5月1日 移動日:トゥリアラ、フォート・ドーファン



5月1日(火)
今日は移動日です。移動は午後からなので、午前中は舟遊びをすることに。カヌーに乗って島に連れて行ってもらいます。
島には小さな村落があって、子供たちが遊んでいたり、魚が干してあったり、おばあさんが籠をあんでいたり.....現地の人の生活が垣間見えて、なかなか興味深いです。ゆっくり村を見ていたら、女の子が「お菓子ちょーだい」と寄ってきました。
わたしは、ここで実験。おせんべいを味見させることに。3人姉妹にせんべいをあげて「食べて!」と促します。子供たちは喜んで食べていました。甘くなくてもいいんですねぇ。マダガスカルの主食は米ですから、米のお菓子はおいしいと感じるのかも。梅干も食べさせてみたかったなぁ。

それにしても平日なのに子供が多い。子供は学校がきらいなのだそうです。
そんななか、なんか音が聞こえてくるなぁと思ったら、たらいをひっくり返して太鼓代わりにして演奏している子とそれにあわせて小さな男の子が踊っているのに出会いました。

すっげぇ、リズム感。
パラディドルだよ、おい。

たぶん本能のままだと思うのですが、複雑なリズムはもちろん、フラムやラフまで多用したテクニック。すっげぇ〜!
現地の人の太鼓を叩く姿を見てみたいと思っていたので、すごくラッキー。それにしても、すばらしい。学校行ってないけど、いろんなことを子供たちは学んでいるのかもしれませんねぇ。

午前中の舟遊びが終わったら、午後からは飛行機で移動です。ああ、やってきてしまった。大きい飛行機であってくれ(切実)ぴりぴりしながら待っていたら、突然

うう〜

と空襲警報のような音が。うわーん、飛行機落ちたかと思ったじゃないのさっ!
なんでも、飛行機が着くぞ〜という合図だそうです。うーん、どんな飛行機だろう、と思って見たら、
「ヴィクトリ〜!!!」
ボーイングだぁ!中型だけど。でも60人以上は乗れそうです。これで一安心!
というわかで、移動は一気に楽なものになりました。途中、トゥリアラを経由して(ここなんか定刻よりも早く出発したけど大丈夫だったのかしら)フォート・ドーファンへ。ホテルに着く頃にはさすがにへとへとでした。
でも、ここまでおみやげを買えるスーパーに出会っていなかったので、ホテルの近くのスーパーを確認。あいにくしまっていましたが(メーデーだから!)明日の朝は8時から開いているとのこと。みんなでお金を両替して、明日物色に行くことにしました。

さて、就寝ですが、ここでも『注意1秒怪我一生』と歌って、もうもうと蚊取り線香をたいて、ここには蚊帳もあったので当然張って、十分すぎるほど用心しながら眠ったのでした。