ビデオタイトル |
THE QUEEN OF SPADES |
ジャンル |
オペラ・悲劇 |
原題 |
THE QUEEN OF SPADES |
制作国 |
ソビエト |
邦題 |
スペードの女王 |
出演 |
O. Strizhenov |
制作年 |
1960年 |
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制作社 |
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監督 |
Roman Tikhomirov |
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制作・総指揮 |
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原作・原案 |
Alxander Pushkin |
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脚本 |
G. Vasiliev |
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備考 |
カラー/102分 |
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ビデオ情報 |
Corinth Films |
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青年士官ヘルマンは、リーザに求愛する。しかしヘルマンはカード賭博にはまっていて、かつて「スペードの女王」とよばれた伯爵夫人、リーザの祖母を脅してカードの秘密を聞き出そうとするが、婦人はショック死してしまう。何も聞き出せなかったヘルマンは、リーザにも追い出されてしまう。ところが、伯爵夫人の亡霊がヘルマンの元に現われて、三枚のカードとは3/7/1であることを告げる。やり直すつもりでリーザはヘルマンと会うが、ヘルマンは彼女を捨てて賭博に走り、悲観したリーザは川に身を投げてしまった。一方、カードの秘密をもって賭博に望んだヘルマンは勝ち続けるが、最後の勝負で得たカードは1ではなくスペードのクイーンであり、負けてしまう。そのカードに伯爵夫人の影を見たヘルマンは、その場でピストル自殺を図るが、なぜか死に際にたどり着いたのはリーザが身を投げた川だった。 何度か観ながら調べてみたら、このようなストーリーらしいです。ミュージカルではなく完全なオペラ映画なので、オーケストラは途切れることなく、全てのセリフは歌われます。しかもロシア語の歌劇に英語の字幕、聞いてもわからないわ読むスピードがついていかないわ・・・。まあ、音声も映像もすばらしい作品なので、オペラが好きな方にはお薦めできます。ところで、ヘルマンの胡散臭さ、「プラーグの大学生」ボールウィンに通じるものを感じますな。というわけで、この作品も立派な怪奇幻想映画です。 |