<<2000/09/27>>
 
             
THE KRONICLE OF KRONIC
 
Playback Kronic vol.47

最近は「楽しい」と思えること、「夢中になれる」キャラクターがいなくて、「今は『自分』にしか関心なくってさ」(笑)とも言える状況。今週は良くない出来事(「当て逃げ」「ムーア解雇?!」「歯痛」等々)連続でいい加減イヤになっちゃう。(2003年11月現在の記述。今は「写真」とか楽しくやってますよ)
おっと今日はクロニックが来たかもしれない「最強タッグ」の2日目(後楽園ホール大会)じゃないか。ま、クロニックに関しても「奇跡を待ってる」状況だからねえ。いや、「大ファン」の一人である自分の口から言いたくはないけど、冷静かつ一般的な見方をすると、WCW崩壊後のクロニックは…WWF、WWA、AJPW、そしてW-1…「全日本初参戦のあの日」以外は全然ダメやん。「使われ方」云々にも問題大アリなんだけど、これじゃあ「高額」とされるギャラ(真偽のほどは不明)に見合わないかも?
はて、クロニックをWCW時代の扱いで復活させてくれる団体はないものか?私的には極めてお子様向けのクリーンな団体希望。っていうかWCW時代の風貌に戻れるのか?クロニック?!(笑)でも「俺は待ってるぜ!」

さて、WCWの最高権力者(いや実際は違うだろうけど)=ビンス・ルッソーによる理不尽な扱いが続くクロニック、この日もチーム・カナダ所属の軽量級レスラー=エリックス・スキッパーとのハンディキャップ・マッチだってさ…。

 
The Total Turncoat
"THUNDER" 2000/9/27
from GAORA!"THUNDER"

WCWは「クロニックの使い方」を試行錯誤していた。「ヒール転向」?はたまた「ヒーロー路線」継続か?だってチーム・カナダはヒールだけど、「アフリカから出てきたばかり」ってな感じの(違う違う)スキッパー見てると気の毒だもの。「いっそAPAみたいにお笑い路線っちゅうか用心棒路線を歩んでくれたないか?」とか考えてた私はルッソーさんより先見の明有り?(笑)生首さんによると「クロニックに用心棒は似合わない」らしいけど。でも「悪党」より「お笑いキャラ」のほうが似合うと思わないか?みんな?
で、本題。「ルッソーの片腕」に成り上がりつつあったマイク・サンダース。とてもじゃないがレスラーに見えない彼がここまで来たのはその「しゃべくり」能力があってのことだろう。スキッパーとのクルーザー級タイトルマッチを来週に控え、この日も裏工作に奔走していた。タッグマッチを終えたばかりのスキッパーを捕まえて「もう一試合だ!行かないとどうなるか解ってるだろうな?」と命令する。対戦相手も知らされないまましぶしぶリングに戻り、不安げに待つスキッパー。会場が暗転し、鳴り響くは「クロ〜ニック!」のテーマ。


Kronik d. "Prime Time" Elix Skipper

スキッパーはいきなり死んだふり、二匹のクマ(おいおい)は何やら囁きあって控え室に戻ろうとする。その二匹の背中めがけて飛び技で奇襲攻撃をかける無謀なスキッパー。でも敢えなくかわされあとはもう「クロニック・技の見本市」さ。軽量級が相手だとキレイに決まるし、表情にも余裕があるから気持ちいいねえ。
クラーク君たら酷いわ、フォールの体勢から「まだまだ、これで終わりじゃないぜ!」って肩を持ち上げたり、アウトサイダース・エッジの形でアダムス君のフルネルソンに受け継ぐって無駄な動きをしてみたり、無邪気というかキュートな表情が光っていたな。「あ、クラーク君て目青いんだ〜」と気づいたのもこの回だったかな?そんなクラーク君とは対照的にいつもよりちょっと濃い無精ヒゲを生やしたアダムス君は、無表情な二枚目を見事に演じきり、登場時間わずか3分足らずでも心地よい眠りを私にくれたものだった。強いぞ、クロニック!


「一家に一組クロニック」…物騒な世の中でっさかい<<(意味不明)

KRONIC?

BIO

MATCHES

PICS

PLAYBACK

WEEKLY