番外編サクラ大戦スーパー歌謡ショウ

はじめに

えっと8月18日、サクラ大戦スーパー歌謡ショウに行ってきました。
サクラ大戦歌謡ショウが何かわからない方は前々回のレポートをご覧ください。
今回から名前は変わってスーパー歌謡ショウになりました。
なにがスーパーなのかはオイオイと(笑)

今年は「新編八犬伝」
そう、あの里見八犬伝のお芝居です。
年々二部のお芝居部分が長くなりますが、今年はどんなものでしょうか?(笑)


開演前とかいろいろ

今年の夏は新春歌謡ショウと同様に青山劇場
厚生年金会館の方は客席は2000席ぐらいですが客席自身は狭く、座るとちょっと辛い
青山劇場は1000席ながらもゆったりと座りやすいです。
そのせいか、日数的には今年は長いです。
平日がかむので19日からは夜の部しかないみたい。
席数が少ないとチケットとりにくいんですけどね(苦笑)

今年は早めに出ました。
いえ、そのつもりでした(苦笑)
でも結局は開演前の10分前程度。
でも開演前になったら真ん中ぐらいになったのでこんなものか。
今年は結構スムーズに入場できました。

で、今年のチケットは18日午後12:00のS席(2階B列44番)
二回の前から2列目ながらも一番端っこ(涙)
でも上からの眺めはそれなりに良かったのでまぁ良いでしょう。

で、今更ですが2階席で初めて気づいたのですが、青山劇場って舞台のフロアが2面あるんですね。1面目はターンテーブルつき、2面目全フロア、セリ(床が上に上がったり下に下がったりするやつ)がある。これって相容れないですよね?
・・・ひょっとしたら青山劇場のHPに書いてあることかも知れないけれど(苦笑)

グッズは開演前に買いました。
パンフとテレカとコースター
コースターは買う気なかったんですが、イラストが良かったのでつい(笑)

あとあと、今回は珍しく今回歌謡ショウ参加初めての方と語らいなどというものをしてしまいました(笑)
一人で不安だったからなのか、それとも人なつっこい人だったからなのか、逆にこちらが緊張しながらお話ししました(苦笑)

前説他

えっと、今回は真ん中に張り出しが出来ました。
これは前列の座席を取っ払ってそこに作られているみたいです。
しかもその真ん中はセリ出しがついたり、階段がついたり、今年は光武(しかも二式!)が出てきました。
今年はこの張り出し部分を手を替え品を替え使ってらっしゃいました。

あの狭い四角の領域に最大4人・・・
大変だねぇ(笑)

あとその両隣には枡席!
えっと座椅子に座る奴です。
人数はざっと40名程度でしょうか?
かぶりつきでみれるので良いのか、それとも近すぎて見にくいのか?
どっちなんでしょう?
もっともあんな席は会員にでもならないと取れないのですが(苦笑)

えっと、今年もあります。広井王子氏の前説(笑)
今年もいろいろ笑わせてもらったのですが・・・・
枡席のこととか、
でも一番印象に残っているのはPS2版サクラ大戦1「熱き血潮に」を作ってます〜って事だったりするんです。何言ってたっけ?(汗)


第1部

第1部は例年通りの登場人物達によるドラマです。
えっと前回の新春歌謡ショウですみれが引退しちゃった後を受けてのお話

すみれがいなくなってちぐはぐになっているときに、八犬伝の舞台をやることになるのですが、すみれが止めたので花組は7人、八人必要な八犬伝をどうする?っていうのがメインストーリーです。

今回のゲストは米田支配人役の池田さんです。最初はなかなかなじまないなぁ〜とか思っていたのですが、劇の途中からすっかり(私が)なじんできました。この人はめらんめい調が似合いますねぇ。
あと新春歌謡ショウから千葉繁さんが再び登場です。主に第2部からの登場ですが。

で、内容ですが1時間の割に良くまとまっていたと思います。
冒頭には最近少なくなっていたミュージカル風にみんなで歌い踊るシーンから始まっています(去年の海神別荘がそういう要素が少なかったのでそう思うのかも)

あと、ギャグ満載(笑)
瞬間移動とか、テレホンショッピング風のコントなどなど
全体的におもしろく、しかもすみれがいなくなってバラバラになりそうなところからまとまるところまで上手くできていたと思います。

ただ、一つだけ不満はといえば、カンナがあんなにすみれ依存症となってみんなと溝を作ってしまったあとなのにあまりその心情が結束に向かう変遷を描くシーンがなかったのが不満と言えば不満。
あとちょっぴり米田の説教でみんなが結束するというのも・・・
もうちょっとみんながぶつかり合った結果結束するというのが良かったかな?ってきもします。

休憩時間

今年は休憩ショウタイムはなかったのですが、その代わりというわけではないのですが・・・

えっとアイリスの空中飛びがありました
なにがスーパーだって市川猿之助さんのスーパー歌舞伎が飛ぶからって、スーパーを付けた以上飛ばすことにした・・・ってことはないでしょうが。

一応1部でも飛んでたんですが、休憩の時の飛びはきれいですねぇ
客席の真ん中まで飛び出る飛びですから♪
金色の紙吹雪を巻きながら飛ぶシーンは本当にきれいでした。
あれだけでも見た人満足するんじゃないかな?

あと休憩は今回も15分
ちょっと舞台が押していたのでもう少し長かったかも

第2部

今回は八犬伝ということで、(私にとっての)見所は序盤の里見の因縁が語られるところ
ダンディー役の園岡さんの活躍が最近少ないと思っていたのですが、やはり本物のミュージカル役者さんということでその声量には驚かされるばかり!
八犬伝ってこういう里見の因縁の部分がメインでおもしろいんじゃないかなぁとか思ってしまう作りでした。

反面、やはり八剣士が集うところはさすがに分量が多いのに7人分全員に見せ場を作ろうとして苦しんだみたい。
でも中盤千葉さんが出てくるところとか、笑いがふんだんに入っていておもしろかったです。

惜しむらくは最後のところ。
八犬伝なので8人目に誰か据えるのかなぁと思っていたのですが、そうではなく、一端ラスボス倒してから仁の文字を持つ最後の一人を捜そう、きっと会いに行きます(たぶん観客を8人目に見立てて)というモチーフで終わっています。
まぁそれはいいのですが、一端そこでお芝居が終わって、浪曲でそれをおさらいして、それから締めの歌が入っています。

この一端お芝居的に終わって浪曲でしめる・・・というシーンは何となく盛り上がりに水を差しているような気がします。
そのままラストのテーマ曲に行った方が盛り上がったのに・・・と思うのは私だけでしょうか?
やっぱり最後あたりが一番苦しんだみたいに思えます

総評

スーパーになっていろいろ無茶しているなぁ(良い意味で)という気がしますが、どうしてもそれまでの歌謡ショウと比べている自分がいたりします。
そういった意味ではやっぱりDVDになったものを何度も見直すともう少し感想が変わるのかもしれませんね(笑)

そろそろ第2部を真剣にやるのとミュージカル風の歌って踊る醍醐味みたいなものとどちらに比重を置くべきなのか考える方が良いような気がしてきますね。