出国〜1日目


5月3日

出国→士林夜市

2年ぶりの海外旅行、なのに心がなかなか踊ってくれない.....
それは、仕事がすさまじく忙しいからさ!(泣)
というわけで、結構前からリサーチして念入りに事前準備をするわたしとしてはかなり珍しく、なあんにも準備をしないままにハッと気づいたらもう3日前。

やっべー!!!

スーツケースは開けてもいないし、使い捨ての下着も買ってない!やばいやばいやばいやば(以下エンドレス)
というわけで、本当に何も下準備なしの出発と相成りました。まぁでも、ここまで油断したのには理由もあって、治安がものすごく良くて都会だからです。
一都市滞在型の旅行は今回で2回目。やはりラクでいいですね。

ちなみに、今回の旅のテーマは「食って、茶飲んで、まったりする」でした。

当日はやはり雨。ううむ。Mさんとの旅行の出発は、いつも雨っぽいな。
駅までタクシーを使っていく途中で、Mさんも拾います。どうやら、朝早くの新幹線は止まっていたらしい。今は少し遅れて運転中とのこと。大丈夫かいな。
駅について確認したところ、そんなに遅れていないようなので一安心。飛行機1本だから、最悪は次の飛行機をなんとかしても大丈夫でしたけど、やはり今までが今までなので(前の旅行記参照)、移動はビクビクしちゃいますね。

結局、数分遅れくらいで出発。羽田空港に着いたときには20分ほど遅れていましたが、飛行機には十分間に合う時間です。
羽田から国際線に乗るのは初めてでしたが、ゴールデンウィーク中なのにかなり空いていました。これから便数が増えると混んでくるのかもしれませんが、すっごいガラガラ。おかげで出国やら搭乗手続きやらがほとんど待ち時間なしで行けたのは楽で良かったです。
手続きが滞りなく澄んだ後は、お店をチラチラと見て、その後カード会社のラウンジに行ってみよう!という話になりました。これも、今回の旅行の目的のひとつ。
たまたま、法人カードというのを持っていたのですよ。高い年会費は払ってないんだけど(^_^;)、ゴールドカード扱いなので、ラウンジが使えるのです。
うろうろと探し回ってようやく見つけたラウンジに入ってみると、おおう、セレブな雰囲気!写真撮れば良かったのですが、忘れました(爆)。
飲み物は数種類あって、無料です。そのほかにも有料ですが軽食があります。足を伸ばして仮眠できるソファなどもあり、なかなか良いです。
Mさんと一緒にコーヒーを飲みながらうっとりとした後、いざ飛行機へ。
雨降りでしたが、飛行機はオンタイムで飛んでくれました。3時間くらいのフライトなので、映画1本見てちょうどいいくらいです。
台北の松山空港は、街中に下りていく感じでなかなか怖いです.....もう一つ空港があるみたいなので、日本の成田と羽田みたいな感じですかね。
ほとんど揺れもしないで無事着陸。時差も1時間なので体はすごく楽です。曇りだったせいか、生ぬるい気温でしたけど暑いというほどではない。
荷物をピックアップした後は、早速両替していざ移動です。
今回は滞在期間は短いけれど、いつもどおりのスーツケースにして帰りはお土産でいっぱいになる予定だったので、結構スカスカで軽い。なので、ホテルまでは頑張って地下鉄で移動しました。
そうそう、東京も地下鉄で移動したんですが、スーツケース2個と一緒に移動するのはなかなか大変でしたねー.....今度は送ろう。
空港から台北駅までは地下鉄で20分くらい。とても近いです。台湾は地下鉄がすごく便利で、たいていの観光場所には地下鉄で移動していました。バスもあるんですけど、路線が難しいので、今回使ったのは1回だけです。
日本にいるときから、台湾の観光局?が出しているプリペイドカードを入手していたのですが、これが便利でした!駅で早速チャージしてほとんどこれだけで移動ができました。ただ、チャージするときには大きな札でやらないほうがいいです。日本みたいに、おつりが出てこない.....そのままチャージになっちゃいます。
バスもこのカード1枚でOK。
あと、移動手段として良く使ったのがタクシー。これも、トラブルがほとんどなく、日本より安く乗れます。きちんと、統制されているようです。

というわけで、まだスーツケースが軽いうちは頑張って地下鉄で移動。ちょうどラッシュ時でかなりゴチャゴチャしたので、いつもの警戒モードを発令して周りにガンを飛ばしましたが、誰もこちらを見ていません。見ているのは、スマートフォン。
.....さすが、ICTを作っている国。日本よりも、普及率高いんじゃないか?
地下鉄内では、まったく危機感を感じませんでした。アメリカの田舎よりも安全なんじゃないのかなぁ。いやなにおいもしなかったし。(国によってはしますからねぇ)
それにしても、台湾の男の子って、なんでみんな前髪が斜めなの?茶髪だし。その割には、ほっぺのニキビ多いよ。斜めの前髪がささるからだよ。

駅についてびっくりしたのは、エスカレーターや階段など、みんな整然と並ぶこと。どうも、中国は横入りするというイメージが強いんですが、台湾は違います。ううん、日本に似ている。

台北駅では、あまりの広さにしばらく迷いましたが、なんとかホテルまでたどり着くことができました。今回泊まった「天成大販店」は、駅から本当に近くだったので、かなり便利。一応、Wifiも使えます。iPhone持ってきて良かった!
「3人部屋だから広いよ〜」と言われて喜んで入ってみたら、シングルとダブルベッドがズドンの並んでいる。.....うんまぁ、3人だね。でも狭いよ。
ちょっと微妙な気持ちになりましたが、きれいだし特に不満はなかったです。トイレの水以外は!(後述参照)
ゆっくりした後は、余力があったので早速観光開始です。
まずは、「兄弟治印」という印鑑屋さんに直行。台湾では手掘りの印鑑が安く買えるようだったので、銀行印を作りたかったのです。が〜.....なんと現金のみの対応。うーん、安いとはいえ、結構なお値段なのでカードで払いたいのだが。カード不対応ということで、断念。ほかの店を調べてみるしかなさそうです。
その後は、台湾名物、夜市に行ってみました。この日は一番大きな夜市の「士林夜市」です。
いやぁ、すごい人です!それに、ものすごくいっぱい出店がある。ここも写真撮り忘れました〜.....なんでも、最近新しく整備したみたいですが、それでもごちゃごちゃ感が抜群です(変な日本語)。
まずは食べ物を物色したのですが、日本語通じると思い込んでいたので、英語も日本語もないメニューでなにがなにやらさっぱり!あああ、きちんと予習しとくんだった。
というわけで、おろおろとしているわたしの脇で、Mさんが胡椒もちGET。味見させてもらったら、おいしかった!外は焼いてあってぱりっとしているのですが、中のジューシーなお肉です。胡椒も利いてておいしい。
一回りした後に、おいしそうなラーメン店に入ってみることに。席に着くと、さっとメニュー表と注文票(メニューの脇に数を書き込む欄がある)を渡され、数を書くように促されます。ほうほう、これは便利!写真を見ながら適当に選んで注文します。
ちなみに、わたしは「台湾擔仔麺」、Mさんは「鮮蝦饂飩麺」を頼みました。
わたしは、ちょっとお肉が乗っている太麺のラーメンで、同じようなメニューなのですがMさんは細麺でした。出てくる時間はわたしのほうが断然早かったです。


左:「台湾擔仔麺」右:「鮮蝦饂飩麺」

この方式は台北では一般的みたいで、席に着くような店では夜市だろうがレストランだろうが変わりませんでした。ただ、後で失敗だったと思うのですが、ガイドブックにもネット検索しても出てないメニューがほとんどなんですよ〜.....メニュー表もしっかり写真に撮るべきだったと思います。
台湾のお店はものすごくテキパキしていて、日本的というか、すぐ出すしすぐ片付けます。なので、メニュー表を再確認する暇がないです(泣)。夜市みたいなごちゃごちゃしているところでも、最低限の衛生状態は確保されている感じで、中国とは違うなぁという印象です。とにかく、すごく日本に似ています。

おなかがいっぱいになった後は、夜市をもう少しひやかします。くだものやさんのところでは強引に試食させられ、ちょっと辟易。また来るから、と適当にいいつくろって逃げました。悪い感じではなかったんだけど、商売熱心すぎるっての。
ひやかしの途中で途中で、お寺があったので入ってみました。
台湾にはいっぱいお寺があって、みなさん大変信心深いです。若い人も、一生懸命拝んでいます。いろいろな神様がいるようですが、航海の無事を守る女神さまが多かったみたいです。
そして、さすが中国という感じでちょー派手!ぎらぎら!宗教ってシックなものだと思っていたけど、台湾は違うんだね.....。


夜市見学を終了した後は、ホテルへ。
台北駅校内の店をひやかしてみたのですが、とにかくとんでもなく広いので壮絶に迷いました。駅構内にはお寿司の店とかドラッグストアには日本の薬とかもおいてあって、いざというときには役にたちそうだねぇーと言いながら、なんとかホテルまでたどり着きました。
その途中で、有名なマッサージやがあったので、飛び込みで入ってみたのですが、今日はさすがに混んでいて無理とのこと。明日の夜の予約を取って、この日は終了。
ホテルでは、なぜかトイレの水がなかなか止まらず、一晩中水漏れ状態でした。まぁ、困るのはホテルだけなんだけど、気になる。おまけに、上からドスンドスンと音がする。夜中なのになんなんだ!
と、いろいろありましたが、さっさと就寝。明日から本格観光だ〜。