日刊「浦田秀夫通信」08年7月 バックナンバー
 日刊浦田秀夫通信は、浦田秀夫の日常活動や市政、県政、国政、国際政治のできごとに関する意見、主張などを日記風につづります。皆さんからの情報提供やご意見などをお待ちしています。hideo@urata.office.ne.jp

6月30日(月)7月の活動の準備

 6月もあっという間に通り過ぎてしまった。議会報告原稿を印刷屋さんに入稿したり、7月〜8月の平和映画会や原爆の絵展のチラシの印刷など7月の活動の準備で1日を過ごした。

6月29日(日)横堀正一さんを偲ぶ会

 今年の1月14日に逝去された横堀正一さんを偲ぶ会が東京の教育会館で行なわれた。横堀正一さんは習志野高校や県立船橋高校の教員を経た後、千葉県高等学校教職員組合書記長、同委員長を1974年から1995年まで21年間歴任され、05年からは新社会党本部書記長であった。
 偲ぶ会には横堀正一さんの幅広い活動歴と人柄から各界から大勢の方々参加され、多くの方々が横堀正一さんについて語った。

      

6月28日(土)新社会党第13回全国大会

 新社会党第13回全国大会が東京の総評会館で開かれた。
 大会では、先に行なわれた長生村長選挙で、大差で再選を果たした石井としお村長が闘いの報告と新社会党の支援に対するお礼を述べた。
 また、執行部からは、2010年の参議院選挙を全国的な護憲の共同闘争として組み上げるための方針が提案され、これに対し20名の代議員が発言した。
 大会は明日まで開かれ「憲法を生かす共同政府の提唱」案などが決議される。

 

6月27日(金)議会報告が完成

 6月の議会報告が完成しました。今度の議会で、学校校舎の耐震改修促進、災害時要援護者名簿と避難支援プランの作成、談合問題、絶対高さ制限、松が丘みどり公園整備など一般質問で取り上げた課題や副市長選任議案に反対したこと。議員発議した後期高齢者医療制度廃止を求める意見書が否決されたことや19年度に所得のなかった方へ税源移譲にともなう住民税増額分の還付、私道でも公衆道路として使用している場合、5年間遡って固定資産税を返還することなどが掲載されています。ぜひご覧下さい。

6月25日(水)広島平和記念資料館を訪問

 広島平和記念資料館を訪れた。館長さんにお会いし、今年の千葉県における原爆の絵展・平和のつどいの取組み状況についてご報告し、意見交換を行なった。
 原爆の絵は、被爆者が70年代に描いたもので、記憶を頼りに鉛筆やクレヨンを走らせた絵はどれもつたないものだが、戦争という悲劇を伝える「語り部」だ。
 広島平和記念資料館が保存する原画約2200点を毎年お借りし、1983年から市役所ロビーや勤労市民センターギャラリー、市内公民館などで「原爆の絵展」を開催してきた。今年で26回目、船橋市から始まり、今年は松戸市が加わり県内8市で開催される。
 こうした私達の取組みが、地元広島の活動にも刺激を与えているとのこと。
館長との面会の後、平和記念資料館をじっくり見学をし、あらためて原爆被害の悲惨さ、戦争の愚かさ、平和の大切さを実感した。

    

6月24日(火)今年も多彩な企画の平和のつどい・原爆の絵展

 平和のつどい・原爆の絵展ネット千葉県連絡会が開かれた。ことしも県内8市で多彩な催しが企画されている。
 船橋市では、市役所ロビーや勤労市民センター、三山市民センターでの原爆の絵展の他、二和公民館、高根台公民館、薬園台公民館でアニメ映画「あした元気になーれ」の上映会も取り組まれる。
 毎年、県連絡会として広島に代表団を派遣しているが、今年は船橋地区から派遣されることになり、明日私を含め4人で広島の原爆資料館を訪れる。

6月 23日(月)学校施設の耐震性対策に関する陳情を不採択

 6月議会最終日、市長提案の消防団員公務災害補償条例の一部を改正する条例は全会一致で可決された。
 市民から出された陳情・請願の内、原爆症認定制度の抜本的改善の意見書提出、協同労働の協同組合法の早期制定を求める意見書提出は全会一致で可決されが、都市計画の高度規制地区変更の早期成立に関する陳情と学校施設の耐震性対策に関する陳情は委員会では採択されたが本会議では保守会派の反対で不採択となった。また、議員発議の後期高齢者医療制度の廃止に関する意見書とガソリン税の暫定税率及び道路特定財源復活に抗議する決議は新風を除く保守会派と公明党の反対によって否決された。
 前の2件は、今船橋市の市政にとってもっとも緊急で必要な政策課題であり、市もその必要性については認めており、具体的に作業を進めている課題にもかかわらず、船橋市議会の抵抗勢力がブレーキをかけていることが明確になった。
 後の2件は、今一番重要な国政の問題である。国政同様、自民党(保守)系議員と公明議員がこれに反対し、各議員の態度が鮮明になった。
これらの結果については、市民に徹底して知らせて行かなければならない。

 市長から追加議案で、国から出向して来ていた、原副市長の後任の副市長の選任同意を求める議案が提出された。こんども総務省からの出向である。これまでの副市長は、市民の税金から高い給料を支給しているのに、船橋市のために十分働いているとは思えない。国のキャリア官僚が数年間、市に研修にきているもので、市長に代って国の政策(構造改革・新自由主義)を説明するのがその主な仕事だった。
  そもそも財政状況が厳しい厳しいと言って、市民に痛みを求めておきながら副市長が2名必要なのかも疑問。
  市民社会ネットはこれらの理由で、副市長選任の同意を求める議案に反対した。

6月22日(日)長生村長選挙、石井としお氏当選

 22日、投票の長生村長選挙は、石井としお氏が5700票を獲得し、あい市郎氏の2900票を大差で破り2期目の当選を果たしました。
 石井としお氏は選挙戦を通じて、住民アンケートで得た「合併反対」の住民の声を貫き、合併しない自立で輝く「ながいき村」を作りを柱に据え、小学校三年生まで実現した子どもの医療費助成を中学三年生までの実施、一般会計からの繰り入れによって、高い国保税の値上げ抑制、中学校の校舎の建て替え、巡回バスの運行などの実績と公約を訴え、保守層も含めた幅広い支持を獲得しました。
 一方、あい市郎氏は、合併問題を争点から隠蔽し、終盤は石井としお候補に対する誹謗、中傷を繰り返す戦術を取りましたが、かえって村民からの信頼を失い、頼りにした保守層からも見放され支持を得ることができませんでした。
 今度の選挙は、合併しないで自立した自治体をめざす全国の自治体に限りない勇気と自信を与えるものです。(23時現在)
 
6月20日(金)消防委員会

 今日午前中は、事務所で溜まった雑用をこなす。午後からは消防委員会、新しい委員の紹介や副委員長の選任、新年度の消防予算の概略が報告された。委員からは、消防施設の耐震問題、消防団員の充足や活動状況などについての質問や意見が出された。

6月19日(木)「村が変わったことを実感」長生村長選挙

 長生村村長選挙、最後の応援に入った。中学3年生までの子ども医療費の助成を求める署名用紙をもって、元村長の地元に入った。
 相手陣営の拠点地域である。「4年前に石井村長になって村が変わったことを実感できた」(中年の女性)「夫は付き合いで相手陣営の応援に行っているが投票は石井村長に入れると言っている」(年輩女性)「地区に石井村長のチラシを配布した。相手陣営は毎日宣伝車が入ってくるが、石井候補の宣伝車が来ない」(男性)など手応えは十分だが、相手候補支持や態度を明らかにしない人も約半数、この地区では5分5分の闘いだ。最後まで予断をゆるさない。

6月18日(水)後期高齢者医療制度の廃止等を求める陳情は不採択

 今日は5常任委員会がいっせいに開催された。私が所属する健康福祉委員会は議案はなく、市民から出された陳情2件が審査された。
 「原爆症認定制度の抜本的改善の意見書提出に関する陳情」は全会一致で採択されたが、後期高齢者医療制度の廃止等を求める「高齢者が安心して医療を受けられるための意見書提出に関する陳情」は、市民社会ネット、共産党、新風を除く多数で不採択となった。

6月17日(火)長生村村長選挙告示

  長生村村長選挙が今日告示された。石井としお村長の出陣式には、300名を越える支持者とともに、近隣の市長、町長、村長らが参加した。
 様々な来賓の方々の挨拶と激励があったが、私がもっとも印象に残った根本良一矢祭町前町長のメッセージをコピーしてきたので紹介します。

 石井俊雄氏が長生村村長であり続けることは、日本全国の地方自治体に大きな勇気と自立、独立の正義を与えます。
 この度の長生村村長選挙はひとり、長生村の栄枯盛衰のみならず、全国の地方自治体の命運がかかっております。
 全国民が固唾を呑んで石井俊雄氏の必勝を念じております。長生村民の良識と誤りなき判断を期待します。
 地方自治の荒廃この一戦にあり、遠く福島県の矢祭町より必勝を祈願してしております。 根本良一

 石井としお候補は、「合併しない 自立で輝くむらづくり」を実現するために必ず 再選を果たす決意を述べ、街宣に出発した。

 

6月16日(月)公衆用道路、5年間遡って固定資産税を返還

 議会は一般質問の最終日、池沢議員が登壇。公道に準じる私道にかかわる固定資産税の問題について質問。
 私道であっても公衆道路として使用されていれば、申請によって非課税になるが、池沢議員は、申請によらない非課税の認定、過去に遡っての固定資産税の返還、市民への周知方法について質問。市は申請時から過去5年間遡って固定資産税を返還すると答弁。

 一般質問終了後、共産党から議長に対する不信任決議案が提出された。理由は、9日の法人経営の報告に対する佐藤議員の質問に関し、佐藤議員が代表監査委員に答弁を求めたにもかかわらず、議長が別の議員(私)に対する生涯学習部長の答弁をもって「既に答弁している」として代表監査委員に答弁を求めなかったことなどだ。
  確かに議長の議事運営については問題があったが、昨年の12月議会で、私の発言中に「発言禁止命令」を出した議長に対する不信任決議に、共産党は反対討論し退席した。
  今回の問題は「発言禁止命令」に比べれば罪は軽く、問題点は議会運営委員会で協議すれば十分として、市民社会ネットは黙って退場。不信任決議案は、共産党を除く反対多数で否決された。

6月15日(日)今日も長生村へ

 今日も長生村へ、午前、午後と村民との対話活動。村長は、村内の10地区で村民を集めての演説会。夜は公開討論会と17日の告示を前にラストスパートだ。昨日、今日と強い日射しの中、すっかり日焼けしてしまった。

6月14日(土)東北地方で大きな地震

 長生村長選挙の応援にいった。行く途中で、東北地方で大きな地震があったことが報道された。最初の報道ではさほどの被害は発生していないようであったが、時間が経つにつれて、被害の大きさがわかってきた。地震の大きさは、阪神大地震や新潟中越地震と同じ規模だと言う。被災者の皆さんにはお見舞い申し上げます。それにしても、こうした大きな自然災害が起きる度に自然の猛威の凄さに驚くばかりだ。
 長生村長選挙の応援に、3週間ぶりにいったが、状勢が少し変わって来ている感じがした。村長が6月議会に提出した国保税を据え置くための一般会計からの繰入れのための条例が否決されたが、これがけっこう波紋をよんでいる。
 相手陣営は、国保税が大幅に値上げになるこいうことで村長を批判していたが、条例がでるとこれを否決し、条例提案は選挙目当てで、村の財政を考えていない。国保加入者以外の村民の税金を国保加入者のために使うのはおかしいというキャンペーンをはり、これが国保加入者以外の村民にけっこう浸透しはじめていることが今日の村民との対話でわかった。
 長生村は自民党の石井準一参議院議員の地元、相手陣営は、近隣の自民党、保守系の地方議員を総動員して、村政を奪還するために総力を上げている。一方、村長陣営を応援する村議は、共産党の2名と新社会党系無所属議員の3名だけだ。村長は、村民の中に根をはり、草の根の運動を展開し頑張っているが、状勢は互角の闘いだ。この闘いを制するためには党派を越えた全県的な支援が必要だ。
 市民ネットが村長を推薦し応援体制を組むなど全県的な支援態勢も整いつつあるが、さらなる体制強化が必要だ。 

6月13日(金)議員の質問について

 一般質問の4日目、まき議員が登壇し、教育委員会の人権意識、都市景観計画策定、指定管理者制度の問題点などについて質問した。
 私は、自分のことは棚において、他の議員の質問について、A~Dのランクをつけて評価している。
  評価の視点は、1、具体的な実態・実例が調査されているか。2、法・条例・他市の事例などが調査されているか。3、市民の要望、意見が反映されているか。4、争点が明確になっているか。5、提案の内容の妥当性とその実現性についてなどである。
 今日、6人の議員が質問したが、私の評価はAが1人、Bが3人、Cが2人。誰がというと差し障りがあるがので言わないが、ぜひインターネット録画中継を見て、評価してみて下さい。

6月12日(木)都市整備部長の答弁は信義に反するもの

 昨日、松が丘みどり公園整備について、名前は みどり公園だが、計画図面を見るとみどりがほとんどない。みどり公園の名前にふさわしいみどりを、せめて木陰が出来るくらいのみどりは配置して欲しいと質問した。今日早速、担当課長が、みどりを増やす図面を持参した。
 この公園の整備に当たっては、近隣の町会や住民に説明し、意見を聞くことになっていたが、連合町会には説明したが隣接する清和町会への説明がされていなかった。私の指摘があって、清和町会には質問の前日に説明に行った。
 質問の前に、これは恥ずかしいことだから、できれば触れないでほしいと打診があったので、本会議ではあえてこのことには触れなかったにもかかわらず、都市整備部長は「公園整備の内容は、地元の意見としてできるだけ広場を多くとってほしいと要望があった」と答弁した。
  広場を多くとってほしいと要望したのは連合町会であって、できるだけみどりをとってほしいというのが近隣町会の意見だ。
 都市整備部長の答弁は、市の方から私に触れないでほしいと打診したにもかかわらず、私が再質問をする時間がないのを知っていながら、あのような答弁するのは信義に反するものだ。結果的にはみどりが増えることになったので了とするが、今日図面を持って来た担当課長にはそのこと強く申し添えた。
 
6月11日(水)緊急を要する校舎の耐震改修、補正予算を検討と答弁

 今日一般質問を行なった。中国四川省大地震の教訓から緊急を要する校舎の耐震改修を、補正予算を組んで行なうことを求めた。市からは、耐震改修は優先順位が高い事業、補正予算を含めて対応を検討した旨の一歩前進した答弁があった。
  「なぜ談合がなくならない、入札制度の改善について」の質問では、今回談合情報があった 郵便指名入札の内、金額の多い樹木管理委託 3件と樹木枝葉チップ化委託については、市内Aランク11業者の内7業者を指名したが、4件とも同じ業者が少なくても2年続けて指名されていたと指摘。 これでは、7業者で談合して下さいと言っているとも同じではないか、官製談合と言われても仕方ないのではないかと追求。
 市はこの事実を認め、今後は指名業者を市外にも拡大し、競争性を高めたいと答弁。
 「なぜ進まない絶対高さ制限の都市計画決定」での質問では、市民への約束であった 19年度内の都市計画変更ができなかったことは、市民の切なる期待を大きく裏切るもので、12月の公聴会以降、なぜ都市計画決定の作業が遅れているのか、なぜ、精力的に周知、説明を行なわないのか、慎重な審議を求める一部の議員の意見に配慮しているのか。これでは、駆け込み的なマンション建設について行政指導するどころか、市が救済しているとしか思えない。 70才を越える市民が座り込みをしなくてもいいように、一刻も早く、都市計画決定すべきではないかと質したが、市からは納得できる答弁はなかった。質問の詳細はこちらへ 

6月9日(月)人々を震撼させた無差別殺傷事件

 8日、秋葉原電気街の交差点で、男が通行人をトラックではねた後、ナイフで刺し、男性6人と女性1人が犠牲となった無差別殺傷事件は、人々を震撼させた。容疑者は犯行に使ったダガーナイフを福井市内のミリタリーショップで、他のナイフ5本と一緒に買ったと言う。
 ダガーナイフは両刃の短剣型ナイフで殺傷力が高く軍隊で使われているナイフだ。なぜこうしたナイフが簡単に購入することができるのか。6本ものナイフの購入を異常とは思わないのか不思議だ。また、この事件は海外でも大きく報道され、近隣のアジア諸国では事件の背景に日本の格差社会を指摘するメデアが目立ったとも報道されている。事件の動機、背景を解明することが事件再発を防止する最大の手段だ。

 議会は今日、市長提案の議案3件と市の外郭団体11法人の経営状況に対する質問が行なわれた。
10人の議員が登壇した。その内、市民社会ネットは議案質疑に朝倉議員が、法人の経営状況に対する 質にまき議員と私が登壇した。


6月7日(土)10年以上は使わないと損

 午前中は、白内障の手術を行なった母を連れて、術後の検診を行なうために眼科へ。
母は、景色を見ても、テレビを見ても、とてもきれいに見えるようになったと子どものように喜んでいる。
 私は、せっかく手術をしたからには10年以上使わないと損をするよと冗談。
 夕方からは、9条の会・千葉地方議員ネットの世話人会。7月12日の総会と井原前岩国市長の講演会の打合せと呼びかけの発送作業をおこなった。
 帰ってから、月曜日に質問する「法人の経営状況報告」に対する質問づくりにとりかかり、11時30分にはほぼ完成。
 これで、あしたの町会の日帰りバスツワーに安心して参加できる。
 質問は、私が5つの法人に対して、まき議員が6つの法人に対して行なう予定。

6月6日 (金)中村哲医師講演会の残務整理

 今日は、議会の休会日。30日に開催した中村哲医師講演会の残務整理、集まったカンパ48万7千円をペシャワール会に送金した。
カンパ及び講演会参加者で、住所、氏名が記帳されている方にはお礼と報告のハガキを出すことになっている。名簿を整理したところ220名ほどになった。書籍の販売の清算はもう少し後ですることにした。
 公民館の2つのサークルに久しぶりに参加することができた。

6月5日(木)指定管理者になって、市民からの苦情が市に届いていない

 昨日、今日と市長提案の議案と法人の経営状況報告についての勉強会を行なった。
 船橋市の勤労市民センターは、財団法人である「船橋市中小企業勤労者福祉サービスセンター」が指定管理者として管理運営をおこなっている。
  この勤労市民センターで5月30日夜に開催された「中村哲医師講演会」の際、あわや講演会が中止になってもおかしくない、お粗末なトラブルが発生した。
 講演が始まる前に、NHKで放映された中村哲医師の活動をDVDで上映し、講演はパワーポイント(スライド)を使って行なうことになっていた。
 事前の勤労市民センターとの打合せで、パソコンによってはプロジェクターが合わず、色がでないこともあると言われたので、事前にパソコンを持ち込んで使えることを確認した。
 しかし、当日になって色が出ない、ピントが合わないトラブルが発生した。勤労市民センターの「技術者」はパソコンに問題があると主張、しかし、いくらパソコンを調整してもトラブルが解消しない。事前に確認しているのにおかしい、われわれの担当者がパソコンとプロジェクターを結ぶケーブルの交換を要求、ケーブル交換によって色は出るようになった。ケーブルは実は断線していたことがわかった。
  しかし、ピントが合わない。勤労市民センターの「技術者」はこれが限界だという。われわれの担当者がレンズが汚れていることに気がつき清掃を求めた。「技術者」は当初レンズを雑巾で拭いたという、チッシュに水をつけてレンズを清掃した結果ピントが合った。
  その間、約1時間、上映が始まったのは予定時間を20分過ぎてからだった。その上に質問用のワイヤレスマイクの周波数調整が行なわれておらず使えない。法人に苦情を言いたくても午後7時には職員がいない。勤労市民センターの「技術者」は勤務時間が過ぎたから帰ると言う。
 われわれの担当者は、怒り心頭に達していた。
 今回のようなトラブルは、今回だけではないなずだ。急にケーブルが断線するはずないし、レンズが急に汚れることはない。
  何もわからない「技術者」が、機器の管理運営を行なっている結果だ。同じようなトラブルが以前にも発生していた可能性は高い。
  しかし、そのことが市に伝わっていない。指定管理者になって、市民からの苦情が市に届いていない。
 他の施設、指定管理者には同じようなことはないか。我々には他の施設利用市民からの苦情も届いている。

6月3日(火)6月議会が始まる

 今日から6月議会が始まった。6月議会は市長から提案される議案は少ないが、市が出資する11法人の経営状況が報告されこれに対する質疑が行われる。これらの法人は市の外郭団体で市職員幹部の再就職先(天下り先)でもある。
 06年度に公益法人改革 3 法案が成立し、現在の社団法人・財団法人の制度は、新しい一般社団法人・一般財団法人及び公益認定法人に切り替わることになる。
 現行の公益法人については、法律施行後「特殊民法法人」として存続し、 5 年以内に県に設置される委員会に公益法人の認定申請を行い、認定された法人のみが税制上の優遇措置を受けられる仕組みだ。認定の基準として、公益事業が原則で全事業及び管理費の合計の半分以上であること。株式等を特定の場合を除き保有せず、必要な限度を超え内部保留を有しないことなどが規定されている。
 市が出資する11法人がこの認定基準に該当するのかどうか、すでにその役割を終えた法人もある。
法人の多くが指定管理者として、市から事業を受託しているが、本当に経費の削減やサービス向上になっているのかなどの視点で質疑する予定だ。

6月1日(日)松が丘囲碁クラブのお別れ会

 今日は、午前中定例のパークゴルフ、16名が参加。昨日までの肌寒い天候がうそのように初夏の陽気、久しぶりの好天にパークゴルフ場も混雑、快い汗をかいた後のビールは格別だ。
 午後からは、松が丘囲碁クラブのお別れ会、松が丘バス通りの道路拡張に伴い会場が閉鎖されるためだ。
 30名程の会員が集まり、最後の対戦を行なった後、懇親会、囲碁談義に大いに花が咲いた。