夜、寝ている間もひりひりしていた日焼けはやはり朝には腫れあがったまま。薬を塗ったので幸い水ぶくれができるほどではないですが、今後のことを考えてわたしは帰るまでのんびりすることにしました。ここにいたってようやく「まったり」になったわたし。ふみふみはまだ体力もあったし日焼けもしていないので、午前中は目の前の海でチャプチャプとシュノーケリングをすることに。

朝ごはんを食べた後、コタ･キナバルに行く定期フェリーの時刻を確認して、その後支度をして外に出ます。隣の夫婦は、今日トレッキングだとのこと。あのコースなのかなぁ．．．．．。
泳ぐふみふみを撮影した後、ホテル内にあるエコ博物館へ。ここでは、傷ついたさんごとか魚を治療したり、海の生物を触ることができる場所などがあります。内容はたいしたことがないのですが、「あ、この魚みたなあ」と思う魚がたくさんいたので、結構わたしは海を堪能していたことを実感。
その後は、海岸沿いの小さな生き物や、魚などを観察しながら部屋に帰ります。

相変わらず部屋のカーテンは開けられないけど、とりあえずとても静かだし、ゆっくりまったりとベットでゴロゴロするわたし。しばらくするとふみふみも帰ってきます。
結構魚がいるように思えたけど（だって、部屋の外にはたくさんいるので）、人がいるところにはあまり魚はいないようだし、サピ島ほどさんごもない。というわけで、やはり昨日のほうが楽しかったとのこと。そうかぁ、どうやら山も海もまったりもまんべんなく堪能できたようだな〜。
隣の部屋にもメッセージが来ていたようで、フェリーで会いましょう、と約束してひとまずゴロゴロ。 あ、そうそう、やはりまったく同じコースを逆にたどったらしい。ガイドさんが早くてしんどかったと言っていました。そりゃそうだろう．．．．．。

昼食はスープとパン。これが一番おいしい！でも残念ながら、パイナップルジュースはありませんでした。

軽く昼寝した後は、荷造りしてフェリー着き場へ。島へ遊びに来ていたツアーの人と一緒に乗るのですが、これが非常にかしましい。中国人のツアーはうるさいし、隣に座った男の子はすごいワキガで辟易。おまけに前に座ったおやじは若い女の子を二人連れていて、怪しさ大爆発だった。
帰りの便で、例の「本部長」たちと一緒になるのでは、と危惧していたのですが、どうやら別な便だったようで、彼らにはあれ以来会いませんでした。

コタ・キナバルで現地係員の人に会ってようやく安心。だけど、時間がなくて買い物コースには行けないという。これは困りました。島には何もなかったし、クアラ・ルンプールに着くのは午後の10時過ぎだから、店はしまっている可能性が高いからです。というわけで、コタ・キナバルの空港で10分間くらいで大急ぎで買い物。もう、迷っている暇がない！
幸いというか、マレーシアには魅力的な地場産品があまりなくって、お菓子だけでいいや、とわりきれたので買い物は早かったです。

クアラ･ルンプールからのわたしたちの航空券が換券できないというアクシデントはあったものの、空港でトランジットしながら換券するというのはもうやったことがあるのであまり動じずにすみました。だんだん、旅慣れてきたなぁというか、アクシデント慣れしたなぁというか．．．．．。
でも、夫婦組は、だんなさんの出国カード（入国するときに出国カードを渡されるのです）が見当たらないとかで、少しもめていました。最終的には大丈夫だったのですが、クアラ・ルンプールで出国手続きをするときにかなりかかるかもしれない、ということで、ちょっと心配。
それにしても、奥さんのほうがかなり英語が達者な人で、これはもしもめても大丈夫だろうという感じ。
フライトは順調すぎるくらいで、揺れもしなければ予定時間よりも早く着くといった感じで、非常に楽な旅になりました。飛行機が大きかったので、国内線乗り場に入ることができず、国際線乗り場に直接横付けされたのも幸いしました。普通は２回行われる出国手続きがコタ・キナバルの分だけですみ、ゲート間を移動する手間も省けたんです。換券は手際が悪くてちょいといらいらしたけど大丈夫だったし、夫婦組のだんなさんのカードも、もうすんだことになっているのでＯＫ。
マレーシアのお金を日本円に換金して、残ったお金でちょうどジュースが飲めたので、念願のパイナップルジュースを楽しみました。
手荷物検査も今回はゆるかったので楽だったし、何もアクシデントがない帰路になりました。いや、これが普通なんだと思うけど、いろいろありすぎたんだよね、わたしたちの場合（苦笑）。
フライトはひっじょおに順調だったんだけど、日本に帰ってきたら強風で、地上に降りる瞬間ものすごく揺れました。こわかったし、隣の席の男の子（４〜５歳かなぁ）は吐いてました。おまけに、着地したとき跳ねるし(^^;。こわかった。
入国審査も何もなし、帰りの電車も順調。あぁ、毎回こうだったら楽なのに。

というわけで、テーマからはすっげ外れた旅行にまた！なってしまったけれども、おおむね順調だった今回の旅行。
さて、次はどこだ？