<<2000/07/09>>
 
             
THE KRONICLE OF KRONIC
 
Playback Kronic vol.23

去年(2002年)の12月1日号でPPV=「グレート・アメリカン・バッシュ」を検証した時に、「バッシュ・アット・ザ・ビーチ」のビデオを探してるって告白した矢先、手に入ってしまったのよ、それもカナダから。なんだか「週刊アダムス君」に書くと実現しちゃうことがいっぱいあったので、言葉は選ばないとな、とか思う。まずは「もう一度アダムス君に会っておでこにちゅ〜したいです」と書いておくか。(笑)
さてさて、今回はクロニックファン必見のPPV!私が見たのは2001年6月と遅かったんだけど(アメリカのダビングモノを入手)「これを見ずにクロニックファンを語っていた自分が恥ずかしい」と思ったよ。アダムス君、クラーク君ともに動きも見栄えも良く、クロニック史に燦然と輝く「ベストバウト」に認定したい。(いや、個人的に思い入れのあるのは別のなんだけど)


"BASH AT THE BEACH"
2000/7/9
from Warner Home Video

クロニックにとって約1ヶ月ぶりのタイトルマッチ。対戦相手は若手ナンバー1のパーフェクト・イベント=ショーン・スタージャック&チャック・パルンボ。彼らは反則勝ちなんかでタイトル奪取してんだよね〜。
緑のレーザー光線の中に浮かび上がるシルエット…やっぱりクロニックはいいなあ〜。入場シーンのアダムス君の気迫を見よ!この人たちとお話ししたなんて今考えるとスゴイよね。
おや、リング上でアダムス君が控えめに誰かにウインク?してる。かわいい女子でもいたのか?(クラーク君じゃあるまいし・笑)はたまた親戚のオバちゃんでもいらっしゃっていたのだろうか?とにかく入場シーンから画面に釘付け。


Kronic d. The perfect event


さて試合、クラシカルにアダムス君とパルンボのにらみ合いに始まり、ゆっくりしたペースで進む。でも、決してダレてるわけじゃなく「昔ながらのプロレスしてます」って印象。前半=挑戦者攻めまくり、中盤=チャンピオンチームが反則スレスレで反撃、終盤=あっと驚く大逆転!の黄金パターン。でもチャンピオンチームはかなりしぶとくハイタイムでも沈まないのよ。そこでクロニックは、アダムス君がパワーボムの体勢で持ち上げたところへクラーク君がトップロープからクローズラインを食らわせるっていうかなり強引な新技(名前はない)を披露!カッコいいけど受ける方はたまらんね、よく受けたスタージャック!さすがアダムス君のファン。(笑)これでクロニックはめでたくタッグ王座返り咲き〜!
しかし、アダムス君にはスリーパーホールドやんな、良くわかってるわ君たち!まともに決まると失神するというこの技。パルンボ&スタージャックの執拗な攻撃に膝をついてうなだれるアダムス君がいいね〜(スリーピィフェチ?)。レフリーチェック3回目で蘇生ってのはすこ〜しわざとらしい気もするけど、ま、よいよい。


Signature Maneuvers

リフトアップ
スラム
ブックエンド?

フルネルソン
バスター

メルトダウン

デスバレー
ドライバー

ハイタイム

このPPVではクロニックの必殺技のすべてが見られる、ってことで「必殺技ミニ辞典」。写真もミニですんません。実はWebストリーミングって企画もあったんだけど、容量のわりにキレイじゃないからボツにしたの。
おや、クラーク君って左利きのはずなのにブックエンドみたいなのは右で投げるのね。この時のメルトダウンはパルンボに体重移動でうま〜くかわされる(スゴイ運動神経!)のが惜しい。アダムス君のデスアレイは私の好きな技の一つ、決まったあと肘ついて起きあがるときの表情が良いのよ(細かい)。ちなみにハイタイムは2連発だよん。私としてはカメラアングル・決めの表情・高さとタイミングを含めて2回目(パルンボ編)が好きだね。


髪がスダレ状態のアンニュイ・アダムス君、ほっとした表情が可愛いクラーク君等々、試合後も見所多数、プロモビデオの素材としてもおっけ〜とかなりお得です。やはり市販のビデオはダビングモノ(左下の画像にマウスを)とは比較にならない美しさなので2年以上待ったかいがあったわ。クロニックファンは中古ねらいでぜひ入手しとくべきですな。(全体に画像が白っぽいのはスモークのせい)


KRONIC?

BIO

MATCHES

PICS

PLAYBACK

WEEKLY