日刊「浦田秀夫通信」08年10月 バックナンバー
 日刊浦田秀夫通信は、浦田秀夫の日常活動や市政、県政、国政、国際政治のできごとに関する意見、主張などを日記風につづります。皆さんからの情報提供やご意見などをお待ちしています。hideo@urata.office.ne.jp

10月31日(金)北海道旭川市、滝川市、千歳市を視察

 29日〜31日の日程で新社会党千葉県議員団の有志で、北海道旭川市、滝川市、千歳市を視察した。
 旭川市では、消防本部が訪問健康相談事業(あんしん訪問)を行なっている。大変ユニークな取組みだ。普通こうした事業は福祉部が担当し保健婦などが訪問して行なう事業だ。
  災害弱者緊急通報システムを設置している、一人暮らしの身体病弱な高齢者や重度の身体障害で、緊急事態に機敏に行動することが困難な方のお宅に、消防職員が訪問し、防火指導や防火点検と会わせて、消防本部センターにいる保健師に、血圧、脈、体温などの測定結果を通信回線で送り、テレビ電話で健康相談を行なうというもの。
  滝川市では、平成17年にいじめによって女児が自殺をするというショッキングな事件の反省から、いじめをなくすための「心の教育推進プラン」にもとづいて学校や家庭、地域で様々な取組みを行なっている。
 千歳市では国が示した「放課後子どもプラン」にもとづき、子どもたちの新たな放課後の活動拠点を創設するために「放課後子ども教室」の設置の準備を行なっている。
 しかし、現状の放課後クラブや児童館の活動との調整に戸惑いもあるようだ。

10月28日(火)ようやく通信の配付が完了した

 ようやく通信の配付が完了した。今回は1万7千枚印刷し、駅頭配付、支持者への郵送、地域配付などを行なった。40人程の支持者に配付を協力してもらっているが、私自身で約4000枚配付した。1日、300枚〜500枚程度、時間にすると1時間半から2時間程度。運動不足の私にとっては丁度良い運動になる。

 午後3時から開催された各派代表者会議では、20年度の予算要望の内、持ち越しになっていた 議員の報酬に関する条例制定のための調査委託費、海外行政視察費用、姉妹都市・友好都市の記念式典への出席費用、議員の人間ドッグ受診費用の一部助成は、いずれも議会として要望しないことになった。

10月27日(月)歯止めがかからない円高、株安

 世界の金融・証券市場の動揺が続いている。27日の東京株式市場では日経平均株価が終値でも2003年4月に付けたバブル経済崩壊後の最安値(7607円)を下回った。為替市場で円が独歩高となり、輸出関連株や銀行株を中心に日本株売りに歯止めがかからない。アジアでは香港ハンセン指数が同日、12.7%下落し、欧州主要国の株価指数も軒並み下落して始まった。金融危機の広がりを背景に世界同時不況への警戒感が高まっている。
 日経平均の終値は前週末比486円18銭(6.36%)安の7162円90銭。1982年10月7日(7114円64銭)以来、26年ぶりの水準となった。(NIKKEI NETより)

 サブプライム・ローン問題の影響が比較的少ないと言われている日本、それ故に円が買われ円高となり、輸出関連企株が売られ暴落するという悪循環に陥っている。
  日本の株の下落率は主要先進国で最大となっている。外需主導から内需主導に、小さな政府から大きな政府に、新自由主義から福祉国家へ(ケインズ政策)への転換を図らないかぎり、この激痛を緩和することはできない。

 今日は、午後から会派の議員団会議が開かれた。会派代表者会議で出された、議員の報酬に関する条例制定のための調査委託費、海外行政視察費用、姉妹都市・友好都市の記念式典への出席費用について、会派の意見をまとめた。
 また、11月7日から開催される決算委員会についての意見交換を行なった。

10月25日(土)子どもの医療費助成拡大の署名も市民から届き始めた

 今日も通信の地域配付、途中、途中市民の方々から声をかけられた。予定外の用事が入り遅れ気味だった通信の地域配付、ようやくメドがついてきた。
  通信に折り込んだ子どもの医療費助成拡大の署名も市民から届き始めた。今日現在で100枚程が寄せられた。
 議会だよりも各家庭に新聞折り込みで配付された。今日会った方に署名をお願いしたところ、議会だより見ましたよと言われた。

10月22日(水)脳内出血の妊婦を7病院が拒否、出産後に死亡

 出産間近で脳内出血の症状が見られた都内の女性が7病院から受け入れを断られ、出産後に死亡していたことが報道された。病院に到着するまで約1時間15分かかっていたという。かかりつけの産婦人科医は脳内出血の疑いがあると診断し、緊急手術をできる病院を探したが「当直医が他の患者の対応中」「空きベットがない」など次々に断られたという。
 私の母が2週間まえに股関節の痛みを訴え、かかりつけの整形外科で診察を受けたが、骨折の疑いがあるとして、手術のできる病院に搬送することになった。
  医師は救急車を手配し、受け入れ病院を電話で探したが「常勤の整形外科医がいない」「空きベットがない」などと2病院から断られ、3病院目もなかなか返事がなく、習志野市内の4病院目でようやく受け入れOKとなった。救急車が到着してすでに30分以上が経過していた。
 今回の母の場合、骨折で命にかかわることではなかったが、これが脳梗塞や心筋梗塞だったら大変なことだと思った。
  昨年の12月議会で質問し、医療機関に協力を求め、検討することになっていた「受け入れ可能な医療機関をリアルタイムに把握し、現場の救急車に情報を伝える」システムは、まだできていないようだ。また、医療崩壊は、産婦人科や小児科だけではなく他の診療科にも広がっている。

10月21日(火)峰台小で、6年生の男児が給食のパンをのどに詰まらせ死亡

 船橋市立峰台小学校(末永啓二校長)で、6年生の男児が給食のパンをのどに詰まらせ死亡していたことが21日わかった。窒息死とみられる。
 同校によると、男児は17日午後0時45分ごろ、給食に出た直径10センチ余りの丸いパンを一口ちぎって食べ、残りを二つに割ってほおばり、のどに詰まらせた。気づい担任が注意し、男児は友だちに促されてスープを飲み、廊下の手洗い場ではいた。いったん教室に戻り担任らが背中をさすったり、たたいたりしたが苦しいと訴え、廊下に出て横になった。男児の意識が薄らぎ、救急車で病院に運ばれたが同日夕に亡くなった。
  末永校長は「軟らかいパンでこんな結果になるとは予想できず、驚いている。友だちとも仲良くする優しい子で残念だ」と話している。
 同校は20日朝臨時の全校集会を開き、児童に事故を伝えたが、泣いている児童もいたという。「児童のショックが大きい」として校内にスクールカウンセラーを待機させている。(asahi.comより)

 大変残念な事故であり、ご家族の方々には心からお悔やみ申し上げます。
 17日に発生した事故が今日報道されたが、今日11時から開かれた各派代表者会議にも報告はなく、事故はテレビニュースで知った。
 これまで、こうした事故については、議会には報道の前に報告されおり、今回の件は不可解だ。

        各派代表者会議で予算要望を協議

 今日、議会の各派代表者会議が開かれ、21年度議会費の予算要望について協議が行なわれた。この内、議員の報酬に関する条例制定のための調査委託費、海外行政視察費用、姉妹都市・友好都市の記念式典への出席費用については、意見が一致しなかったため、各派持ち帰りになり、次回改めて協議することになった。
 市民社会ネットが要求した、議場内への大型スクリーンの設置、プロジェクター、対面式への議場改修は、現在議会運営委員会で協議中なので、今回は予算要望しないということになった。(13時30分配信)

10月19日(日)高根台公民館まつり

 第12回高根台公民館まつりが、昨日、今日と開催された。2日間で2000名の来場者があったことが、今日の公民館まつり交流会の席上で報告された。
 効率化と経費削減の名のもとに、使用料の有料化、パソコンによる会場申込や利用区分の変更、公民館職員の減員と臨時、嘱託職員の増加など、生涯学習に関する市の施策が大きく変わる中で、利用する市民から以前より気安く職員に声をかけづらくなったとか、対応が機械的になったという声が聞こえてくる。
 こうした中、今日の公民館まつりは、利用者(市民)と公民館職員の恊働によって成功させることができた。
 市民とともに歩む公民館でなければならない。教育委員会の幹部はこうした市民や現場職員の声に謙虚に耳を傾けてほしい。
 
 

 

10月17日(金)高根台第3小学校の放課後ルーム問題で懇談会

 今夜、高根台第3小学校の放課後ルーム増設に伴い、現在分室として使われている児童ホーム内の放課後ルームを廃止する問題で、市の担当課と父母等の懇談会が行われた。
 父母等は、新しく増設される放課後ルームは現在の分室より面積が狭くなり、また厚労省が示した児童1人り当たりの面積基準を満たしていなことなどから、現在の児童ホーム内の放課後ルームを存続して欲しいと主張。市は従来の方針を父母に理解を求める姿勢で議論が噛み合わず、父母等は方針を決めた市長に直接訴えたいと市長との面会を求めた。

10月16日(木)北習志野駅で民主党に一言苦言を

 今朝は、北習志野駅で通信の配付。民主党の野田衆議院議員と一緒になった。後から来た野田衆議院議員が駅の反対側に場所を変えようとしたので、「一緒にどうぞ」と声をかけた。以前、船橋駅北口で、後から行った私達は「既得権」をたてに排除されたことがあったが、駅前の宣伝活動に「既得権」は存在しない。
 通信を配付しながら、野田衆議院議員に「船橋市議会の民主党は、2つの会派に分かれて対応が違うばかりでなく、『住民税を年金から天引するための条例改正』に賛成するなど中央の方針とも違う」と一言苦言を述べた。「でも自民・公明政権を倒すためには民主党に頑張ってもらわないと困る」とも激励した。

10月15日(水)古和釜郵便局前交差点でまた、交通事故

 昨夜の雨も上がり、今朝は津田沼駅で通信の配付。午後から市役所へ「絶対高さ制限」についてヒヤリングを行なった。
 今日の午後5時頃、松が丘バス通りの古和釜郵便局前交差点でまた、交通事故が発生した。9月6日に男性が跳ねられ死亡した現場とほぼ一緒だ。
 今回は、車対車の事故で大きなけがはなかったようだが、衝突した車は大きく破損していた。
 先月26日に東警察署長宛に安全対策を講じるよう要望書を出したばかりだ。

     

10月14日(火)9条の会千葉地方議員ネットの世話人会

 今朝は、地元高根木戸駅で通信の配付、予定していた枚数を完配した。午後からは市役所へ、新社会の配付や10月下旬に予定している視察について議会事務局に届けた。
 夜は久しぶりに、9条の会千葉地方議員ネットの世話人会に出席。来年5月2日に「9条の会ちば」と共催する「5.2憲法集会in千葉」や、来年2月に予定している「講演会」について協議した。

10月13日(月)まったく冷や汗ものだ

 昨日、今日と好天に恵まれ、通信の地域配付も予定通り進んだ。昨日は途中で声をかけられ「排水」問題の要望を受けた。
 今日は町会長さんから声をかけられ「先だってはお世話になりました」と言われ、「え!」(何だったか忘れている)「どういたいたしまして」と答えているに思い出して何とか話しの辻褄を合わせた。まったく冷や汗ものだ。途中に碁会所に立ち寄って3番打って3連勝、こちらは絶好調。
 夕方は、母の下着を持ってお見舞いに、私の娘と佐原にいる妹が先に来ていた。母の表情はすっかり元に戻っていた。  

10月12日(日)母が入院

 母が、股関節の不全骨折で9日から入院することになってしまった。
 入院4日目の今日、母もようやく気持ちを取り戻した様だったが、私も同様だ。とりあえず1ヵ月入院し治療とリハビリをすることになった。

10月10日(金)衆議院の解散・総選挙、市民の関心は今ひとつ

 昨日の朝は高根公団駅で、今朝は二和向台駅で通信の配付を行なった。
 昨日は、民主党の議員と重なったが、衆議院の解散・総選挙が予想されている割には、駅を利用する市民の関心は今ひとつのようだ。
 今日はハンドマイクを使って、9月議会で取り組んだ「子ども医療費助成拡大」のことを宣伝しながら配付したが、まずまずの反応だった。
 事務所では、発送作業が終了し、今日投函した。

10月7日(火)戦後最大の金融危機

 アメリカ発の金融危機は深化し、ヨーロッパへ飛び火している。ヨーロッパのバブル崩壊は米国以上に深刻だと言われている。金融危機は実態経済に波及し、世界的経済は恐慌にむかって突き進んでいる。日本経済も今回の世界金融危機 、経済恐慌から逃れることはできない。
 ドルを垂れ流し続けたアメリカ経済の危機は言われて久しいが、今回は戦後最大の金融危機に直面している。アメリカ帝国主義の崩壊の始まりであり、世界資本主義は新たな危機 を迎えている。

 通信10月号の印刷が完成し、午後から事務所では発送作業が始まった。明日からは駅頭宣伝も始まる。

 夜は市原市の「子ども医療費助成拡大」学習会の講師として参加した。

10月5日(日)パークゴルフ例会

 パークゴルフの10月例会が行なわれ17名が参加。強い日射しの中、快い汗をかくことができた。

  

10月4日(土)高根台陶芸クラブ研修旅行

 高根台陶芸クラブ研修旅行で、埼玉県飯能市を訪れた。飯能焼きの窯元や近くの巾着田のコスモスを見学した。

  

10月2日(木)中江昌夫元市議の奥様が他界

 午前中は、母を連れて内科と整形外科を受診。午後からは、子ども医療費助成拡大を求める請願署名用紙などを印刷。
 夜は、中江昌夫元市議の奥様が他界され通夜に出席。亡くなられた奥様には、私が議員になる前の、旧社会党船橋総支部の専従書記時代から大変お世話になった。 奥様のご冥福をお祈り申し上げます。

 今回は、浦田秀夫通信の松が丘地区版を作成した。松が丘バス通りの死亡事故や松が丘3丁目の水害被害など、通常の紙面では掲載きれないため特別の発行となった。 今日、アップしましたのでご覧ください。  

10月1日(水)議会報告版、浦田秀夫通信10月号が完成

 あっという間に10月だ。不順な天候も続いている。体調を崩す人も多い、皆さん十分ご注意下さい。
 さて、今日は9月の議会報告版、浦田秀夫通信10月号を完成させ、印刷所に入稿した。ホームページにPDF版でアップしましたのでご覧下さい。
  今回は、松が丘地区版も発行しますが、こちらは明日アップする予定です。