マダガスカルいろいろ情報



マダガスカルについては、驚くほど情報がありませんでした。なので,現地にいって結構驚くことが多くかったのですが、旅行記を書くにあたって、いちいち解説するのも大変なので、少しまとめてみました。

気候(GWの頃)
普通訪れるには、首都のアンタナナリボ・ムロンダバ・ベレンティーだと思いますが、GWの頃はマダガスカルは乾季に入っているので、比較的過ごしやすいかと思います。わたしは、蚊にさされるのが心配だったのと日焼け防止で、ずっと長袖シャツでしたけど、大丈夫でした。ただ、ムロンダバは暑いかもしれませんね〜。半そでシャツが基本でうすいはおりものを常に持って歩くのが一番いいかもしれません。アンタナナリボなんかは、最低気温は5月の仙台くらいでしたから、結構涼しいです。ベレンティーにはエアコンはないですが、それでも大丈夫でした。むしろ夜は肌寒いくらいです。

お金のこと
貨幣は、とても単位が大きいです。フランなんですが、25000フラン、10000フラン、5000フラン、2000フラン、1000フラン.....というように紙幣があるのですが、円で換算するときは50で割るといいようです。ですから、25000フランは500円くらいですかね。物価も安いと思います。おみやげ品は、たとえばTシャツが70000フラン(1400円くらい)、絵葉書が6000フラン(120円くらい)でしたね。買いたくても意外に買えなかったのがバニラビーンズ。地方で値段が違うのですが、3本入って18000フラン(360円)。大した値段じゃないのですが、買いにくかったです。買い物をすると、思わず「うっわ〜」と声が出るほど汚い紙幣でおつりが来ます。すごいです。汚れすぎて、すかしなんて意味がなくなってます。あれ、捏造されても絶対わかりません!きっと回収して新札つくるほどの国力ないんでしょうね......。そのせいでしょうか、マダガスカルの貨幣は国外持ち出し禁止です。両替は銀行や空港、ホテルでやっていますので使う分だけ両替します。わたしは国内にいる間は50米ドルくらいしか使いませんでした。両替できる場所も少なくて、360円のバニラビーンズは高い買い物だったのです。


.....何が苦労したって、この水!水道の水は当然飲めません。茶色の水が出るんですよ.....。歯磨きの水もミネラルウォーターです。何度蛇口の下に歯ブラシを持っていって慌ててひっこめたことか。思い切りすすげないので、歯磨き粉は最低限、すすいだ後の水でちょろちょろっと歯ブラシを洗います。ティッシュで歯ブラシをぬぐってから洗うと水が少なくともなんとかOK。水に関してはいろいろ工夫しましたね。
ですので、現地でミネラルウォーターを確保することにみんなで神経使ってました。洗顔とシャワーだけは、しょうがないからそのまま使いましたけど......。

治安のこと
アフリカの中ではいい方だと思います。町を歩いていても危機感はあまり感じませんでした。ただし、市場はスリやひったくりなどいるようですね。また、ホテルのセーフティボックスも信用できない、と添乗員さんには言われました。ですので、これも危険だったと思うのですが、わたしたちはいつも重要なものは身に付けて歩きました。
治安とはあまり関係ないかもしれませんが、物売りは多いですねぇ。首都から離れれば離れるほど多くなります。こどもたちは「甘いものちょうだい!」と無邪気に寄ってきますが、一人にあげるとさあ大変!ということになるようです。ムロンダバくらいまでは、物売りもこどもたちもうるさくありませんでしたが.....。

特産物
マダガスカルの特産物といえば。有名なのは、バニラービーンズというバニラエッセンスの元。サイザルというアロエのような植物の繊維で作られる籠やかばん。カカオ。胡椒などの香辛料。グレイワイン。手縫いの刺繍製品。などなど.....。たいていはスーパーや空港で手に入ります。露店でも売っていますが、値段交渉が必要。宝石も産地のようなのですが、ちゃんとした店でないとだめ、みたいで.....でもそのちゃんとした店がどこにあるのかはちっともわかりませんでした。