセルラーが関東、東海地区以外でサービスを行っているEZ webを導入しました。システムは基本的にIDOのEZアクセスと同じですが、コンテンツは一部異なります。
  • メール送受信考慮に入れた課金システム
    最初の1分までは3円と、かなりお得な料金設定です。これはメールの送受信をかなり意識しているようですので、端末のメール機能の使い勝手も向上していることを期待します。また、将来はパケット導入も考えているようです。
  • 世界標準のWAPを採用
    大筋はIDOの説明を参照してください。ただツーカーは世界進出するつもりはないと思いますが。(^^;)
  • 長いメールの受信も可能なeメール機能
    IDOの説明を参照してください。
  • 携帯電話を電子手帳代わりに使えるEZ PIM
    IDOの説明を参照してください。
上にも書きましたが、ほとんどEZアクセスと同じなので書くことがありません。(^^;) EZwebでツーカーとしての独自性を出していくのは難しそうですが、IDOと比べてスカイメールができるという強みがあります。


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