５月２日（水）
さぁ、今日はいよいよ最終目的地のベレンティーです。でも、その前にお買い物．．．．．．。δ（＾＾；）
いや、おみやげ買いたいんだけどお店ないんですよ〜！ホテルの近くのスーパーに行ってみたのですが、あ、チョコとかある！帰りにまた寄るからそのとき買おうね〜とみんなで話し合って、この日は買いませんでした。
バスに乗ってさて出発。３時間ほどかかる行程なのですが、いや〜道路がきちんと舗装されていたらきっと１時間かからないよ！でこぼこを避けたり、牛が横切っていくのを待ったり．．．．．。のどかでいいんですけどね。通りすがり、子供たちがバスに向かって走ってきて「こんにちは〜！」とか「甘いものちょう〜だい！」と叫んだり．．．．．．そのたびに手をふったりしてるので、なんか、気分は皇室です。
途中で食虫植物を見たり、村落の市場を見たり、カヌーを作っている現場に出くわしたり、ディディアレスというサボテンが木になったような不思議な植物を見たり．．．．．。このディディアレスはとげとげがいっぱいあるので「スパイニー」とも呼ばれているようです。
そんなこんなしているうちに、まっすぐベレンティーに続く道に出ました。ここからが辛かった！トイレ休憩はないですから、何度「自然に帰ってきます！」と宣言しようと思ったことか．．．．．．！あとから聞いたらみなさんお腹の調子が悪かったみたいで、わたしよりもずっと辛かったみたいです。（わたしは、旅行期間中お腹は大丈夫だった）
『いつまで続くんじゃ、おらあ！』とどつきたくなるような長い長い道もやっと終わって、やったぁ、ベレンティーだああ、でもみんな駆け込んだのはトイレ。
ふう、やっと一心地着いて、あたりを見回してみたら．．．．．。
すっご〜い！！！
木の上にサル〜〜〜！！！
きゃああ！！！
見たかった、横っ飛びサル〜！！！
．．．．．ここから先は、あまり語ることがございません、ええ。
ひたすらはしゃいでました。
みんな、感嘆符が一緒。「おお〜！！！」それしか言わない。あまりにも簡単に目の前にサルが現れるので、すっかり夢中。
サルの群れが去ってから、はっ！
「わたしのリュックがない！！！」
慌てて大騒ぎして探していたら、ふみふみがつかつかとわたしに近寄ってきて、ポン！と背中をたたきます。
「背中。」
．．．．．．はっはっは！夢中になって背負っていたのを忘れてましたよ．．．．．．。
この日は、夕方にサファリ。夕飯食べた後はナイトサファリ。ナイトサファリはやはりお腹の調子が悪かったみなさんには辛かったようです．．．．．。
ベレンティーには、５種類のサルがいるのですが、３種類が昼行性、２種類が夜行性です。わたしたちは、夜行性の一番小さなサル以外見ることができてラッキーだったようです。本当にすぐ近くにまでやってくるワオキツネザル、横っ飛びで有名な白いサルのシファカ、ブラウンキツネザルなどなど。コテージの屋根をサルが走り回り、ドアを開けるとサルがくつろいでいる．．．．．．。
こんなに簡単に野生のサルが見れるとは思っていなかったので、大変感動しました。
そしてピントのずれまくったサルの写真を山ほど撮るはめに．．．．．．（泣）。
そして夜。ここは自家発電なので、夜１０時にはなんと消灯なのです。もちろん、エアコンなどないです。でも結構涼しくて、朝方など寒いくらいでした。
わたしたちは例によって、『注意１秒怪我一生』と歌って、やはりもうもうと蚊取り線香をたきながら寝たのですが．．．．．。
「ぷうぅ〜ん．．．．．．」
げ！
ここの蚊は根性あるぞ！
蚊帳の中にまで入ってくる蚊に辟易しながら、頭から毛布をかぶって眠ったのでした。明日はサルが起こしてくれるかな．．．．．．。
