CG:鏡の支配者 リズリー

■タイトル:鏡の支配者 リズリー
■Note:
 私のCG第7作目です。
闇の軍団編の次の敵キャラの女性です。
今では珍しくもない、ワンレングスのお姉ちゃんです。
見てのとおり、右目には義眼が入っており、この瞳に写ったものの能力をコピーできるというとんでもない能力を持つ・・・・のだが、この目は恐いですねぇ。
鏡の中の彼女は明らかに人格が違うという・・・そういう訳のわからない姉ちゃんです。

その後ろに写っているのは2作目の水城ちゃんです。
こっちのほうがかわいいかも・・・


■投稿時のドキュメント
 なるべく当時のまま収録します。

1.水城 対 リズリー

「お前達の希望、気の支配者 空磨は闇の穴に落ちた。次は誰が後を追う?」
 エターナは冷笑を崩さずうれしそうに言う。ルカは既に怒りで冷静さを失っている。紫嵐はまずいなと思った。水城のほうを見やると表情を消した彼女の顔がそこにあった。
「所詮気を付けるのは気の支配者のみ。姫様が直接手を下す事はありません。」

 そう言って現れたのは三人の女。
一人は音の支配者 響、
もう一人は夢の支配者 絵夢、
そしてエターナに声をかけた鏡の支配者 リズリーであった。
「彼らも3人、こちらも3人。丁度一対一でよいでしょう。」
「そうだな、任せよう。」
 エターナはそう言いながらも興醒めしたようにその場を離れた。


「ミスマッチに選んだわね。」リズリーはほくそえむように言う。
「何がだ?」相変わらず表情を消した水城が言う。
「精神的に未熟な時の支配者 ルカが絵夢と、風の支配者 紫嵐と同族の響が戦う。我々に有利な組み合わせだからね。」
「……」
「そして鏡の支配者である私と、貴方達の中で最強の力と精神を誇る水の支配者。この組み合わせは決定的に我々を有利にする。」
「別に弁護してやるわけじゃないが、あいつらはなめないほうが良い。
 そして、このあたしを選んでおいてその余裕は気が違っているんじゃないか?」
「私はまともですよ。あなたは強い。だから私も強い!」
「?」
「何のために我々が一ヶ所にこれだけの支配者達を集めたと思っている?私の能力が鏡に映ったものを攻撃する能力だけだと思っていたのか?」
「で?」
「私のこの右目の義眼は鏡で出来ている。この義眼に映る者の能力を私は身に付ける事が出来る……」
「……」
「つまりはおまえの能力を私は使う事が出来る。ゆえに私はおまえよりさらに強い力を手にいれる事が出来る。」
 リズリーの口調はいつの間にか変わっていた。鏡の中で義眼をさらけ出し怪しく笑うもう一人のリズリーがしゃべっているようだ。
「御託はいい。さっさとかかってこい。」

 初めて水城の顔が狂気に歪んだ。空磨の前では決して見せる事のないある意味では本来の彼女の素顔を……。

to be Continue.......

2.リズリーのプロフィール

性格:
 理知的で冷静でやさしくさえある。しかし、鏡に映る彼女は正反対に残忍で卑怯で凶悪である。二重人格者である(あれ、同一人物だったかな?)
エターナの企みに賛同しているのはいったいどちらの彼女なのだろう案外打算がその動機になっているのかもしれない……

能力:
 鏡に映る自分を鏡の中で自在に操る事が出来る。もう一人のリズリーと言うべき彼女に鏡の中の像を襲われたものはその本人も同様にダメージを受ける事になる。
しかし恐ろしいのはその彼女の右目にうめこまれた義眼であり、その瞳に映った相手の能力をそのままコピーすることができる。
つまり相手が強ければそれだけ強くなれる事になり、ある意味で最強のエスマスター(支配者)であるといえる。

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