3日目


5月5日

迪化街→翡翠博物館→永康街→龍山寺→西昌街夜市

今日朝から迪化街という問屋街で買い物、その後観光、買い物と忙しいぞ!
ちなみに、トイレの水漏れは相変わらず。うーん、部屋の掃除が入った後は止まってるのにぃ。
ホテルで朝食を取らずに、地下鉄問屋街へ。
出かける前に何気なく寄ったホテルの売店で、印鑑が意外に安いことが判明。急でしたが注文。ピンク色の台湾特産の石で手掘りしてもらいます。
その後、地下鉄で移動して問屋街からちょっと外れた「佳興魚丸店」という魚のすり身団子がおいしいスープを出してくれる店で朝食。おいしかったです!

店の中でおばちゃんたちが一生懸命団子作ってます。地元の人も多く訪れる店だそうで、魚の肉団子と、中に肉が入った小龍包みたいな団子の入ったスープを出してくれます。結構おなかいっぱい。出汁に魚のエキスがばっちりですごく飲みやすいです。団子もふわふわ。

満足した後は歩いて問屋街へ。と、ここで横断歩道をわたっているときにMさんが図書館から借りてきた本の中の地図が落下!二人で慌てて探します。
幸い、下に落ちているのを発見することができましたけどね。あぁ、びっくりした。(というわりには、わたしは実は結構冷静でした(笑))
さて、ちょいとしたハプニングはありましたが、無事問屋街について、さあ物色です!まだ午前中の早い時間帯なので、観光客もほとんどおらず、ゆっくり見て歩くことができました。わたしたちが終わるころには結構観光客が出てきて、晴れてるとかなり暑くて大変なので、朝早い観光をおススメします。
問屋街ということもあって、ものすごい量の干しシイタケとか、よくわからない食材がいっぱいです。見ているだけでもすごく楽しい!


しいたけチップというのを探していたのですが、なかなか見つかりませんでした。お茶もからすみも本当にいっぱいあるので、あらかじめ下調べして根性で店を探しにいくか、「一期一会」で買うか、作戦を考えたほうがいいと思います。
ちなみにわたしはご存じのとおりまったく!下調べなどしていなかったので、すべてが一期一会だったのですが、からすみだけはMさんの下調べのおかげで、「永久號烏魚子專賣店」という有名店から買うことができました。
購入したのは、お花が咲くお茶(お土産用)、しいたけチップ(はじっこのお店の片隅にありました)、金針(お花?の食材。昔、母が使ってたことがあった)と、からすみ、果物茶。みんなとても安かったです。一期一会でも、十分楽しめます。迷ったのが「八千菓」という物体。ガイドブックに当然載っていない。なんだろう。いろいろなところで見たのですが、最後まで迷って買えず。後で調べてみたら、果物の乾燥したもののようですね。細かくサイコロ状に切って売ってあります。のどとかに効くらしい。
Mさんはほかに可愛いかごやハスの実のお菓子などを購入していました。ちょっと感心したのは、お店の人の対応です。ハスの実のお菓子を買うときに、Mさんが黒い部分があることを気にしていたら、「芽の部分だから問題ない」と説明してくれたり、袋を開けて確かめたあとにちょっと中身がこぼれてしまったら、きちんともう一度とりわけてくれたりと、すごく丁寧に対応してくれるのです。これは、感心しました。他の国だとこうはいかない。
台湾は、すごくこういうところが日本的で、そしておばさんがすごく親切です(笑)。
たくさん買い物をして満足したので、歩いてホテルまで荷物を置きに帰ります。途中で、わたしにトイレ危機(泣)。今回は大丈夫だと思ったのに!

なんとか地下鉄で用をすませて、ホテルに帰ります。荷物を置いてから、またすぐ出かけます。
ちょうどお昼の時間だったので、「濟南鮮湯包」という小龍包がおいしいお店へ。ガイドブックに載ってるような有名店はすごく並ぶそうです。ここもかなり混んでいましたけど、わたしたちが行ったときには偶然席が空いてくれました。早速小龍包としらす炒飯、青菜のおひたしを注文。二人で一品だけで十分な量です。


小龍包は食いかけで気付いて慌てて撮った

満足した後は、翡翠博物館です.....と思ったら、移動途中にMさんの靴がどんどん壊れていく〜!
慌てて一回ホテルに戻って靴を変えて、改めて出直します。
翡翠博物館は、なんかセレブな芸術家が「故宮博物館の有名な白菜彫刻なんて、俺でもできるぜ!」的な細かさの翡翠の彫刻を作って自分で公開してるって感じです(うわぁ、身もふたもねぇ!)。
なんか、すごいんだけど、すごく無理のある彫刻っていうか中国の人ってなんでこんなに虫が好きなの?っていうか。(^_^;)
いや、きれいで素晴らしいと思います。でも、故宮博物館の感動には負けますねぇ。ここ、トイレまでセレブな感じで、Mさんと「お金余ってるんだね、絶対ここの経営赤字だろうに」(←ちょー失礼)と話し合いながら外に出ました。
一応、フォローしときます。作品はすばらしいです!わたしにあわなかっただけで。

その後は、また買い物のために今度は永康街へ。ここには有名なお茶屋さんとか雑貨屋さんが集まってます。
わたしの目的は、ここで自分用のお茶と茶器を買うこと。珍しくお茶だけはリサーチ済みです。
まずは、「興華名茶」という家族で経営しているお茶屋さん。ここは、無機農薬のお茶しか扱ってません。行ってみたら、カードが使えるというので一気に購買意欲向上!凍頂烏龍茶とジャスミン茶を購入。
その後、次の目当てのお店に向かって歩いているうちに、可愛い雑貨屋さん発見。うっかり入ってしまい、ここで服を購入。だって、カード使えるんだもん!
その後、茶器が目的のお店へ。ここでふたにガラスの蝶がついている茶器を購入。ふたが斜めに閉まるので、不思議に思っていじっていたら「こうやってお茶をそそぐのだ」と解説してもらいました。なるほど!目当ての色のものは売れてしまっていたけれど、きれいな青と緑のグラデーションのものがあったので、それを購入。
すっかり満足して、その後は「永康15」というマンゴーかき氷の店へ行ってみることにしました。すんごく混んでいたので、持ち帰りにしようとしていたのですが、寸劇で席をGET!いやぁ、今日は席をGETできる日だわ。
マンゴーかき氷はすげぇ巨大でした。二人で1つで十分です。たんまりのかき氷の上に、マンゴーやらマンゴーゼリーやら、アイスクリームやらがてんこもりで乗っています。かき氷の下にはカラメルソース?香ばしいシロップみたいなものが入っている。もくもくと食べてしまった。

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どんぶり山もりです。

買い物もしたし、おいしいものも食べたしで満足して、いったんホテルに帰ることに。途中、有名な小龍包の店の前も通ったのですが、すさましい混み具合でした。いや、これ並ぶのも大変っつーか、いつ受け取れるかわかんない感じです。
ホテルで一休みした後は、中国靴の専門店に行ってみることにしました。着いたのが6時ころだったのですが、なぜか閉まっている。えぇ〜ガイドブックには10時まで毎日やってるって書いてあるのに〜。
仕方がないので次の日もう一度チャレンジすることにして、龍山寺とその近くの「華西街夜市〜広州街夜市」に行ってみることにしました。
龍山寺は、思っていたよりもずっと良かったです。建物には感動しなかったけど、台湾の人たちの信仰心のあつさに感銘しました。本当にみんな一心に拝んでいるのです。その詠唱の声が境内にずっと響いています。誰が指揮しているわけでもないのに、みんなで声を合わせて拝むのです。すごいなぁと思いました。

お寺で神妙な気分になった後は、夜市で夕飯です。ここは先に見た夜市とはまた違った雰囲気で、もっと下町のお祭りの出店という感じ。ここは海産物のお店が多かったのですが、さすがにちょっと怖い。 カモ肉っぽいものを出しているお店に入ってみたのですが、例によってメニューがわからない。カモ肉のスープらしきもの「好吃鹹菜鴨」と魚と野菜の炒め物らしきもの「魯白菜」を頼んでみたのですが、そこそこおいしかったです。
今までの反省を生かし、ここではメニューの写真をGET!.....だけど、ネットで検索しても当然出てこない。あまり意味なかったか.....


左:「好吃鹹菜鴨」 右:「魯白菜」

その他に、イモのでんぷんを揚げた甘いお菓子「地瓜球」とかを食べてみましたが、おいしかったです!
その後は、「ホテルで台湾ビールでちょっと宴会しよう!」という話なったので、龍山寺の駅校内のお店でネギもちを購入。これは、広島風お好み焼きみたいな感じのもので、頼むとその場で焼いてくれます。
台北駅まで地下鉄で帰り、駅構内のドラッグストアでお土産用の美容パックを購入。途中のコンビニで台湾ビールを買って、ホテルでプチ宴会。ネギもちはおいしかったです!
この日から、トイレの水漏れが止まりました。いったいなんだったんだろう.....。