2000/04/16>>
 

THE KRONICLE OF KRONIK
 
Playback Kronic vol.01

もう二年も経つ(2002年4月現在)のか・・・と感慨深い今日この頃。今週から「Playback Kronic」というベタな仮題のまま連載を始めることになってしまった。連載を終える頃(2年計画?少なくとも1年以上だと思う)にはさぞかし立派な「クロニック・データベース」が出来上がることだろう・・・うっとり。ある程度まとまったら「MATCHES」コーナーにストックしていくつもり。
第一回目は2000年4月16日の「Spring Stampede」、クロニックが初登場した記念すべきPPVなのだ。
余談だけどこのタイトルの左右に配置された「3」が見える写真、これの元ネタがわかるアナタはかなりの「WCWマニア」だね。

from the beginning...
"Spring Stampede" 2000/4/16
from Warner Home Video

それは「乱入」で始まった。
「リック・フレアー&レックス・ルガー組 VS シェーン・ダグラス&バブ・バグウェル組」のタイトルマッチ。レフリーがビンス・ルッソーと口論している隙に黒装束で颯爽と登場、ルガーに「HIGHTIME」を食らわして疾風のごとくリングを去った。その結果、バグウェルがルガーを押さえてタイトル防衛となる。(ありがちな展開ですが)この間わずか30秒、あの「(Crush, N.O.D., D.O.A., nWoの)ブライアン・アダムス」だと気づいた観客は何人いたろうか?(すでに忘却の彼方だったかも?)すっかりイメチェンしたアダムス君であった。(親しみを込めて“アダムス君”と呼ばせていただいてます)
「HIGHTIME」という技名はまだ使われておらず、単なる「ダブル・チョークスラム」扱い、某ハリス・ブラザーズの「H-Bomb」にそっくりというウワサもあったりして…。(持ち上げる角度が違うだろうが!それにしてもルガーの受け身は危ない)もちろん「クロニック」ってチーム名もまだ…「アダムスとクラークがWCWに戻って来ました!」とトニー・シャバーニアナウンサーが叫んでいたっけな。(お話は次の日の「NITRO」に続く)



この時期WCWはかなり「煮詰まっていた」感じで、新しい展開に向けて悪戦苦闘していたんじゃないかと思う。なんせこのPPVのメインが「JJ vs DDP」でしょ・・・悪くはないけどなんだか盛り上がりに欠ける印象。
そんな状況の打開策第一弾がこの“クロニック”(これはあくまで私見)。キャラクター&コンセプト原案をブライアン・アダムスがビンス・ルッソーに提示、調整に調整を重ね万を事してのデビューだったらしい。(タイガー服部氏によるともっと早い時期が予定されていた、とか)
私がクロニックに出会った(?)のはこのPPVではなくて、GAORA!の「THUNDER」なのだけど、最初から「おっ!」と目をひく存在だったのよね。


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