ロッテリアでは、メイト(バイトの人のこと)がシフトに入る前に 必ずしなければならないことがあります。それが、「接客7大用語」の 唱和。ユニフォームに着替えてから、従業員入り口を入って厨房に入る 手前で立ち止まって、唱和します。
さらに、うちの店では、あるランク以上のメイトは、それに加えて 「基本4原則」というのも唱和しなければいけなくって、おれもいつも 2つとも唱和していました。この2つを唱和するのに1分くらいかかります。
「基本4原則」というのは、ロッテリアの基本である、Q・C・S・T を文章化したものです。確かおれが辞めてから文章が変わったっていう 噂を聞きましたから、今は少し違ってるかもしれませんね。 当時の内容は以下の通り。
店舗はお客様のためにある(←大前提です)
1.鮮度の高い商品を決められた条件で提供する(QualityのQ)
2.磨き上げられたスカッとした感じの店舗にする(CleanlinessのC)
3.笑顔があり、心のこもった感じのよい応対をする
てきぱきとしたスピーディーな応対をする(ServiceのS)
4.お客様が買っているのは時間である(TimeのT)
4原則のくせに5つセンテンスがありますが、原則が4つでセンテンスが 5つなみたいです。こんなこといったって、あんまり守ってませんでしたが。(笑) ちなみに、マクドナルドでは、「Q・C・S・T」ではなくて、 「Q・S・C・V」って言ってたと思います。前の3つは順番が変わった だけで内容は同じ、Vは「バリュー」の略です。どっこも似たようなこと してるんですね。
で、この後に「接客7大用語」を唱和します。これは全メイトが唱和する ものであって、ほんと、1番最初のオリエンテーションで説明を受けて、 初めてシフトに入る時までに覚えてこいとまで言われます。 そして、羞恥心と戦いながら(慣れてしまえばこっちのもんだけど) いちいちおじぎまでしながら 唱和をするのです。内容は次の通りです。カッコ内はおじぎの時の角度 です。(そんなことまで決まってるんですね)
いらっしゃいませ(30゜)
はい、かしこまりました(15゜)
恐れ入りますが(15゜)
少々お待ち下さいませ(15゜)
お待たせ致しました(15゜)
申し訳ございません(45゜)
ありがとうございました、またご利用下さいませ(30゜)
ありがとうございます、ごゆっくりお召し上がり下さいませ(30゜)
もうお気づきでしょうか。そうです。7大用語のくせに8つある んです。おれは最初このことが許せなかったんですよ。だから、 マニュアルを見たんですけど、最後の2つが、「感謝・再来の挨拶」 ってことで、ひとまとまりなんですって。後者は店内ご飲食の時の 挨拶です。
接客7大用語は、ほんとにロッテリアの接客の基本中の基本 なんですけど、おれはロッテリアで勤務して3年以上経っても、 未だに最後の「ありがとうございます、ごゆっくりお召し上がり下さいませ」 が言えませんでした。お待ち頂いてる商品をお届けにいったときに この言葉を言うんですけど、いっつも「ありがとうございます、 ごゆっくりおべしあがり下さいませ」になるんです^^; なんでだろうって悩んでたんですけどね。多分このセンテンスとは 相性が悪かったんだと思います。