邦題 |
大アマゾンの半魚人 |
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原題 |
Creature from the Black Lagoon |
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制作年 |
1954年 |
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制作国 |
アメリカ |
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制作社 |
ユニヴァーサル・インターナショナル・ピクチャーズ |
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製作 |
ウイリアム・アランド |
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監督 |
ジャック・アーノルド |
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脚本 |
ハリー・エセックス |
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原案 |
モーリス・ジム |
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出演 |
リチャード・カールソン |
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映像情報 |
79分/モノクロ |
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【ストーリー】 アマゾンのとある入り江で、水掻きのある人間の手のような化石が見つかった。しかし、その化石となった生物は僅かながらまだ生き残っており、入り江を調査する学者たちに恐怖と共に忍び寄るのだった。 |
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【コメント】 人魚伝説やケルト人の信仰するダゴンなど、半人半魚のモンスターは古くからありますが、この作品の脚本家たちは「インスマスの影」をヒントに半魚人を創造しました。映画としてはクラシック・モンスターに分類される半魚人ですが、プロットは新しいものだったんですね。しかしストーリーには影響されたところが見えず、滅び行く寂しい半魚人と自然破壊への警鐘となっています。もっとも、水の中は人間の世界ではなく、何が潜んでいるかわからないといった原初的な恐怖と、それが古からの怪物として描かれているあたりは、ラヴクラフト的といえなくもないでしょう。 |