日刊「浦田秀夫通信」09年5月 バックナンバー
 日刊浦田秀夫通信は、浦田秀夫の日常活動や市政、県政、国政、国際政治のできごとに関する意見、主張などを日記風につづります。皆さんからの情報提供やご意見などをお待ちしています。hideo@urata.office.ne.jp

5月9日(土)「まちづくり条例講座」開かれる

 景観と住環境を考えるネットワーク・千葉主催の「まちづくり条例講座が」船橋勤労民センターで開かれ。都市プランナーの野口和雄氏が神奈川県真鶴町や練馬区などのまちづくり条例にかかわった経験をもとに「自治体の都市計画とまちづくり条例」と題して講演をした。
 野口さんは、日本の都市計画の欠陥として、地域で起きる開発に市民が参加できない。都市計画法、建築基準法は全国一律で「地域の文化や歴史」が考慮されない。用途地域にあっていれば自由に建築ができ、諸外国のように「土地所有には義務を伴う」という考え規定が憲法や法律の中にないことなどを指摘。
 基本的には法律の改正が必要だが、自治体=地方政府として独自の都市づくりの取組み、制度が必要。まちづくり条例により地域にあった制度、その上で法律も使いこなすことが必要と述べ、真鶴町や練馬区の具体的なまちづく条例の特徴や条例制定の背景などが話された。また、国は「都市計画法」の改正を考えているようで、市民の声を上げてほしいと訴えた。

    

      高根台公民館4団体対抗囲碁大会

 午後から高根台公民館囲碁サークル4団体対抗囲碁大会。各団体からAクラス,Bクラス各5目づつの団体戦、初心者囲碁の会Aクラスの選手として参加。
 結果は団体も3戦全敗、個人的にも3戦全敗の散々たる結果であった。しかし、囲碁は勝負に拘らず楽しむもの、日頃サークルで行なっている段級での申請では、勝敗は最初から見えていた。
  
    

5月8日(金)今日から活動開始

 連休明け、今日から活動開始。浦田秀夫と市民の会役員会、パークゴルフ、囲碁交流会、駅頭宣伝の日程などを役員に連絡。憲法を生かす会会員へ「ぺシャワール会現地報告会」の成功のためのお手紙の送付。浦田秀夫通信の5月号の作成と春期号の増し刷りなどなど予定通りに完了した。

5月5日(火)〜6日(水)我が家のゴールデンウイークは今日まで

 昨日、今日とぐずついた天気で気温も低め、昨日は妻の栃木の実家へ。今日は、母と妻と3人でお買い物。我が家のゴールデンウイークは今日まで。

5月3日(日)「憲法を守り、生かす具体的な闘い」に参加

 憲法記念日、今日も全国各地で憲法集会が開催されたたが、私(達)は銚子市長選挙の応援に行った。銚子市では、公約を破り市民病院を休止した前市長をリコールし、5月17日投票で市長選挙がお行なわれる。
  市長選挙にはリコール運動を成功させた「何とかしよう銚子の市政・市民の会」(以下、市民の会)代表の茂木かおるさんが市民病院の公設・公営による再開を公約にかかげ立候補を表明している。リコールされた前市長、前回の市長選挙でその前市長に敗れた元市長、前回の市長選挙にも立候補した市議など6人が立候補を表明しているが、リコール運動をおこなった「市民の会」に参加していた2名が、茂木かおるさんの他に立候補を表明するなど、情勢は混沌としている。
  銚子市議の小林良子さんは「市民の会」の中心メンバーの一人として「誰もが安心して病院にいけることは憲法に保障された国民の権利です。私たちの闘いは具体的に憲法を守らせる闘いです。」と述べ、困難を克服し「私たちの市長の実現、病院の再開」に向け頑張っている。
 今日は「憲法を守り、生かす具体的な闘い」に参加し、約100戸を訪問し市民と対話活動を行なった。

5月2日(土)5.2憲法九条の集いin千葉に1500人以上が参加を

  習志野文化ホールで開かれた5.2憲法九条の集いin千葉には、主催者の予想を超える1500人以上の人々が参加し会場の外まで人が溢れた。
  イラク支援ボランティアの高遠菜穂子さんから「命に国境はない〜イラクで非暴力は実現するか」と題して、九条の会・呼びかけ人で東京大学名誉教授の奥平康弘さんからは「九条の会とぼく」と題して講演が行われた。主催は九条の会・千葉地方議員ネット、九条の会・ちばけんの共催。超党派の取組みが大きな成功に結びついた。

 

 

5月1日(金)5.2憲法九条の集いin千葉にご参加を!

 メーデー、船橋地区の54回統一メーデーに参加する予定であったが、昨夜から体調不良のため欠席した。このところの寒暖の激しい気候に風邪をひいたようだ。
 明日は、憲法集会もあるので大事を取った。明日の憲法集会には、当サイトの読者の皆さんもぜひご参加ください。(14時配信)
  
    5.2憲法九条の集いin千葉  チラシ

   講師 高遠菜穂子さん(イラク支援ボランティア)
      奥平康弘さん(九条の会・呼びかけ人)
   とき 5月2日(土)午後1時から
   会場 習志野文化ホール
   参加費 500円(前売り券取り扱い中)
   主催 九条の会・千葉地方議員ネット、九条の会・ちばけん

4月30日(木)感染拡大の背景に貧困問題

 豚インフルエンザは、米国で発の死者を出し、ドイツ、オーストリア、コスタリカでも感染が確認され、WHOは警戒レベルをフェーズ4から5に引き上げた。
 メキシコでは、感染拡大の背景に貧困問題があるとの見方が広がっていると報道されている。家計が苦しく十分な医療を受けれない住民が多いためだと言われている。メキシコ政府の統計によるとメキシコ市の人口の半分は1日の収入が2ドル以下の貧困層で、公的保険の加入率は6割とされている。
 世界的な大流行になれば、最も甚大な被害を受けるのは発展途上国の国々や貧困層の人々だ。WHOのチャン事務局長は「過去の経験からインフルエンザは豊かな国では軽い病気だが、途上国では致死率の高い深刻な病気になる」と語り途上国への感染拡大に危機感を示すとともに、国際的な協力の重要性を訴えたと報道されている。

 今日で4月も終了、通信「議会報告版」18000枚の配付も完了した。好天が続いており、健康と運動のためにもう少し増し刷りして、新たな地域にも配付することにしよう。

4月28日(火)豚インフルエンザ対策本部を設置

 豚インフルエンザの感染は拡大を続けている。メキシコ、米国、カナダ、スペインに続き、27日から28日にかけて英国、ニュージーランド、イスラエルで新たに感染が確認された。韓国では感染の疑いが濃い「推定患者」の発生が報告された。
 こうした状況を受けてWH0は、警戒レベルをフェーズ3から4に引き上げた。
 船橋市でも、今日午後、市長を本部長とする対策本部が設置され、発熱相談センターが設置された。また、市のホームページで豚インフルエンザに関する最新の情報提供を始めた。
 医薬品の備蓄状況は、タミフル140人分、リレンザ95人分、個人防護具1000セットと何とも心もとない状況だ。
  世界的な大流行にならない前に封じ込めなければならない。国や自治体の危機管理能力が問われる事態である。
  北朝鮮のロケット発射問題では、国や自衛隊の対応は「戦争ごっこ」と揶揄されたが、新型インフルエンザ対策は、それとは比較にならない深刻かつ重大な問題だ。

4月27日(月)手続きが間違っていると指摘

 船橋市商店会連合会が発行するプレミア商品券のプレミア分4500万円は船橋市が補助することは昨日述べたが、このことについて財政部長と経済部長に苦言を呈した。
  船橋市は、21年度予算を審議する3月議会で、プレミア商品券の発行は考えていないと答弁し、プレミア分の4500万円は予算計上していなかった。
 予算案が可決されて1ヵ月も経っておらず、しかも今回、議会に補正予算を提案せず、専決処分で行なおうとしているからだ。議会軽視であり、政策は正しくても手続きが間違っていると指摘した。

4月26日(日)プレミア付き商品券の発行

 船橋市商店会連合会は、定額給付金の支給に合わせて、プレミア付き商品券を発行することを明らかにした。15%を上乗せした商品券の発行ににより市民の家計支援と消費行動を促し、市内の中小商業者の販売意欲を喚起させ、合わせてまちの賑わいと商業の活性化を図るものとされている。
 発行総額は、3億4500万円、プレミア分の4500万円は船橋市が補助する。1冊1万円で、500円券23枚と抽選券1枚が付いてくる。抽選券はダブルブレミアで抽選で景品プレゼントされることになっている。
 また、この商品券が大型店だけで使われないよう、23枚の商品券を9枚と14枚に色分けし、9枚分は中小小売り店鋪専用で大型店では使えない仕組み。14枚は大型店・中小 小売り店鋪共通で使える。
 販売期間は5月30日(土)31日(日)の2日間で、10時から15時まで。高根台、東部、二和、小室の各公民館、西船、習志野台各出張所、東武、西部百貨店、イトーヨーカ堂などで販売される。販売は一人3冊、3万円と限定される。
 このプレミア付き商品券の発行が、消費の拡大や地元商店会の活性化に繋がるよう期待したい。

 今夜、高根木戸中央商店会の総会が開かれた。かって60軒を越えていた商店も今は30軒余り、街路灯の更新や商店会活性化事業、会費の問題など昨今の経済情勢を反映した深刻な課題が議論された。また、プレミア付き商品券の発行についての報告もあった。

4月25日(土)40人を越える市民が参加。

 雨と強風の中、習志野台公民館で「えっ、習志野基地に新しい弾薬庫!」緊急学習会が開かれ40人を越える市民が参加。
 実行委員長の吉沢さんから、防衛省が計画している習志野基地への新弾薬庫建設の経過や問題点、安全性などについての報告。
  講師の前田哲男さんからは、その背景となっているアメリカの世界戦略と米軍再編成。アメリカの世界戦略に組み込まれ、米軍と一体化されつつある自衛隊の現状。 テロ対策と海外派兵の実働部隊である中央即応集団(習志野基地の第一空挺団と特殊作戦群)の即応性を担保するため新弾薬庫が必要になったことなどの講演があった。