ママチャリで川下り
「庭」に置くのはなんか違うような気がするのだけれども。
多摩川沿いのサイクリングコース。
勾配もないし、
心を無にして走るとどこまでも走れてしまうのね。
(特記以外は1999年8月8日および16日撮影)


私の家からちょっと走ると多摩川に出る。出たところに「海から39km」の標識。
自転車は私の旅の友、サイクロン号(仮称=色からの連想=バッタ色→バッタ→仮面ライダー)。

1年ほど前に開通した新しい橋、府中四谷橋。素直な形の斜張橋。このあたりまではウォームアップ。

京王線。ここまで標準所要時間15分。鉄橋の向こうのビル街は聖蹟桜ヶ丘駅前。

南武線。ここまで標準所要時間30分。海から32km。

南武線のすぐ下流、是政橋。2年ぐらい前に、旧橋の上流に新橋が架けられた。

しかし、桁の継ぎ目の造形がなんとも不細工である。そもそも斜張橋部分の桁を舟形断面にする必然性があるのか?箱桁なんだから、デザインの自由度は大きいはず。
誰だ、こんなかっこわるい橋作ったの。責任者、出てこい!

6連アーチの多摩川原水道橋。水道管専用。隣(下流側)に道路橋の「多摩川原橋」。(海から28km)

多摩川原橋のすぐ下流に並ぶ、謎の鉄骨群。どう見ても橋脚だよなあ。きっと先代の多摩川原橋のだろう。橋詰めらしいところに松の木なんか植えられてるのもそれらしいし。このチャチさは流れ橋かな。

京王相模原線。箱桁とワーレントラス2連。ここまでの標準所要時間45分。

このマンション群は中野島駅前。いつも通勤の電車から見てよく知っている。これが見えるともうすぐ登戸。

多摩川水道橋。ここまで1時間。

小田急線。多摩川水道橋のすぐ下流。海から23km。この先は「知らないところ」。

砧浄水場。海から19km付近。手前の三角は取水管の空気ぬきの帽子。

丸子橋。「デフォルメした芋虫」みたいな愛嬌のある橋だったのだけど(中路ブレイスドアーチの連続)、既に撤去され、かけ替え工事中(向こう側に仮橋)。コンクリート桁にテラスをつけるなどの工夫が見られる。80点をつけてあげよう。(海から13.2km)

多摩川大橋。橋詰広場があったり、橋脚の前後が石積みだったり、きっちりオーソドックスにつくられた橋。(2000年5月撮影)

多摩川大橋のすぐ下流の連続アーチ橋は、東京電力の水道管。

川崎河港水門。右岸、海から4.8km。

六郷水門。左岸、海から4.0km。

六郷水門のうしろ、南六郷公園(左奥に水門が見えてマス)。右のあずまやの周りの手すりは、たぶん旧六郷橋のもの。

大師橋。これも力強い鉄骨トラス橋だったんだけど、かけ替えられてしまった。旧橋脚と橋台が残っている。新しい橋は斜張橋で、まあ許せる造形。(2000年5月撮影)

大師橋旧橋脚。1999年8月撮影。その後、写真奥の方(右岸側)から、橋脚の撤去が始まっている。

海まで1km。足元には潮騒。向こうは羽田空港。

河口。「海から0km」の標柱を期待したんだけど。ここまで3時間。同じように走っているつもりでも、登戸から先はペースが落ちてるのね。

丸い鋲には

水準標石

多摩川河口
建設省京浜工事事務所
と書いてあるのね。


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多摩川流域点描

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