定点撮影の記録
Part 17 京阪交野線
7:51 私市行き 1919以下5連
あるところに立って、通過する電車を記録する超ヒマな記録です。
Part17は、京阪交野線を取り上げてみました。本線の枚方市から別れて私市(きさいち)までの6.9km。のんびりとした支線でしたが、近年宅地化が進み、田園風景も少なくなってきました。昨年(2002年)までは、1900系・2600系といった古い車両が多かったですが、ついに置き換え用の新車・10000系が登場しました。すぐに置き換わることはないでしょうが、とりあえず、騒がれないうちに記録しておきました。

撮影日 2003年4月17日(木)
場 所 京阪交野線 河内森〜私市
対 象 私市行き電車
時 間 7:40〜8:10
レンズ 85mm
アンダーラインのある車番をクリックすると、その電車の写真が現れます。

時刻
先頭車両
両数
コ メ ン ト
7:44262142600系の中でこの編成だけはクーラーが10,500kcal/hのものが3ヶ搭載されています。(2622も同様でしたが、2000年7月に廃車されています)また、日本で初めて光ファイバー使用のモニター装置が搭載された車両でもあります。
7:5119195京阪電車淀屋橋延長40周年を記念して往年の特急色に塗り替えられた編成です。
7:57261942600系の中でも狭窓車だけで構成された4両編成です。
8:031000242002年4月に登場したVVVF車です。2600系・1900系の置き換え用ですが、まだすべてを置き換えるには至っていません。
8:10192151900系ですが、こちらが通勤車色です。色が違うだけでイメージもかなり違います。

サイドメモ
京阪交野線は、元々、1929年に信貴生駒電鉄・枚方線として開業しました。しかし、開業当初から京阪から車両を借り入れていた模様で、交野電気鉄道を経て、京阪神電気鉄道〜京阪電気鉄道になったいきさつがあります。ちなみに現在の近鉄・生駒線も同じ会社でした。生駒線の方は、1964年に近鉄に吸収されていますが、路線の形態からもわかるように、当初は枚方東口(現在の枚方市)〜私市〜生駒〜王寺という計画があったようです。建設途中に資金面などから断念されたのは結構よくある話です。

歴史的な話はともかく、2000年7月改正現在の運用は、朝ラッシュ時5連×2本+4連×3本、昼間5連×2本+4連×1本、夕ラッシュ時5連×3本+4連×1本です。なお、2003年秋にダイヤ改正が行われ、めでたく、本線直通運転が定期列車として誕生する模様で、運用車両も変化することが予想されます。また、昼間時間帯の増発や朝夕ラッシュ時の本線直通ということも行われる模様です。まあ、そのような変化前の姿ということでとらえていただければ幸いです。