
「いもほり開始!」
子供たちはいっせいに土を掘りだした。そして,「あった!あった!」 「こっちにもあった!」「見て見て,これ大きいよ!」あちらこちらで 歓声があがった。
ここは三田市の隣にある人口8000人あまりの小さな町,美嚢郡吉川町と いうところです。
「11月3日は絶対に晴れる!!」という塾頭の説は今年も大当たり。 とても良い天気に恵まれ、バスから降りたみんなの目の前には美しい山々の紅葉 が広がっていました。いつもは静かなこの畑も毎年このおいもほりの日だけは、 子どもたちの声と笑顔でいっぱいになります。
お昼は青空の下、炭火でバーベキュー。お肉や野菜、もちろん掘ったばかりのおいもも 焼いて食べました。甘くて本当においしかった。 初めて会う違う学年の子達もすぐに打ち解け、一緒に山を散策したり、田んぼで思いっきり遊んだり、木になってる柿を取って食べたり、 日頃の生活とは違った一日が過ごせたと思います。
この一日はみんなの心の中にどのように残るのでしょうか?
みんなが帰った畑に立つ私の目には、楽しそうな子どもたちの声がいつまでも 聞こえていました。
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