1.我家の収納アイデア |
収納例 |

部屋の隅にオリコンを積み上げています。転倒防止策が必要ですが周りに何も無いので今の所積み上げただけです。 |
 長物類を上に積み、車内はオリコンのみで上からキルティングのグランドマット(お手製)で覆っています。

寝袋とイスとロールマットを天井近くの壁に棚を作って収納しています。
寝袋はたまには、紐をゆるめて内綿の弾力を損なわないようにすることが必要です! |
2.BBQ網の洗浄方法 |
タワシ等で洗うと網がたわんでしまいますので、「3cm角で長さ30cm程の角材」を用意します。平らな所で網を角材でこするとこびりついた食材は簡単にとれます。BBQを始める前、網に「酢」をティッシュに含ませて薄く塗るだけでひどい焦げつきも簡単に取れる。鉄板にアルミホイルを敷くと厄介な焦げつきもおさらば。後片付けも簡単。 |
3.テント・タープの収納時の注意 |
テント・タープの収納時に几帳面に毎回同じ折り目で折りたたんでいると縫合部の接着が弱まり雨漏りの原因になりますので要注意! |
4.ジッパーのメンテナンス |
寝袋やテントのジッパーを気持ちよく使う為にはジッパー部にろうそくを塗り込めば快適。 |
5.美味しいご飯の炊き方 我家は「手嶋式」 |
◆「飯ごう」タイプ炊飯方法 ・・・ コンロだと丸型飯ごうが兵式飯ごうより安定していて扱い易い
- 水の量を調整する
- 30分ほどお米に水を浸透させる(浸透させてから水の量を調整しないように)
- やや強火で炊き始める
- 5〜6分で吹きこぼれ始めるので中火にする
- 飯ごうの蓋が上下し始めたら圧力が逃げないようにフタの上に石などでオモシをする
- 湯気が出なくなったら、30秒ほど中火で最後の水気を飛ばす
- コンロから降ろして飯ごうを逆さに置いて15分ほど蒸らす。
◆「手嶋式」鍋タイプ炊飯方法 ・・・ 『3−10−3−10方式』とも呼ばれ飯ごうでも使える
- 吹きこぼれるまでは上の1から3と同じ
- 吹きこぼれたら3分間強火で炊き続ける
- クッカーを10分間火から降ろす
- 再び弱火で3分間炊く
- クッカーを降ろして10分間そのまま蒸らす
「始めチョロチョロ・・」は鉄の釜で炊く場合で浸水させたお米の場合は最初から強火!水量ミスでご飯に芯が残った場合は、日本酒を少量加えて2〜3分中火で炊けば少しはマシになります。無ければ水でもOK。念のため予備のお米は用意しておきたいものです。
|
6.ネイルペグと金槌で「鬼に金棒」 |
以前はプラスチックペグにゴムハンマーを使っていましたが硬い地面ではプラペグでは歯が立たないのでネイルペグに変えました。またゴムハンマーは反発力が強いので打ちづらく金槌が重宝してます。450gほどの中型のものでOK! ネイルペグを抜くには1mほどの鉄棒1本有れば「てこの応用」で簡単に抜けます。
ネイルペグでも頭が「L字」に曲がっていないモノは抜くのに一苦労します。 |
7.寒 さ 対 策 |
寒くなってもキャンプを楽しもう!
空気の層と仲良くするのがポイント!
- 地面からの冷気遮断が1番大切 ⇒ テントの下にブルーシートと段ボール紙を敷く
- テント内には、ロールマット(銀の面が上)。マットの下にゴザや新聞紙を敷いてもOK。
- ロールマットの上には、グランドマット(キルティング等)
- エアーマットは地面からの冷気をカットし、空気の層が体温を逃がしません
- 外気からの冷え込み防止1 ⇒ フライシートの下にミニシートを掛け空気の層を増やす
- 外気からの冷え込み防止2 ⇒ テントの上にタープ(ブルーシート)で臨時の屋根を
- 貼れるカイロを寝袋の裏面にピタッ
- 一番眠れないのが足元の冷え ⇒ 貼れるカイロを寝袋の足先か靴下の裏にピタッ
- 寝袋の足先に着替えた服などを詰め込んで空気の層をたくさん作る
- 500mlのペットボトルにお湯を注ぎタオルで巻いて即席「湯たんぽ」
- 靴下は厚めのものか、薄いものを重ねて履く。重ねた間にカイロを入れてもOK
- 封筒型の寝袋は首筋がスースーします ⇒ タオル等を首に巻く
- ガスランタン(ヒーター)でテント内を暖める ⇒ 暖気は上に行くので燃焼中は入り口は開けておく
- 前室が有るなら前室もガスランタンで暖めましょう(七輪等の併用は自殺行為!)
- 当然寝袋の上からは毛布を掛けましょう
- 夕食はにんにく料理で体の中からポカポカ暖まるキムチ鍋に。発汗作用を高める生姜や唐辛子の香辛料のタレと体温上昇効果大の根菜類(人参・大根・里芋)をタップリと。
- (外)簡易ヒーター ⇒ シングルバーナーの上に空缶(釘で穴を空ける)を伏せて燃焼
- テーブルの下に上記空缶ストーブを置き暖気が逃げないように大きめのテーブルクロスでテーブルを覆う。我家の冬用テーブルクロスはフリース製で夜は毛布代わりです。
- AC電源サイトならホットカーペットも電気毛布も使えます
- テーブルクロス用(園芸用)の透明ナイロン(幅120cm・厚み2o)をタープのポールに固定してポール間に風よけの壁を作る。私家では10m分のナイロンを必要に応じて取り出して使っています。 兵庫県の「湯の原温泉キャンプ場」案内に参考写真が有ります。
- 「熱燗」でキュッ!
|
8.正しい着火剤の使い方 |
ゼリー状着火剤の爆発事故が後を絶ちません! 3m四方にゼリー状の火が飛び散ります。 着火剤の中身の成分は殆どアルコールです。火の近くに置いていると容器の中で気化しています 火の上から追加補充すると火がゼリーに沿い燃え上り容器に引火します
横から補充しても気化したガスに引火することも有ります
着火剤は、点火前に使用するもので途中で追加してはいけません
着火剤は、火の近くに置かず使用後は一度フタをあけた後全体を冷やして下さい。
9.BBQ火起こし術 |
BBQコンロを囲んで炭起こしに悪戦苦闘している様子を見かけることがあります。
- 新聞紙半頁ほどをコンロ中心に2〜3個に丸めます
- その周りに木屑か周辺にある乾いた小枝を置きます
- 着火剤を使うならこの時点で投入します
- 割り箸や細い薪を火元中心から空気の通り道を確保しながら放射状(円錐状)に置きます
- 新聞に火を付けます
- 徐々に大き目の薪を放射状に足していきます
- 小さい消し炭がある場合はここで薪の間に空気道を閉ざさないように置きます
- 薪に火が付くまで様子を見て、大きな炭を置きます
- 炭下半分が赤くなった時点で3等分してコンロ内に分けます
- 各炭山に追加の炭を投入してコンロ全体に広げます
- 炭が白くなるまで20〜30分間待ちます。赤い炭は温度が高すぎます
- 炭の上に網の位置に手を広げ2〜3秒我慢できる温度が適温です。
- この時点で網を置きます
- コゲ(こびり付き)防止に網の上にアブラミをこすり付けるか酢を塗ります
終わった後で・・
炭が燃え尽きる前に水をかけて「消し炭」を作って次回使います
水を直接かけると高温の水蒸気で火傷しますので周から少しづつ消していきましょう。もしくは炭をバケツ等の水の中へ1個ずつ入れて消します。
|
10.BBQアイデア{あるある大辞典編} |
野菜等は水分が飛んでパリパリになります、焼く前にオイルを塗るかホイルで包めば解決!
【デザート】 まるごとバナナ
火が弱くなったらバナナ丸ごと置き焼き面が黒くなるまで焼きひっくり返す
全体が黒くなり表面から湯気が出てきたら出来上がり
好みでブランデーやハチミツをかけてもOK
【デザート】 焼きようかん
蒸しようかんを1cmほどに切ってそのまま網に置く
表面がパリッとするまで焼く
栗蒸しようかんもOK
|
11.寝袋の洗濯 |
まずシュラフの素材をチェックしましょう。シュラフの表地、裏地、中綿の材質は様々で、例えば表地はナイロンや綿、中綿はポリエステルなどの化繊やダウンが使われます。今回は中綿がポリエステルなどの化繊である場合に限定して説明します。
また生地や染料によって色落ちする場合がありますので、洗剤を必ず一度目立たない場所で試しましょう。不安な人はショップやクリーニング店に相談してから試して下さい。ダウンの場合は特に注意が必要です不安な人は下記料金表を参考に依頼するのも堅実です(購入価格と比較が必要)。
【準備】ファスナーを全開にして広げ、糸のほつれや生地の切れ・裂けなどをチェックし有れば補修してください。洗濯時は中身の綿や生地全てが水を含んでしまうわけですので、洗濯中は寝袋がものすごい重量になります。このとき表地や裏地に切れ・裂けがあるとその部分に負担がかかり、傷が広がってしまうことがある為です。1日に全ての寝袋を洗おうとせず数回に分けて行いましょう。徐々にコツがつかめてきますし失敗もしなくなります。
- 浴槽に人肌程度のぬるま湯を寝袋全体が浸かる深さまで入れ、中性洗剤を薄めに溶かしてよくかき混ぜてください(液体が理想)。
- ファスナー全開のまま中の空気を押し出すようにゆっくりと湯に沈め、押し洗いを十分に行ってください。汚れのひどい箇所は、始めに歯ブラシ等でかるくこすって落とします。生地や中綿が傷ついてしまわないようにやさしく押し洗いを繰りかえし、繊維同士をこすりつけることは避けてください。濡れてしまうとシミが分からなくなる場合が有ります、白い糸で縫ってマーキングしておくのも方法です。
- 全体の押し洗いを終えたら浴槽の栓を抜いてよごれた湯を流してください。寝袋をなるべくきれいに折りたたんだ状態で上から押し、含んだ水分を押し出します。再度お湯をためるなどして、寝袋から泡が出なくなるまで押し洗いの要領ですすぎを繰り返していきます。
このとき洗剤が残っていると変色の原因になる場合もありますので、すすぎは念入りにしましょう。はじめに薄めに洗剤を溶かすのは、このすすぎのときに洗剤がなるべく残らないようにするためです。
- 浴槽の中で小さく折りたたみ、体重をかけてなるべく水をしぼり出してください。
水を含んで重たくなった寝袋を上からつまみ上げると、生地に大きな負担がかかってしまいます。水を含んだ寝袋の重さはハンパではありません。ハッキリ言って想像をはるかに越えるものです。両手で下からすくうようにして浴槽から取り出さないと生地に大きな負担がかかり、最悪の場合切れてしまう場合がありますし、中綿がかたよる原因ともなってしまいます。
水をしぼり出してすくいあげた後、新聞紙を敷いたタオルなどの上に暫く置いて水気を取ってあげるとさらによいと思います。
- 水気を切った後はまず形を整えてください。このあとすぐに物干し竿やロープにかけてしまうと中綿が偏ってしまいますので、まずはハンモックか網戸かスノコや綺麗にしたハシゴの上に乗せ、風通しの良いところで陰干ししてください。直射日光のあたるところで干してしまうと、生地の変色・劣化の原因になってしまいます。乾燥機は厳禁です。
寝袋が完全に乾くまでは夏で4日程、オフシーズンで1週間以上かかると考えてもらったほうがいいです。ダマになっている箇所があるとそこだけ乾きが悪くなるので、時々チェックしてほぐしてあげてください。洗っている最中に中綿が万一かたよっていた場合でも、このときにほぐすことで均一にしてあげることができます。
- 仕上げとして乾燥した後は、テントと同じように外側の表地に防水スプレーを吹きつけて完了。薄く2回塗りする方が効果的です。こうすることで撥水性保たれ汚れがつきにくくなります。
【ワンポイント】キャンプ場の移動時のみ寝袋は丸めてストレッチコードで縛って下さい。シーズン中でも寝袋の袋に収納してからストレッチコードは緩めて下さい。シーズンオフは古着のTシャツなどを袋代わりにゆったりと寝かせてあげて下さい。
平均的なクリーニング店料金(大人用) 化 繊 : 1000円〜1500円 ダウン : 1500円〜2000円 防水処理:+200円〜+1000円 乾燥に時間がかかるので1週間の余裕を持ちましょう。 ドラム式の乾燥は避けてもらうよう依頼してもいいです。 |
|
12.ガス器具の手入れ |
カートリッジタイプのガスボンベを使用する器具には、ランタンやバーナー等どんなものであっても必ずО(オー)リングがあります。ガスをねじ込む部分をのぞき込むと一番奥に黒い輪ゴムが見えますがそれがОリングで、ガスが漏れ出すのを防止している非常に重要なパーツなのです。
- 上からのぞいて、きれいな円形であればOKです。一部でも切れていたり、傷がついていたり、つぶれていたりした場合はすぐに交換しましょう。安全ピンの針等で引っ掛けて抜き取ります。セットする時はОリングを傷つけないように注意しつまようじ等を使用するとうまくいきます。
傷んでいたら迷わず交換しましょう。
- クッション性や密着性が有りゴムでなければダメなのですが、デメリットもあります。ガスの取り付けが繰り返されることで、圧力がかかってつぶれたり磨耗したりしますし、使用回数がそれほど多くはなかったとしても時間の経過と共に劣化してしまいます。傷や劣化したまま使用するとガス漏れやガス詰まりを起こしトラブルの原因となります。シーズン前に確認することがベストですが使用時にも覗き込んでみましょう。マントルのように替えを常備するのがベストですがマントルと異なり使わなくても劣化します。
- 専用のリングを使いましょう。ホームセンターに行くと工業用のОリングが売られていますが、ガス器具用のОリングには、耐熱性・耐ガス透過性・耐磨耗性等において特に優れた材質のゴムが使用されています。見た目は似ていても、性能は格段の差があります。サイズが同じでも絶対に使わないで下さい。
| |