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10月23日

フィレンツェ

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会のステンドグラスの光

教会内部の装飾が多く、お金持ちな教会だなぁというイメージ。
ガイドブックを見ながら、リッピやブルネレッスキの作品をパチパチと写真に収める。
でも、ドナテッロの作品とか、写真にとってないし記憶にもないよ。あかん。
光が色づいてきれいだったので、そればっか見てました。
ここで、燭台のようなものが、骨を保管するものであったことを発見。
よく美術館で見るけど、骨壺だったのか！と納得（違う）。
また、天使が口からストローみたいなものを出してるシュール系の水道発見。
バチカン美術館のときも思ったけど、センスがわからない。
キモ可愛いってことなんだろうか。

キモ可愛い？

１時間ほど見学の後、一旦ホテルに帰ってチェックアウト。
タクシーを呼んでもらって、今日から過ごすアパートのオーナーの店へまず直行。オーナーは日本人の女性で宝飾店を営んでいました。非常にきれいなお店でおしゃれです！
アパートの掃除が終わるまで時間があったので、それまで店に荷物を預けて観光開始

。 歩いてすぐのピッティ宮の中のパラティーナ絵画館へ。ここからフィレンツェカード利用開始！
アプリに入っているカードを起動させて受付で読み込んでもらうと、レシートのような紙をもらいます。
これが、チケットの代わりになるので要注意です。すぐ失くしそうなペラッペラの紙です。
ピッティ宮としてチケットを発行されたので、パラティーナ絵画館だけではなく、ボーボリ庭園やほかの美術館なども一緒に発行されるのでさらに要注意。
まず、その紙を見せてパラティーナへ。
ここはラファエロがとにかくたくさんある！
少しTVで見て予習していたので、一番の目的は「小椅子の聖母」を見ること。
まるっとした形に収まるように計算された絵が美しいです。リッピの聖母子像もきれい。
他にも有名絵画があるので、それはネットや専門書でどうぞ。

ゆっくり見て回って２時間ほどだったと思うのだが、途中で相棒がチケットを紛失したことに気付いた。
まずは絵画館を見て回ったあと、受付で再発行できないか打診してみたが、無理とのこと。
仕方がないので、ボーボリ庭園のみチケット購入。とほほ。
庭園っていうくらいだから、のんびり歩ける場所だと思ったがとんでもない。
坂が多い、段差が多い、ものすごく広い。覚悟が必要。
入ってすぐに、インフェルノでおなじみのブオンタレッティのグロンタとバッカスの噴水チェック！
そうそう、今回の旅はインフェルノがテーマだったよ。
ドアは確認したぜ。
そのほかにも、途中でおぼれてるっぽい天使とか、金魚とかみながらとにかく歩く。
見晴しがいいというベルヴェデーレ要塞に行ってみたかったが、入口わからず。
また、魚っぽい奇妙な噴水を見たかったのだが、道は閉鎖されてるし、迷うし、ようやくたどり着いたら噴水があったらしい跡しかない。
園内の警備の方に聞いたら撤去されてた模様。なんでだよ.....

跡しか残っていない噴水。苦労したのに！

すっかり疲れて、とぼとぼと庭園を後にした。
すっかり疲れたので、ピッティ宮の近くのジェラート屋さんで小休憩。すごい量だった.....
その後、アパート近くまで戻っておすすめされたトラットリアへ。
お昼時間ギリギリだったので、メニューをみてうーんとうなっていたら、急かされた。味はおいしかった。

その後オーナーの店によって、いよいよアパートへ。
鍵の扱いや室内の設備について説明を受ける。
アパートは広くてとても良い感じ！
洗濯機もあるし、自炊もできる！
でも二階へ上る階段は石で狭いし急なんだ.....Kさんが階段は手伝うといった意味がようやくわかった。
相棒は１階、わたしは２階の部屋にすることにして、まずは荷解き。
数日だけど、フィレンツェで暮らす。

まずは足りないものを買い物に行こうということになったのだが、帰ってきてから気付いたが、その前に、残されているものがあったかどうか確認すれば良かった。
スーパーまで行く途中で、サンタ・フェリチタ教会を通ったので気付いて見学。
小さ目な教会で、特にお知らせすることはないかも.....
その後CONADというスーパーへ。
量り売りが多いのだが、システムが良くわからず苦戦。
商品をビニールに入れて、商品についてる番号を押して計量、シールが出てくるというシステムだが、はじめ番号に気付かず苦戦。
今日はポトフにしよう！という作戦だったので、ジャガイモとたまねぎと人参を購入。
そのほかにも良くわからない食材が多数。
困ったのが衣類洗剤で、どれが洗剤なのかそもそもわからない。
店員を捕まえてようやく洗剤コーナーを把握。
他にも、いろいろと日用品を買いたかったけど良くわからずパニックもあり、忘れ物多数。
水だけでは、事前にメーカーまできちんと調べてたので、スムーズ。
同じくらい熱心に調べておくべきだった。そのほかにも、苦戦しながらなんとか肉や野菜を購入してアパートに帰宅。

さっそく調理開始したが、信じられないくらいに包丁が切れない！
皮がむけないし細かくきれないしで、大苦戦。
そして、肝心のスポンジやふきんやクッキングペーパーを忘れていた。
あまっているものはないかとシンクの下をのぞいてみたら、どっさりと衣類洗剤が！みんな調べずに、新しく購入しちゃうんだね.....
今度からきちんと調べなくては。
いろいろがさがさと探していたら、アリとゲジゲジが合わさったような変な虫が！
思わず悲鳴。
虫はどこかに行ってしまったので、もう気にしないことにする。
ふきんもなかったので、仕方ないので100均で買ってきた使い捨てタオルを出してみたが、これが非常に優秀だった。
わたしが包丁と格闘している間に、足りないものを購入するために、相棒が再度スーパーへ。
なんとか、鍋っぽいものを作ることには成功したし、味もまぁ食べられるものができて本当に良かった.....
洗濯もなんとか終了。これで、旅行終わりまで衣類はなんとかなる。
ようやく、テーブルについてディナー。写真撮るの忘れたのが痛恨のミス。