空撮・空中作業<スカイスパイ・プロジェクト>のご説明
   
スカイ・スパイ・プロジェクトとは

   

    

 情報の伝達にはいろいろの手法があります。

 人の眼と耳に訴えるイベントつまり、直接的な催事をはじめとして、古くはのろしから新聞雑誌出版メディア・ラジオ・テレビ・映画に至るまで存在します。こうした手段の中で“人間の五感”になんらかの反応や共鳴を与えることができたとするならば、その情報伝達はまさに成功したと言えましょう。

 今日の情報過多とも評価されている世の中に対し、情報に対する人々の反応は、まさに様々なのも事実です。人間の頭脳に対して、いかなる戦略を用い“抜きんでた”印象をいかに与えるかが多種多様な企画・計画に携わる者たちにとっての課題であるわけです。

 情報収集手段としても今日では、かつてないほどの拡がりを見せていますが、やはり人間の五感つまり視・聴・臭・触・味覚を得やすい映像手段が、現在のテレビ・コミュニュケ−ション社会においてもっとも効果的であることは、多くのイベント会場における仮想現実=バ−チャルリアリティによるテ−マ館の人気が常にトップにあることでもご理解頂けると存じます。

 加えて、実際のテレビ報道現場においても、単なるレポ−トではなく視聴者がまさに実際の現場にいるようなバ−チャルリアリティ的な仕事の要求度が高くなっているのです。

 よくコンピュ−タ−及びマルチメディア時代と言われます。しかしながら、時代が要求するものは時間の経過とともに高度なものを要求するものです。そうした要求に対して、もはや人間が自ら挑む・・・ということは、まさしく非近代的と言わざるを得ません。

 様々なる報道の現場、例えば地球の災害現象を捕えるのに、もはや、人そのものを駆使する時代は終わろうとしています。また、政府規模においてもコンピュ−タ−時代にマッチした遠隔操作大型建機のテレ・ア−ス・システム等が各災害現場にて稼働中です。

 それでは遠隔操作による、人を現場にて駆使せずに、真の映像を得るには・・・いかなる手段があるか・・・を考えてみました。その結果、人間の眼となるための特殊空撮大型産業用無人ヘリコプタ−があれば可能であることに結論づけられました・・・。もちろん、こうした機能の製品は存在しますし、実際にテレビ、映画、映像の世界にて供されています。ただ、まだまだ手足のように駆使するには、機能的に至らない点がみられるのも事実です。

 こうした観点から、ここに提示します『スカイ・スパイ・プロジェクト』 は、在来のものとは趣を異とし、長期にわたり空撮現場に携わってきた者達の意見を、確実に反映した機能デザインを有し、安全面にも配慮した特殊空撮大型産業用無人ヘリコプタ−であります。

 ぜひとも、このプロジェクトにご賛同、参加して頂きますれば、御社はまさにこの分野においてのリ−ダ−シップカンパニ−として注目されることは間違いのないところであります。

 ワーナー・グレイでは各種方面における蓄積された経験から、今後のあらゆる報道取材はもとより、映画の特撮にも十分に耐えられるメカニズムを有する画期的なるスカイ・スパイこと、特殊空撮産業用大型無人ヘリコプタ−の設計並びに制作のご提案をここにご提示する次第です。

 本企画をご検討頂き、スカイ・スパイの実現化に御協力下さることを期待しております。

   


  

スカイ・スパイ・プロジェクト1次プロジェクト2次プロジェクトに分けて進行する予定です。

    


    

    

 1次プロジェクトとしては、ブレ−ド・プロペラの影響を受けることのないペイロ−ド数値を最大としたESCO社製GEN1250フラット4エンジンを搭載、重心位置をブレ−ド・ヘッド付近に位置し揺れを最小に押えたアンダ−・ロ−タ−・モデルの設計を具現化します。

   

写真はフラット6です

  


   

   

    

 2次プロジェクトとしては、ブレ−ド・プロペラ部分までをカバ−リングし、サイレント効果と安全性をも兼ね備えた、まさにアドバンス・ヘリとしてのニュ−ジェネレ−ション・モデルで、ペイロ−ド数値をより最大としたフランスJPX製タ−ボ・ジェット・エンジンを2機搭載、二重反転アンダ−・ロ−タ−・カバ−リング・モデルを具現化します。

    

 撮影に関して、今までの特殊空撮産業用大型無人ヘリコプタ−の概念を超えた画期的なるスカイ・スパイの量産化にぜひともご参加下さいますようお願申し上げます。

スカイ・スパイ・プロジェクト・スタッフ一同

  


  

カメラ・マウントについて

   

 空撮においてペイロ−ド数値(吊り下げ可能荷重)に余裕がない!・・・となると、本来絶対に必要とされる防振カメラマウント装置の積載が不可能なのです。また定点撮影の要とされる停止飛行=ホバリングも実際は不可能な状況を生みます。ヘリコプタ−本体下部に吊り下げられたカメラ位置への問題もあり、上昇下降時には振り子現象による撮影の際の映像ブレを呼びます。カメラそのものも強風時には抵抗物となり、アオリ現象により映像画面のフレイムが定まらないこともあります。レシプロ(ピストン)エンジンも、作動時の振動がバイブレ−タ−なみに伝わり、いきなりの実況生中継も不可能なのです。

 ワ−ナ−・グレイでは、特殊撮影および空撮に関与して多年の歳月を経過し、各方面より多くの業務を承ってきました。たとえばソフト面においては遺跡発掘空撮、ゴルフ場測量空撮、ダムのメインテナンス空撮、一級河川の汚染等の空撮、土砂崩れ等の災害現場の空撮、広告代理店様のTV-CF・VP、各テレビ局の報道空撮・バラエティ−番組及びワイドショ−の空撮、各車メーカー様のデザイン開発撮影、国内・海外映画業界への特撮協力、ハ−ド面において防衛庁関連大手企業における重要軍事物の機構センサ−部品や初期戦略用兵器の空中テスト等、そして本企画に関連する空撮ヘリコプタ−開発およびパイロット育成等・・・です。

    

 ワーナー・グレイでは長年の蓄積された経験から、多方面で使用可能な『カメラ防振マウント』の開発や、画像認識による『画像追従システム』の開発を行い、今までにない映像の提供を目的とする機器開発を同時進行致します。
(写真は参考品です。)


      
      

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