運転する人へ
for drivers


提案 窓を開けて走ろう
Open windows and turn off air-conditioner!

 さすがに冬はやめておいた方がいいと思いますが、春・夏・秋は窓を開け、エアコンを止めて走ることをお薦めします。窓を締めていたのではわからない、さまざまな音や匂いが入ってきます。それらは決して不快なものではないはずです。
 また、窓を開けて走ると自然にスピードが控えめになります。遊びに来て1分1秒を急ぐわけでもないでしょ?スピードを出す楽しさもありますが、ゆっくり走るラクさや、風や音を感じながら走る楽しさもぜひ知って下さい。


車の点検を忘れずに!
Check your car before going to ride.

 最近の車はほとんど故障しませんが、それでも点検しておいた方がいいポイントはあります。灯火類空気圧です。

 灯火類 lights
 ウインカーやブレーキランプは自分の意志表示のため、スモールランプ、テールマーカーランプ、ヘッドライトは「私がここにいるんだからぶつかって来ないでね」のシルシです(スモールやヘッドライトの「片目」ってのは、車の大きさや距離がわからなくて結構コワイです)。日頃から気をつけておきましょう。(余談。これらの中で、点かなくても一番困らないのは、実はブレーキランプです。あ、後ろの車がシロウトだと危ないかな)
 点灯しない場合、原因は二つ考えられます。電球の球切れとヒューズ切れです。交換の方法は車の取扱説明書に出ているはずですが、わからなかったらガソリンスタンドのお兄さん(もちろん、お姉さんやオジサンでも可)に頼んで直してもらいましょう。

 空気圧 air pressure
 タイヤの空気圧が高すぎたり低すぎたりすると轍でハンドルを取られたり、スリップしやすくなったりと危険ですから、ふだんから月に一度はチェックするようにして下さい。方法は簡単です。ガソリンスタンドに行った時に「空気圧チェックして下さい」と言うだけ(ほとんどのスタンドで、よっぽど忙しいとき以外は、ガソリンを買わなくてもやってくれます)。標準空気圧は車によって違いますが、運転席のドアを開けたところに書いてあります。
 ところが厄介なことに、温度によって空気圧は変わってしまうんですなあ(ボイル・シャルルの法則ですね)。しかも走ると摩擦のためにタイヤの温度は上がり、空気圧も上がります。
 表示してあるのは冷間、つまり走り出す前にこれだけにしておきなさい、という指示です。走り出してすぐ、温まる前にスタンドに入る方法もありますが、十分温まってから、それを見越した圧力にする方法をお薦めします。この場合、表示値+0.3ぐらいが適当です。たとえば私は「前2.5、後ろ2.2」にしてもらっています。


運転アドバイス
For the drivers who is not accustomed to drive winding road.

 平地の運転にしか慣れていない人へのヒントです。慣れている人は読み飛ばして下さい。

 ギアの選択 operating transmission
 自動変速車の人は高速道路を出たらODスイッチを切ってしまいましょう(ホンダの人はD4→D3ね)。When you get off highway, turn off OD switch.
 手動変速車の人は、同じスピードで平地を走るときより1段下のギアで走るつもりで走りましょう。上り坂では十分力が出るし、下り坂ではエンジンブレーキがよく利きます。ほとんど2速3速で走ることになりますね。
 手動変速車でしかもギアチェンジがへたな人は…正直に言えば、山道の運転はやめた方がいいと思います。やむを得ず運転するときは「動き出したら3速入れっぱなし」にすれば何とかなると思います。

 スピードコントロール speed control
 「スピードを出しすぎない」これに尽きますな(^^)b。Be moderate your speed!
 「危ない」と思ったらスピードを落とすこと。ただし急ブレーキはいけません。スリップとか追突の原因になります。そこであらかじめスピードを落としておく必要があります。「危なそうだ」とか「危ないかもしれない」と思ったときには減速する勇気を持ちましょう。Have a courage to reduce speed when (or before) you feel a danger.

 なーんて、個別に書くとキリがないんですよね。簡単です。要は「無理をしないこと」です。自分の操作が無理かどうかは、車に訊いて下さい。「車のキモチ」や車を通じて伝わってくる「路面のキモチ」を感じとりながら走れば難しいことではありません。
 たとえば、車が「曲がりたくない」と言っているのに、ねじ伏せるようにステアリングを切り込んで曲がらせるのはよくないことです。余裕のない走り方になるので、予測しない事態がおきたとき、たちまち事故に結びつきます。

 「私には車のキモチがわからない。運転の適性がないのだろうか」と不安になったアナタ、もしかしたらそれは車のせいかもしれません。世の中にはドライバーに何も伝えず、黙って命令に従う「無口な車」がいます。私はそういうのは悪い設計だと思うのですが、設計者には設計者の考えがあるのでしょうから、ここで商品名をあげつらって批判するのはやめておきます。
 逆に、私の知っている範囲では、「マーチ」「フェスティバ」「レガシィ」「プリメーラ」「ディアマンテ」あたりは、キモチをどんどん伝えてくれる車です。機会があったら乗ってみて下さい。アナタにも「車のキモチ」がわかるかもしれません。(^^)


back

清里・野辺山観光地図に戻る
Kiyosato Nobeyama map

back back

庭に戻る
map index

home

うさくま館Homeへ戻る
Home