<<2000/08/07>>
 
             
THE KRONICLE OF KRONIC
 
やったぜ、いつの間にか30号!
Playback Kronic vol.30

30号目の「プレイバック・クロニック」、阪神も30勝目を両リーグ一番乗りにマークした。運命を感じるのは私だけ?「クロニック忘れて阪神で燃えろ!」ってこと?ツボな要素(モロ・クラーク君のムーア投手、「二人の世界」にどっぷりの藪投手×矢野捕手、球団の存在自体もWCW的)が阪神にはあるんだよねぇ。
それにしても「ムーア」ってどこかで?…ああ、そうか!クラーク君に「ム〜ア!」と声援していたトラキチが確かにいたよ、あの夏の日の府立体育館に。さすが大阪、プロ野球から離れていた私には何のことかわかんなかったんだけどさ。
さて、そんな冗談(かなり実話)はさておき、クロニックを取り巻く環境が変わりつつあったこの頃、WCWに限らずプロレス界で「ベルトの重み」ってのは皆無だった。昔人間の私は「チャンピオンをもっとリスペクトしろ!」と歯がゆく思っていたっけね。

 
Rocking And Rising
"MONDAY NITRO" 2000/8/7
from SAMURAI!"NITRO2000"

「週刊」編集のために見るまでは、試合内容をま〜ったく覚えてなかったんだけど、隠れた名勝負だよこれ。クロニックがむちゃくちゃ強いねん、オマケに先輩らしく適当にやられてあげて上手上手〜!
やっぱ、ペイント系と絡まない方が良いなあ。メインエベントもクロニックには重荷でしょう?私はオープニングマッチに颯爽と登場し、あっと言う間(5分以内)で蹴散らして、涼しい顔で去って行くのがクロニックだと思う。それに相手があんまり格下だとしらけちゃう…かといって格上すぎると遠慮して見てるほうがイライラ…ホント難しいわね、アナタ達は。あ、でもアダムス君の苦悶&恍惚の表情の見られるだけでも嬉しいけど。<変態?(笑)


Kronic d. Jindrak and O'Haire

今をときめく?ショーン・オヘイアといつまでも芽が出ないマーク・ジンドラック(ゴメン)の新人君コンビ。仲悪いんだろうな〜ってのがひしひし伝わってきて実にスリリングなチームだ。でも、連携は良いのよ、さすがパワープラント出身!
新人君たちに負けじとアダムス君が殴る、クラーク君が飛ぶ。実は好きなの、大きい人の「飛び技」。ウインダム君とかテイカーさんなんかいいね〜。ま、アダムス君に飛べとは言わないけどさ。
 風車式バックブリーカー、フルネルソンで投げられても立ち上がる挑戦者チーム。(オヘイアのリアクションはいいねえ)何?ハイタイムまで効かない?!しょうがねえ、いまいち受け身のうまくないジンドラックにヒヤヒヤもののメルトダウン!…てな必殺技の波状攻撃。
ところが、クラーク君が大逆転のセントーンボム食らってニア・フォール2.5カウントで危うし。カットに入ったアダムス君はジンドラックと場外戦。クラーク君をコーナーポストに固定したオヘイアがとどめに刺そうとした瞬間、上半身脱いだ(きゃ)アダムス君が場外から生還し、決まるか?久々のハイジャックラリアート?!



しかし、その結末は…スタージャック&パルンボが乱入して挑戦者の反則負け(あ〜あ)。おまけにフィルシーまで出てきて3チームでクロニックを攻撃…救援に駆けつけたのは愉快な軍人さんチーム=MIA。クロニックのベルトはフィルシーに持ち去られ(フィルシーってコソ泥ばっかやってるね・笑)、クロニックとMIAは共同捜索を始めましたとさ。この辺のお子様風味はいかにもWCW 的で大好きよ、適度にお色気(メジャー・ガンズ)もあってさ。
ほどなくMIAはガレージでフィルシーを発見。そこには一見して廃車済みだとわかる車が置いてある。この車がクロニックに破壊されるのは日を見るよりも明らかね。案の定、ガレージのシャッターが開くと、そこにはスレッジハンマーを持ったクロニックが待ちかまえていた。
秋田県は男鹿市の年末行事「なまはげ」(分類上、ハーレム隊長と同じキャラか?)よろしく逃げ遅れたディスコ君(去年マグ様と組んでた彼)に迫るクロニック。でもアナタ達、車壊すならもっと思いきり…特にアダムス君たら腰が引けてるの。で、哀れなディスコ君をボンネットに(かなり遠慮がちな)ハイタ〜イム!ベルトを取り返した二人は仲睦まじく控え室へ。勧善懲悪でめでたしめでたし。
さて来週は、この時期最高の「サンダー」。クロニックが強い、しかも笑える。


この日アダムス君とクラーク君はオイルでツヤツヤ(笑)

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