CG:ホワイトサレナ正面CG:ホワイトサレナ 背面

■タイトル:ホワイトサレナ(ラフデザイン)
■画材、器材一覧・・・いいかげんに前回と一緒なので一部略(爆)
・下書き:シャープペンシル+落書き帖
   今回はラブデザインのみです。
   リファインすれば多少見れるようになるでしょうが、現在そこまでの根性はありません。
   ・・・ちょっとルリが大きすぎたかもしれません。

■Note:
 本作品はPrincess of White, Second Revengeにでてくるホワイトサレナです。
多分、白プリとリベ2でほとんどデザインは変わりません。
一応、白プリのころのショットと思われます(白百合ルリが写っているので)
文章だけだと伝わりづらいかと思ってデザインを改めて起こしてみました。
この絵を見ながら後の解説を読んでいただけるより分かり易いと思います。

白プリとリベ2での大きな違いですが、アサルトピットが有人用か無人用かです。
アサルトピットはエステバリスカスタムらと共通のものを使用していますので入れ換えが可能です。
(ただ普通の人間で操れる人がいるかわかりませんが)

まずホワイトサレナを一番特徴づけているのが背中に取りつく8枚の翼です。
これは重力波アンテナであり、同時に重力波推進スラスターになってます。
1枚の主翼に対して4枚の副翼がついていて、これが合計八枚ついています。
これらのアンテナは常に重力波ビームをベストの状態で受信できるので通常の量産型エステバリスに対して8倍以上のエネルギーゲインに匹敵します。
この圧倒的なアドバンテージは戦艦並みのディストーションフィールドや高出力ハンドカノン、ボソンジャンプ用のエネルギーを保証しています。
加えて翼そのものが重力波推進スラスターであり、8枚の翼は自在に稼働するので非常に複雑な推進モーメントを産み出すことができます。また翼一枚につき量産型エステバリスなみの推進力を誇るので8枚の翼で爆発的な推進力を産み出すことが出来ます。
しかし、それらの制御はかなり複雑かつ繊細なので非常にコントロールが難しいことの原因となっています。現実問題として、リベ2では間接コントロールとはいえ、ルリとユリカが二人がかりでコントロールしないと動かない代物でした。
また、これらの複雑な機構は当然のごとくメンテナンス性を悪くし、出撃ごとにウリバタケクラスの技術者の調整が必要となる大変運用コストの高い機体に仕上がってしまっています。

次に機体としてはムーバルフレームや一次装甲にCC組成物を組み込んでいるので機体そのものがバッテリとして働きます。これはボソンジャンプの際のエネルギー源確保だけにとどまらず前述したウイング型の重力波アンテナから得られる大電力を受け止めるだけのキャパシティを確保する事に成功しています。
参考までにエクスバリスがグラビティブラストの発射で爆発したのは機体のポテンシャル不足の為です。グラビティブラストを発射するだけのエネルギーに対して、エステバリスのフレーム自身にそれだけのエネルギーをストックするだけのキャパシティがなかったから。
やみくもに重力波アンテナを増やしてもいいことは少しもないということです。

さて、CC組成の構造体を機体に採用する方法はアルストロメリアでも同様だがホワイトサレナはもっと徹底していて、それは肥大化した膝の部分と、大きく膨れたスカート部分にあらわれています。この部位には追加のバッテリが実装されており、ボソンジャンプ後の戦闘のために如何に多くのエネルギーを確保しておくかを重視した結果といえます。

フレームで特徴的なのはそのスタイリッシュさにあります(多分に設計者の趣味が入っていますが)
元来エステバリスは徒手空拳で闘う事を念頭に入れているので基本フレームが格闘戦向きの構造になっていますが、ホワイトサレナはその前提条件を覆して設計しているので、格闘戦に必要な強度などは必要最小限に留められています。
これは後述するディストーションフィールドの強度を見越したうえでのことです。
つまりこの兵器は機動性を武器にした完全な駆逐型の機動兵器であり、そのために格闘型の機動兵器であるエステバリスとは設計思想そのものがまるで異なる事を意味しています。

両手に装備しているのはディストーション・ブレード・・・つまりディストーションフィールドを張る為のブレードである。これはウイングから得られるエネルギーゲインも手伝って戦艦並みのディストーションフィールドを発生させられます。
しかしこのブレードは同時にフィールドランサーであり、格闘戦も考慮されています。
そしてそのブレードのシャフトはそのままハンドカノン用の砲身になっています。
このハンドカノンはブラックサレナとほぼ同じ仕組みのものですが精度と威力は強化されています。
通常はブラックサレナと同様に完全に両手にホールドされていますが、画像のようにホールドを外して刀のような使い方も出来ます。

こうしてみるとホワイトサレナが如何に全ての機能を複合化させて7m弱の機体にさまざまな機能を詰め込んでいるかがよくわかります。

ってな具合です。

CG:ホワイトサレナ フェイスアップ

※追加分
顔回りのアップを書いてみました。
顔の部分はどことなくエステバリス系の面影を残してますが、バイザーによって隠されています。また、頭部が後ろに大きく伸びているように思えますが、実はこれはボンネットが頭部を覆っていると思って下さい。
(だからリベ2ラストでケンのアサルトピットと入れ替えてもこの長く伸びる頭部は変わっていなかったのです(笑))

なお、この長く伸びる後頭部はバードモードに変形したときの機種になります。
・・・一応変形するんですよ、ホワイトサレナって(苦笑)

あと胸回りですが、よくよく見るとPODの面影を何となく残していたりもします。

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