邦題 |
死霊のしたたり2 |
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原題 |
Bride of Re-Animator |
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製作年 |
1990年 |
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製作国 |
アメリカ |
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制作社 |
エンパイア・ピクチャーズ |
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制作 |
ポール・ホワイト |
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監督 |
ブライアン・ユズナ |
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脚本 |
ウディ・キース |
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原作 |
死体蘇生者ハーバート・ウェスト |
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出演 |
ブルース・アボット |
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映像情報 |
86分/カラー |
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【ストーリー】 ハーバート・ウエストの死を克服する研究は狂気の度合を増し、新鮮な死体の手に入る戦争の最前線で医療班と称して研究に励んでいた。そしてミスカトニック大学医学部付属病院に戻った彼の目的は生命を創造することにあった。死体の各部分を盗んできては寄せ集めては理想の女性を創造するかたわら、細胞単位で蘇生させることが可能になったため、人体のパーツを使って妙な化け物を作っては捨てていたりするのだった。 |
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【コメント】 前作ではプロデューサーであったブライアン・ユズナが監督し、ますますブラックコメディーに磨きがかかっています。続編というだけでラヴクラフトらしさはさらに薄れてしまいましたが、暴走するハーバート・ウエストには拍車がかかってしまいました。 ハーバート・ウェストのパートナーには引き続きダン・ケイン。前作で“頭をつぶされて”死んだはずのドクターヒルは“頭だけで”蘇生して再登場。ウェストに復讐を誓ってコウモリの羽を移植し、喜々として飛び回る姿がお茶目です。これらを支える特殊メイクをスクリーミング・マッド・ジョージが担当しています。 原題の「Bride of Re-Animator」は「Bride of Frankenstein」からきていように、「死体蘇生人ハーバード・ウエスト」のルーツといえそうな「フランケンシュタイン」へのオマージュにもなっています。グロテスクとロマンティックという全く異なる雰囲気を持つはずのそれぞれの原作・映画ではありますが、どことなく同じような匂いを感じるのは気のせいでしょうか。 |