6日目

昨日は久しぶりに爆睡!ふみふみが電気を消したのにも気づかないなんて、わたしにしちゃあ珍しいです。
さて、食べて寝たので今日は随分元気です。でも、今日の観光はトイレのないところばかりなので、水は少なめに。

まずハンガロア村をぐるっと回ってスーパーに寄ります。といっても、田舎の寂れたスーパーなので品揃えはあま りないです。それでも村では貴重な買い物場所なんだとか。水などを仕入れて、トイレに寄ってから出発。

まずはフリモアイの激戦区、アフ・バイフです。ここも、倒れたモアイばっかりです。うーん、早く立ってるモア イが見たいなぁ。

さて、旅に出る前、わたしたちは今回はモアイばっかり見るから、どこで見たのかわからなくならないように、写 真を取るときは順番に指で数字を出して行こう!と決めていました。ここは2箇所目のモアイがある場所だったので「2」と指でだします。

露店が出ていたので覗いてみましたが、石のモアイとか木のモアイとかを売ってるようです。気に入ったら買った ほうがいいですよ〜と言われましたが、何を買ったらいいのやら。結局、何も買わずにいてしまいました。
観光客はたいてい決まったコースをたどるので、露店も同じように動いています。あ、このおばちゃん見たことあるな〜ということもしばしば。
イースター島には公衆電話がないし、携帯電話も普及していないので、村を離れると一気に連絡を取りづらくなってしまうのだそうです。
だから、事故や故障があったらすぐ助けあえるように、ツアーは同じ時間に同じようなコースでまわるんだとか。

次はアフ・アカハンガ。ここも倒れまくっている。なんでも、初めてイースター島に来た王様ホツマツア王(これ が言えないし覚えられない)を祭ってあるんだとか。うーん、倒れていないモアイが見たい〜。ここは3です。最上さんに写真を頼んだら、ちょっと複雑な表 情。???

さて、次は午前中のハイライト、ラノ・ララクです。ここは、モアイほ切り出した山だそうで、よく観光写真に なっているようなモアイはここの写真も多いです。モアイがたくさん埋まっています。すごく壮観な眺めです。ここはちょっとした登山になるので、みんなモア イ観光をしながらがっしがっし歩きます。首がまがっているモアイや、モアイ・ピロピロという特別に名前がついているモアイとかあります。ピロピロ。ビミョ ウな名前だ。
このピロピロちゃんは、一回掘り出されて全長を調べてからまたわざわざ埋められたんだそうです。
.....掘り出したんだったら、そのままにしてればいいのに。保存のためなんですかねぇ。

切り出し途中の巨大モアイとか傾いてるモアイとか、みんな楽しんで写真撮影タイム。正座しているモアイとかも あります。ここの番号は4です。
写真を最上さんに頼むとなぜか口元が笑っている。そんなにポーズがおかしいのか?(確かに、普通はしないようなポーズが多かったけど)

正座モアイ  ラノ・ララク 

傾きモアイ

ガイドの最上さんは、「休んでいても結構ですが、体力のある方は〜」とどんどん山の上に案内してくれるので、 みんな頑張って(休むなんて人はいませんでしたね)登ります。ハードでした!
山頂付近にあるカルデラ湖を見てから(ここいらへんにもモアイがあります。岩が若干普通のモアイと違います)、昼食場所へ。

お弁当を食べながら、みんなで今までの旅行先など話ます。おおお、結構みんな行ってますねぇ。多いのはやはり 世界三大フォールの滝めぐり。いいなぁ、行きたいなぁ。中国も魅力的ですが、今の情勢では厳しいですね。

ゆっくりと休んでからトイレに行って出発です。つぎはやっと立ってるモアイが見れる!
アフ・トンガリキです。ううう、感動〜!!!アフ・トンガリキの前で踊りながらVTRを撮るわたしたち。ここの番号は5です。やはり写真を頼むと最上さん がうれしそうだ。何か受けているらしい、というのはわかるんですが、「なんだろうねぇ?」と首をかしげるわたしたち。
ここには、プカオを乗せたモアイもあるのですが、これは島民がふざけて乗せてしまったものだそうです。
やっと出会えた立つモアイをじっくり楽しんだ後は、年賀ハガキ用の写真もお互い撮影。ここのモアイは日本の企業が起こしたものだから、なんだか感慨深いで す。

アフ・トンガリキ

アフ・トンガリキ「モアイ番号5」

さて、次はアフ・テ・ピト・クラ。言いにくい。ここには、丸い石があり、磁気を帯びているそうで、昔は考え事 をするときにはここに頭をつけたりしたんだそうだ。ここには、モアイ・パロという最大のモアイが転がっています。次に復元されるのは、これだろうと言われ ているそうです。
ここは6。表現が難しくなってきました。やはり写真を撮っている最上さんが含み笑い。
うーむ、どうやらわたしたちが順番に手で数字を出しているのに受けているらしい。.....普通はしないか。

でも、最上さん、ズボンのチャック半分開いてるよ?ちょっと気になるわたしたち。(指摘してあげなよ)

今日最後の観光はアナケナ・ビーチです。ここは島で最大のビーチ(といってもここともう一つしかないのだが) だ そうで、ここの砂にまみれたモアイは保存状態がよく、顔がきちんとしているのだそうです。確かに、彫が深い。アフには彫刻もあり、なぜかモアイの頭部が再 利用されていたりして、ちょっと変わってます。
ここからホツマツア王が上陸したと言われているようで、王のモアイというのもここにある。また、近くの保存状態のよろしいモアイたちはアフ・ナウナウとい うもので、みんなプカオをかぶってます。モアイの目もここから見つかったのだそうです。せっかくのりりしいモアイなので、写真に撮りたいのですが、逆光 〜!!!残念ですが、顔をきちんと撮れませんでした。
ふみふみはビーチの砂を記念に採取していたのですが、ここにも馬が来ているようで、馬糞が.....。白い砂と馬糞。

さて、観光も終ったら後は一直線に村に帰ります。途中、ショッピングのために市場によってもらいます。ここで おみやげ購入開始!
わたしは、貴重だと聞いていた木の皮を薄く延ばしたものに描いた絵を購入。あとはモアイ柄のパレオ。値段交渉で決めていくのですが、「安くならない?」と 聞くとちょっとだけ安くしてくれます。もう少し粘るとおまけをつけてくれる。わたしはあまり頑張らずにそれくらいでOKにしてました。一緒にツアーに行っ た人は、随分頑張っていましたがそんなに下がらなかったようです。
ここの人たちだって観光で生きているんだから、そんなにまけないだろう。

部屋に帰ったあとは、ふみふみが夕焼けモアイを見たいというので、カメラを持って出かけます。ホテルから歩い て5〜10分くらいで立ってるモアイがあるよ、と言われたのですが、歩けど歩けど出てこない!でも、途中の海岸線の波があまりにも見事なので海を撮影。も う少しで日没だ〜という直前にやっとモアイに遭遇。間に合った!
いや〜、夕焼けモアイはすんごくカッコよかったです!写真のアングルも最高!
さびれた港をバックにきれいな空とモアイを撮ることに成功。満足して帰ります。

アフ・リアタ〜という名前だったんだと思うけど。
この日も、さくさく寝ました。