G U I D E

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beescafe@ml1.clara.co.jpメーリングリストの使い方について

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目次

1 簡単なまとめ

2 基本的な使い方

 2.1 メーリングリストとは?

 2.2 コマンドの使い方

 2.3 もし、わからなくなったら?

3 コマンドの一覧

 3.1 情報の取り寄せ・基本的なコマンド

 3.2 メンバー情報や配送の停止・脱会等

 3.3 メールアドレスが変更になった場合

 3.4 過去の記事の取り寄せ方

4 コマンドの使い方の具体例

 4.1 過去のメールの取り寄せ方

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1 簡単なまとめ
間違えてメーリングリストに登録してしまった、取りあえず停止したい、という方のために、必要な事項を最初に説明しておきます。

このメーリングリストから脱退したいときには、本文の先頭に # bye と書いたメールを、<beescafe-ctl@ml1.clara.co.jp>宛てに送ってください。

長期出張などで、一時的に配送を停止したいときには、本文の先頭に # off と書いたメールを<beescafe-ctl@ml1.clara.co.jp>宛てに送ってください。メールの配送が休止されます。再開したい時は同様に # on を送ってください。

過去のメールが欲しいときはまず、本文の先頭に # summary と書いたメールを<beescafe-ctl@ml1.clara.co.jp>宛てに送って、投稿メール一覧を取り寄せてください。
その一覧を参考にして、たとえば #get 100-200 というコマンドを送ってください。

但し、過去のメーリングリストが「アーカイブを保存しない」設定になっている場合は、メールの取り寄せは出来ません。

メーリングリストサーバは、投稿されたメールの「From:」のアドレスを見てメンバーであるかどうかをチェックしています。この設定が変わると、投稿が受け付けられなかったり、新たに会員登録されてしまったりしますので注意が必要です。複数のメールアドレスをお持ちの方、メール転送サービスをご利用の方は気をつけてください。

ちなみに、Windows用のメーラ「Becky! Internet Mail」をご使用の場合には、メニューバーから「ツール」の「設定」を選択し、「アカウント」タブの個人情報−メールアドレスの部分が From ヘッダに設定されます。

2 基本的な使い方
 2.1 メーリングリストとは?
メーリングリスト(以下適宜メーリングリストをMLと略します)とは、あるメールアドレスbeescafe@ml1.clara.co.jpに送ったメールがメーリングリストのメンバー全員に配送される仕組みです。
メンバー以外から上記アドレスに送られたメールは、自動的に差出人に送り返されるため、スパムなどがメンバーに配送されることはありません。

 2.2 コマンドの使い方
このメーリングリストには、さまざまな機能が搭載されています。その機能を使うときは『英単語からなる命令(以下、コマンドと呼びます)』の内容のメールを指定されたメールアドレスに送ります。メーリングリストにコマンドを送り、過去の記事を取り寄せたり、配送を一時停止するためには、beescafe-ctl@ml1.clara.co.jpにコマンドを記述したメールを送って下さい。コマンドの書式は、
 # コマンド オプション
の形です。この際、署名はつけないようにしてください。

【注意】
通常、コマンドは英語と数字からなります。コマンドは、メール本文の先頭から、「# help」という形式で書きます。コマンドは大文字でも小文字でも同様に認識しますので、「# help」は「# Help」でも「# HELP」でもかまいません。ただし、2バイト文字(いわゆる全角文字)で「# HELP」としてもコマンドとは認識されませんのでご注意ください。オプションは大文字小文字を「区別」します。

例1:
--------- メール本文 --------------
# help
-----------------------------------

上の内容のメール(本文に # help だけを含むメール)を送ると、あなたが今読んでいるこのヘルプファイルが送られてきます。コマンド名は help でも HELPでも構いません(大文字小文字を問わない)。

例2:
以下は、過去の10番目の投稿から5つ分を取り出して、参加しているメンバーのリストを取り寄せるコマンドメールの例です。

--------- メール本文 --------------
# get 10-14
# members
# exit
-----------------------------------

この操作によって、記事番号10〜14番のメールとメンバーのリストが返送されてきます。# get コマンドは、オプションに指定された過去のメールを取り寄せるコマンドです。同様に #members コマンドは、メーリングリストに参加しているメンバーのメールアドレスを取り寄せます。# exit コマンドは、コマンドの記述がそこで終わりという意味で、これ以降の文字列を一再無視します。メーラの設定などで署名を削除することが出来ない場合などに使用します。

 2.3 もし、わからなくなったら?
基本的な情報はメーリングリストから送られてくるメールのヘッダを見て下さい。
メールソフトの中には、これらのヘッダを勝手に削るものがあります。またさらにひどいことにヘッダを残すように設定変更すらできない場合もあります。その場合これらの情報は見えません。Becky! Internet Mailの場合は、「ファイル」メニューの「ヘッダ情報」を選択することでヘッダが表示されます。

ヘッダの例
X-ML-Info: If you have a question, send "# help" to the address beescafe-ctl@ml1.clara.co.jp
意訳 : もしも疑問があれば、beescafe-ctl@ml1.clara.co.jp へ "# help" を送ってください

どうしてもわからないことがあるとか、エラーメール等が返ってきたりした場合は、メーリングリストの管理者beescafe-admin@ml1.clara.co.jpまでメールを送って下さい。

beescafe-admin@ml1.clara.co.jpとbeescafe-request@ml1.clara.co.jp宛てのメールは、このメーリングリストの管理者へ転送されます。また、その際には出来るだけ、
 ・何をして、そうなったのか?
 ・その時送信したメール、返ってきたメール
をつけてメールしてもらえると、問題解決の手掛かりになります。

3 コマンドの一覧
以下の説明はコマンド 説明と具体例の形でならんでいます。なお、[]で囲まれた部分は省略可能です。
 3.1 情報の取り寄せ・基本的なコマンド
 # help コマンドのヘルプを取り寄せる(この文章です)
 # objective メーリングリストの目的、約束事を読む
 # guide MLの案内を取り寄せる(メンバー以外でも取り寄せ可能)
 # msg 管理者へメールを送る
 # msg コマンドが含まれているメールは、管理者にそのまま転送されます。
   なお、# msg コマンドの後に記述されているコマンドはすべて無視されますので注意してくだ   さい。

例:
 # guide
 # msg
  こんにちは。ここがメッセージです。
 # objective

 この例では # guide は実行されて案内の文書が取り寄せられますが、# objective は実行されま   せん。

# summary [引数] 過去の記事のタイトル(subject)一覧を取り寄せる。
 [引数]には記事の番号、番号の範囲を指定します。

例:
summary 全記事の一覧
summary last:10 最近10個の記事一覧
summary 100-200 記事番号100〜200の一覧だけを得る# exit コマンドの終り。

  これ以降にどんな文字があっても、メーリングリストサーバはコマンドとは認識しません。
   メールソフトで署名(Signature)が自動でつく場合などに指定してください。

# end # exitと同様
# quit # exitと同様

 3.2 メンバー情報や配送の停止・脱会等
# members MLに投稿することが出来るメンバーのリストを得る。
# actives 実際にメールが配送されているメンバーのリストを得る。

管理者が手動で登録しているメーリングリストの場合は配送リストそのものです。自動登録の場合はこれで取り寄せられる一覧は意味がありません。

【注意】メンバーリストのファイル形式についてactives に掲載されているアドレスが実際のメール配送先になります。行頭に「#」が一つついているアドレスは、一時的に配送を止めています。
これは「# on」によって再開されます。「##BYE」はメーリングリストから脱退したメンバーのアドレスです。

# skip メールの配送は停止されるが、投稿は可能にする。
同一人物が複数のメールアドレスからMLへ投稿する場合、投稿はできるが、配送はされないアドレスと設定することで、複数のメールアドレスに重複して届くことを防げます。

# noskip # skip の設定をやめる。
# off MLの配送を一時的に止める。
長期休暇、出張などでメールボックスの溢れが気になる場合に利用してください。

# on # off の設定を解除し、配送を再開する。
# bye MLを脱退する。
# unsubscribe MLを脱退する。

 3.3 メールアドレスが変更になった場合
メーリングリストに参加するメールアドレスを変更したい時は、# chaddr 古いメールアドレス 新しいメールアドレスという内容のメールを送るとメールアドレスを変更することができます。必ず『古いアドレスか新しいアドレスのどちらか』から、このコマンドを送ってください。
このコマンドは、オプションが以下の条件を満たしたときに実行されます。

 1.コマンドを送ったメールのFrom: に設定したアドレスが、オプションに指定したアドレスの
   どちらかと一致する

 2.オプションに指定したアドレスのどちらかはすでにメンバー結果にかかわらず、新旧両方の
  アドレスとML管理者の三者に変更の通知がメールで送られます。

 3.4 過去の記事の取り寄せ方
# summary [引数] 過去の記事のタイトル(subject)一覧を取り寄せる。
[引数]には記事の番号、番号の範囲を指定します。

例:
summary 全記事の一覧
summary last:10 最近10個の記事一覧
summary 100-200 記事100〜200 の一覧だけを得る
# get 数字 過去の記事を取り寄せる。
# send 数字 # getと同様
# get 複数の記事指定 [モード] [時間間隔]
# mget 複数の記事指定 [モード] [時間間隔]

過去の記事を1つのメールにまとめて送り返す。
例:
# get 20-30 記事20〜30を得る
# mget 1-10,15 記事1〜10と15を得る

【注意】
# getコマンドのオプションが「数字」ならば、その数字を通し番号に持つ記事が送信されてきます。
# getコマンドがそれ以外の形式(get 1-10など)であれば # mgetと同じ動作をします。その場合 # get と # mget の違いはファイルの形式でget の標準ファイル形式は MIME/Multipar
#mget の標準ファイル形式は tar.gz 形式のように設定されています。

■# get、# mgetで複数の記事を取り寄せる場合のオプション:
範囲を指定する
1-10,12,15-100 1,2,10
first first:10 last:30 100-last(mh的 Syntax)

ファイル形式
gz tgz ish rfc934 b rfc1153 d unpack uf(標準=tgz)

時間間隔
送り返すメールが複数の時の間隔(標準=300)

■# get と # mgetの違い
# mget はまとめて記事を得るための専用コマンドですので、記事一つだけを指定した場合には、そのコマンドは無視されます。# get は、一つだけのときと複数の記事が指定されたときでは違う動作になります。どちらもまとめて記事が得られるコマンドですが、返送されるファイルの形式が異なります。

get の標準ファイル形式は MIME/Multipart
mget の標準ファイル形式は tar.gz 形式
ただし、[ファイル形式]を直接指定することで、形式を変えることも出来ます。

ファイル形式:
指定なし tar+gzip で spool.tar.gz
tgz tar+gzip で spool.tar.gz
gz GZIP(UNIX FROM)
unpack PLAINTEXT(UNIX FROM)
b RFC934 format PLAINTEXT(mh-burst)
d RFC1153 format PLAINTEXT
ish lha + ish
lhauu lha + uuencode
uu UUENCODE

4 コマンドの使い方の具体例
 
4.1 過去のメールの取り寄せ方
コマンドは
beescafe-ctl@ml1.clara.co.jp
宛てに送ってください。

■個々に取り寄せる場合
過去のメールを一通単位で取り寄せるには「# get」を使います。
以下にメールの本文に書く例を示します。

(1) 通し番号1番のメールが欲しい
# get 1

(2) 通し番号1〜3番のメールが欲しい
# get 1
# get 2
# get 3

■まとめて取り寄せる場合
まとめて過去のメールを取り寄せるには「# mget」を使います。以下にメールの本文に書く例を示します。

(1) 通し番号100〜200番のメールが欲しい
# mget 100-200

(2) 通し番号100〜200番のメールを、複数になる場合は30秒間隔で欲しい
# mget 100-200 30

(3) 通し番号100〜200番のメールを通常のテキスト形式で欲しい
# mget 100-200 unpack

(4) 通し番号100〜200番のメールをLHAで圧縮して、ISHでテキスト化して欲しい
# mget 100-200 ish

(5) 通し番号100〜200番のメールを30秒間隔で、通常のテキスト形式で欲しい
# mget 100-200 30 unpack

返送されるメールは1000行毎に切ってバラバラに送られるので、送り返されてくるメールとメールの時間間隔を指定して下さい。先の例では30なので30秒間隔で送り返されます。指定しなかった場合の時間間隔は5分です。

ファイル形式を指定しなかった場合、ファイルは tar でまとめられ gzipされuuencode されて送り返されます。

1000行を越える場合は複数のメールに分けますので、自分でつなげてください。例えば bar というファイルにしたとします。(uuencode されている場合はundecode を使えば順番さえ合わせれば自動展開されます)。

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