日刊「浦田秀夫通信」08年4月 バックナンバー
 日刊浦田秀夫通信は、浦田秀夫の日常活動や市政、県政、国政、国際政治のできごとに関する意見、主張などを日記風につづります。皆さんからの情報提供やご意見などをお待ちしています。hideo@urata.office.ne.jp

4月30日(水)ガソリン税の暫定税率復活

 4月もあっという間に過ぎ去ろうとしている。国会ではガソリンにかかる揮発油税の暫定税率を復活させる税制改正法が、衆院本会議で自民、公明両党など出席議員の3分の2以上の賛成多数で再可決された。民主党の菅直人代表代行は「国民の7割以上が反対している中で、衆院が3分の2の賛成で2兆6千億円の増税を通したことは、今の衆院が国民の意思とかけ離れていると自ら証明した。衆院を解散すべきだ」と強く批判したが、民主党はこのタイミングでの参院への首相問責決議案の提出は見送ると報道されている。
  ガソリン税の暫定税率を何がなんでも廃止すると主張して来た民主党、これでは暫定税率の復活を事実上容認するすることにはならないのか。暫定税率の廃止はパホーマンスだったのか、それとも問題の本質が一般財源化にあることに気がついたのか、民主党も正念場をむかえている。

 今日午前中は事務所で党関係の事務処理、午後から党の支部会議。久しぶりの会議だ、先の県本部委員会の報告、支部の組織活動の改善、5月の9条世界会議などのへ参加、長生村長選挙の支援、後期高齢者医療制度廃止の運動、中村哲医師講演会の取組みなどについて協議した。

4月29日(火)勝負も大切だがマナーが重視される

 今日午前中で通信の配布を完了した。ほっと一息というところで、午後から近くの碁会所で真剣勝負。
 この碁会所も道路拡張用地にかかるため5月いっぱいで閉店となる。
 この碁会所は一昨年の2月に小学校1年生の男児 が歩道の段差に躓き、車道に倒れ路線バスに 轢かれ死亡するという痛いしが発生した現場近くにある。  
 この事故発生時にいち早く現場に駆けつけたのがこの碁会所のオーナーであった。オーナーから事故の詳しい状況を聞き議会で質問を行なった。
 この事故を契機に道路の拡幅整備が始まったが仕方のないことだ。
 碁は極めて弁証法的だ、自然に弁証法的な思考が身に付く。また、 碁はその人の性格が現れるという、勝負も大切だがマナーが重視される。
  ここでもマナーを大切にする多くの人たちとの出会いがあった。

4月28日(月)もう何でも屋だ

 今日も午前中は通信の配布、何としても今月中に配布しきろうと今日も400枚、残り後400枚明日中には終わりそうだ。
 午後からは、雑用。雑用と言っても、おそばやさんのお品書きや踊発表会のプログラム作成、今月から当番になった商店会の会費の集金。
 それに家賃や新社会紙代、印刷用紙代の支払いなどなど、もう何でも屋だ。
 たまに事務所にいれば、次々とやってくる来訪者の話し相手もしなければならない、これも大事な仕事の一つ、頑張るしかない。

4月27日(日)衆院補選民主党勝利、「後期高齢者医療制度」が追い風

 衆院山口2区補欠選挙は、民主党前職の平岡秀夫氏(社民党推薦)が自民党新人で元国土交通審議官の山本繁太郎氏(公明党推薦)を大差で破り当選した。
 ガソリン税の暫定税率廃止、消えた年金記録に加え、後期高齢者医療制度の「3点セット」で政府・与党を攻撃した戦術が功を奏したようだ。
 保守王国といわれた山口県でのこの選挙結果は、いよいよ自民党政権の終焉を予告している。「自民党に替わって一度は民主党に政権を」という国民の意識は相当高まっているが、民主党が国民の期待に答えることができるのか、とくに地方議会での民主党の対応を見ているととても思えない。
  民主党の言っていることはまさに「戦術」であって、本当に国民のいのち、暮らしを守るという政治姿勢があるのか疑問だ。住民税・介護保険料・国民保険料の負担増も、後期高齢者医療制度も選挙の時は戦術としては政府を攻撃をしたが、それを決めるときどれだけ体を張って頑張ったか。地方議会では、負担増中止や制度見直しの意見書などにはことごとく反対しているではないか。
  それでも自民党、公明党政権を打倒したほうが、国民のためになることだけは確かだ。護憲勢力がバラバラで自民・民主の2大政治勢力に対抗できない現実では仕方のないことだ。
 今日は、午前中通信の配布、午後から新社会党県本部委員会、夕方帰って来てからまた通信の配布、今日一日で600枚配布した。

4月26日(土)中村哲医師講演会実行員会

 午前中は、2日間視察で留守をしたので、ホームページの更新、メールの整理、9条の会・千葉地方議員ネットのメーリングに長生村長選挙の応援のお願い、夜の中村哲医師講演会実行員会のレジメ作りなどなど。
 午後からは、残っている通信の地域配布。途中休憩をかねて碁会所で囲碁を3番打って2勝1敗。
夜は、中村哲医師講演会実行員会。本番まで1ヵ月あまり、協力券販売の状況、当日まで準備すること 、当日の役割分担等を確認した。

4月25日(金)ものづくり教育特区、諏訪市を視察

 古くから「ものつくり」が産業の中心であった諏訪市では、次の世代を担う若い人材の育成をめざして、「地域密着型ものづくり」学習などを進めてきましたが、平成20年度からは教科として年間25時間の「相手意識に立つものづくり科」(通称:ものづくり科)として取り組むことが教育特区として認可された。
 相手意識に立つものづくりとは、自分のためにではなく家族や友人など使い手や相手のことを考えてものづくりを行なうとするもので、「誰に」「どんなもの」などを明確にして作ることにより、相手への思いやりや要望に応じた色々なアイデアや工夫を出し、意欲的に集中し、実践する力をつけることなどを目標にしています。
  年間25時間の授業数は、図画工作や生活、総合学習の時間から確保し、またこれらの教科と連携を図りながら行なわれます。地域のサポータが「技」を指導し、地元企業が教材費などを支援しています。若い先生は、ものづくりの経験が少なく先生自身の教育の場ともなっているそうです。
 船橋市が取り組んでいる「英語教育特区」と諏訪市が取り組んでいる「 ものづくり教育特区」、子どもの生きる力をつけるためにはどちらが本当に必要なことなのか考える機会となりました。

4月24日(木)議会提案で「自治基本条例」を制定した飯田市を視察

 自治体の憲法とも言うべき「自治基本条例」を議会提案によって制定した長野県の飯田市を市民社会ネットで視察。
 16年1月に議会の提案で「わがまちの『憲法』を考える市民会議」が公募市民を中心に設置され、中間報告、最終答申書が同年末までにまとめられた。
 議会では、17年4月の市会議員選挙の後「自治基本条例特別委員会」を設置し、17年から18年にかけ、条文素案に対する地区説明会を市内20地区で2回に渡って開催。延べ参加者は3200人、2回目の説明会では全議員が説明会に出向き、質問対する答弁まで全てを議員で対応。
 地区説明会で得られた意見を反映した「条文原案」を作成し、パグリックコメントを18年6月に実施 。7月には「市民シンポジウム」を開催し400人の市民が参加。18年の第3回定例会で全会一致で条例を可決した。
 議会提案による 「自治基本条例」の制定は全国初の試み、視察に行った我々に対する説明も飯田市議会の議員(共産党)が行なった。
 飯田市議会の議員と市民の意識の高さに驚くばかりだ。
 船橋でも市長に「自治基本条例」の制定を求めるだけではなく、議会と市が一体となった取組みの必要性を痛感した。
 飯田市は人形劇のまちとしても知られている。「川本喜八郎人形美術館」も見学させていただいた。

4月23日(水)地域で通信の配布

 雨で2回延期になっていた二和向台駅で、通信(議会報告)の配布を行なった。これで予定した5駅での配布が終了した。
 雨の影響で、地域での配布も遅れている。通信は16000枚印刷するが、地元松が丘と高根台約8000戸には全戸配布を行なっている。
 この内、3500戸は私が自分で配布しているが、今日400枚配布しても残り1600枚も残っている。
 夕方4時頃から約2時間かけて各戸に、途中道で会った人や外で立ち話をしている人、庭いじりをしている人に声をかけながらの配布。
 わざと平日なら夕方、休日なら午前中と市民と会う機会の多い時間帯を狙っている。歩いていると地域の様子や人々の息づかいが良くわかる気がする。
 昨年の秋に引っ越してきたばかりにしては、知名度はまずまずの感じだ。
 通信配布のボランテアを募集しています。100枚でも200枚でも結構です。貴方のお住まいの近くでも、遠くでもご協力いただける方はぜひご連絡ください。

4月22日(火)3月議会の報告・交流

 午前中は、母を連れて内科と眼科へ、白内障が進行し見えにくくなってきたので手術をすることにした。手術のできる病院に紹介状を書いて貰った。
午後からは、新社会党の千葉県議員団会議。3月議会の報告・交流を時間を取ってじっくり行なった。
 後期高齢者医療制度を導入をめぐる市民からの怒りの声に答えるために、制度の廃止や自治体の助成を求めて運動を起こすことを決めた。
 6月17日投票の長生村村長選挙の支援態勢、9条の会・千葉地方議員ネット総会と井原前岩国市長の講演会への参加。全国自治体議員総会の日程等を確認した。

4月20日(日)パークゴルフ、年間最優勝は高津さん

 20年度第1回パークゴルフの例会が、オスカーパークゴルフ公園八千代コースで行なわれた。
  優勝は藤原さん(左の写真)で前回に引き続き連覇した。
  19年度の年間最優勝は高津さん(右の写真)。次回は6月1日(日)に開催予定、みなさんもパークゴルフ始めませんか。
  パークゴルフはゲームの面白さとともに健康づくりやコニュニケーションづくりのため、愛好者が急増している。
 3月議会では、公営パークゴルフ場設置の陳情が、公明党を除く多数で採択された。

 

4月18日(金)岩国市前市長の井原勝介氏の講演会決まる

 朝から風雨が強く、今日予定していた駅頭と地域の通信配布は中止。
 午前中市役所に出向き、教育員会に中村哲医師講演会のポスターとチラシを市内の公民館、図書館合わせて29館に掲出してもらえるようお願いし、広報課に市の広報への掲載も頼んだ。
  市民から相談のあった建築問題について、建築指導課と話し合い業者への指導を要請した。
午後からは公民館のサークル活動へ。
 夜は、9条の会・千葉地方議員ネットの世話人会。7月12日に総会を開催し、岩国市前市長の井原勝介氏の講師で、記念講演会を船橋市の東部公民館で行なうことなどを決定した。講演会は議員以外の市民にも参加を呼びかけることも確認された。

4月17日(木)自衛隊イラク派兵は9条違反!名古屋高裁判決

 自衛隊イラク派遣差し止めなどを求める控訴審判決のなかで、名古屋高裁は航空自衛隊が首都バグダッドに多国籍軍を空輸していることについて「憲法9条1項に違反する活動を含んでいる」と違憲判断を示した。裁判所がはじめて自衛隊のイラク派兵は9条に違反するとの判断を示したもので、原告等は「9条が生きていたことを示した」と判決を高く評価した。
  名古屋高裁の違憲判断は、自衛隊の海外派遣の恒久法をめざす政府に大きな打撃を与えるものだ。
 政府は、航空自衛隊の空輸を中止し、すべての自衛隊をイラクから撤退させなけらばならない。

 「実質的な勝訴判決」と受け止めた原告側は上告しない方針を表明している。勝訴した被告の国側は上告できないため、今回の高裁判決は確定する見通し。
  判決は現在のイラク情勢について「イラク国内での戦闘は、実質的には03年3月当初のイラク攻撃の延長で、多国籍軍対武装勢力の国際的な戦闘だ」と指摘した。特にバグダッドについて「まさに国際的な武力紛争の一環として行われている人を殺傷し物を破壊する行為が現に行われている地域」として、イラク復興支援特別措置法の「戦闘地域」に該当すると認定した。
  そのうえで、「現代戦において輸送等の補給活動も戦闘行為の重要な要素だ」と述べ、空自の活動のうち「少なくとも多国籍軍の武装兵員を戦闘地域であるバグダッドに空輸するものは、他国による武力行使と一体化した行動で、自らも武力の行使を行ったとの評価を受けざるを得ない」と判断。「武力行使を禁じたイラク特措法に違反し、憲法9条に違反する活動を含んでいる」とした。
  さらに判決は、原告側が請求の根拠として主張した「平和的生存権」についても「9条に違反するような国の行為、すなわち戦争の遂行などによって個人の生命、自由が侵害される場合や、戦争への加担・協力を強制される場合には、その違憲行為の差し止め請求や損害賠償請求などの方法により裁判所に救済を求めることができる場合がある」との見解を示し、平和的生存権には具体的権利性があると判示した。
  ただ、今回のイラク派遣によって「原告らの平和的生存権が侵害されたとまでは認められない」と述べ、1人1万円の支払いを求めた損害賠償は認めなかった。また、訴えの利益を欠くなどとして、違憲確認や差し止め請求はいずれも不適法な訴えだと指摘。原告側敗訴とした一審・名古屋地裁判決の結論を支持し、原告側の控訴を棄却した。

4月16日(水)後期高齢者医療制度発足に伴う、保険料の誤徴収

 船橋市で、後期高齢者医療制度発足に伴う、保険料の誤徴収があったことが報道された。
  65才以上の障害者の方で認定を受けている方は、基本的には後期高齢者医療制度に移行することになるが、本人の希望で国民健康保険に残ることも可能になる。後期高齢者医療制度に移行するかどうかは、保険料が高くなるかどうか、年金からの天引き(70才以上は天引き)が妥当であるかどうか、窓口負担を一時現金払いすること(70才未満は3割、70才以上は2割、75才以上は1割)の是非など障害者一人一人によって条件が違う、こうした条件を障害者が理解して判断することになるが、市は障害者一人一人について正しい情報を示して本人の判断を確認することが必要だ。
 3月議会の健康福祉委員会でこのことを指摘したのは私だけだった。
 誤徴収は、後期高齢者医療制度に移行した方から、国民健康保険に残ったままとして国民健康保険料を年金から天引きしてしっまたものだ。
 国民も行政も議員(国会議員)も十分理解しないまま(理解しているのは厚労省の官僚だけ)制度を発足させた結果だ。この制度は廃止するしかない。

        津田沼駅で通信配布

  

4月15日(火)高根木戸駅で通信の配布

 今朝は、高根木戸駅で通信の配布。午後から市民から相談のあった建築問題について現地調査。
  夜は新社会党千葉県本部執行委員会に久しぶりに出席、9条世界会議やプレ憲法集会の取組み等当面する活動、長生村長選挙の応援体勢、後期高齢者医療制度の廃止運動等々、新社会党の力量からすると大変荷の重い活動が連続している。

4月14日(月)市立リハビリ病院オープン式典

 4月21日からオープンする船橋市立リハビリ病院のオーオプン式典が行なわれた。
 当時の日本社会党船橋市議団が提言してから15年、船橋医師会から要望が出されて10年、藤代市長が選挙公約に掲げて7年、ようやくオープンすることになった。
  市川市では、一足はやく7年前に市立リハビリ病院がオープンしている。
 15年前の当時の日本社会党船橋市議団の提言では、保健・福祉 ・医療を一元化した施設として「医療・福祉センター」を建設する。施設は、病院、リハビリセンター、保健センターなどからなり、予防、治療、リハビリの一貫したシステムで寝たきり老人をつくらないことをめざす。リハビリセンターは、急性期の治療を終了した患者に対する医学的リハビリテーション、さらに家庭生活適応訓練、義肢装具の作成調整、家屋改造相談、地域リハビリや訪問リハビリを支援し専門家を派遣すると提言した。
 15年前に私達が先進自治体で開かれたセミナーに参加した際、市川市の担当職員が参加していたことを思い出した。当時、船橋市の担当部はまったく無関心であったし、医師会も積極的ではなかった。
 市の医療センターも当初は、医師会の反対もあって一般外来は行なわない計画であった。当時の日本社会党船橋市議団は「市民病院として一般外来も行なうべき」と強く主張していた。結局「一般外来を行なわないと採算が取れず、厚生省の認可がとれない」ということで、当時の大橋市長が計画を変更し開院することなった。
 市立リハビリ病院は、指定管理者の医療法人社団「輝生会」が運営することになっている。石川誠理事長は、「市民の期待に応え、最善のリハ医療サービスを提供すべく粉骨砕身の努力をする所存です」と決意を述べた。全国でも高い評価を得ているその手腕に大いに期待したい。

     

4月13日(日)伊豆・伊東温泉の旅

 12日〜13日にサークルの仲間の皆さんと伊豆・伊東温泉の旅に行ってきました。
 写真は伊豆の城ヶ崎海岸。

   

  

4月10日(木)58回目の誕生日

 今日4月10日は、私の58回目の誕生日。妻と母と3人でささやかな誕生日パーティ、母から生まれた時の状況を聞いたのは始めてのような気がする。
 今朝の駅頭宣伝は雨のため来週に延期。
 午前中、各派代表者会議が開催され、市民から要求の出ている代表者会議の議事録開示について事務局から報告があった。
  当初の全面不開示が部分開示になったが、内容的には全面不開示と変わらず、会議で出された各代表者の発言は一切開示しないものだ。
 市の情報公開条例に照らし合わせたものとの説明であったが、情報公開条例の主旨、目的からほど遠いものだ。これらについては、情報公開審査会で審査されることになる。

4月9日(水)市内の労働組合や民主団体を訪問

 4月とは思えない寒い朝になった。北習志野駅での通信(議会報告版)配布には7名の役員の方に参加していただいた。
それでも真冬に比べれば暖かく、通信の受け取りも上々だ。
 午後からは、吉沢さん、島さんと一緒に「中村哲医師講演会」の協力要請のため、市内の労働組合や民主団体を訪問。
 各団体とも講演会の主旨を理解してくれて快く協力を引受けていただいた。
 議会事務局には、19年度の政務調査費の報告書を提出した。

4月8日(火)議会報告活動の開始だ。

 今日は1日春の嵐、強風が吹き荒れ激しい雨が降り続いた。この嵐の中、市内の公立中学校の入学式が一斉に行なわれたが、地元の古和釜中に出席した。
  事務所には、印刷屋さんから通信64号(議会報告版)が届けられた。この嵐の中近くの市民の会役員が三々五々集まって発送作業。
 明日からは早朝の駅頭配布も始まる。議会終了後の毎度の活動開始だ。

4月6日(日)高根台さくら公園、桜まつり

 高根台さくら公園、第21回「桜まつり」が開催された。高根台さくら公園は、21年前に団地の汚水処理場跡地に整備されたもので、当時、近隣の自治会や商店会などで跡地利用協議会をつくり、公団や市に公園として整備することを要望し実現したもの。
  それ以来毎年、高根台、大穴、松が丘の住民の交流の場として桜祭りが開催されてきた。
 私は、あいさつの中でこうした経過に触れながら「21年前に植えられた桜の木が大きく成長したように、住民の交流も大きく発展してきた。しかし、団地建て替えによって高根台第一小が廃校となり、今年また大穴市民プールが廃止されようとしている。寂しい限りだが、今日のさくらまつりを大いに盛り上げ、この寂しさを吹き飛ばそう」と訴えた。
 桜が舞い散る中、オープニングのたかね乱れ囃子、ばか面おどり、踊りのパレード、ロックソーランなどのイベント次々とが繰り広げられた。

     

     

     

4月5日(土)長生村村長選挙の応援を乞う

 6月22日投票で行なわれる長生村村長選挙の応援に行って来た。
  現村長の石井としお村長は、4年前合併反対を掲げ、合併推進の現職村長を破って初当選した。石井村長は合併の是非を住民投票で問うために住民投票条例を提出したが、合併推進派多数の議会で否決された。 昨年、全世帯を対象に住民アンケートを実施した結果「合併反対」が多数を占めたので合併協議会会を離脱した。その後、白子町、一宮町も離脱し長生郡市合併協議会は廃止された。
 今回の選挙、相手候補は、元茂原市土木部長で現村会議員の阿井市郎氏。元々合併推進派であったが、氏の後援会ニュースによれば「合併は完全になくなりました」と、合併問題を選挙の争点から外す一方で「安心して子育てのできる村、健康でいきいきと過ごせる村にして、次代を担う子どもたちのいいふるさとにします」と石井村長の公約、政策を丸写しにしている。18人の村会議員の内15人の支持を背景に「石井を絶対に落とす」という意気込みで、保守勢力の総力を上げて動き始めている。
  石井村長は現職で受け身ながら、合併問題の他、子ども医療費の助成を今年度小学校3年まで引き上げたが、これを6年生まで引き上げることや妊婦の健康診断を10回まで公費負担にしたが、これを14回に引き上げることなどを公約に掲げ、村民恊働のむらづくりを訴えて活動を開始始めた。
 激しい選挙戦になりそうだが、多くの村民から「今回の選挙結果次第では、いつ合併問題が息を吹き返すかわからない。なんとしても石井村長の再選を!」「村民が自由に村に意見が言え、村民が元気になれて、ここに住んでよかったと思える長生村を作る為に2期目も続投してほしい」などと石井村長を応援する声が次第に大きくなってきている。
 石井村長の再選を勝ち取るためにぜひ、本ページをご覧の皆さんのご支援をお願いしたい。友人知人の紹介や現地での活動に参加できる方はぜひご連絡ください。
 
4月3日(木)公民館活動、現場職員に期待

 高根台公民館で活動している初心者囲碁の会の総会が開かれた。会員数46名の比較的大きなサークルだ。
  公民館の有料化と使用時間帯のコマの変更は各サークルに様々な影響を及ぼしている。初心者囲碁の会は、1コマ(12時〜3時)では足らず2コマ(12時〜6時)まで借りている。使用料は2倍かかってしまうが、活動は4時頃には終了し、残り2時間は使用されていない。陶芸クラブなども同じ状況だ。
それでも会員数の多いサークルは、有料化の影響は小さいが、会員数の少ないサークルは会費の値上げをするか、活動の回数を減らさせざるを得なくなっている。
 今年の4月から、5地区公民館に退職した部長クラスが非常勤職員の身分で館長に就任したが、このことも公民館職員の中に様々な波紋を起こしている。
 公民館プロパーの職員が館長になる機会が減少したこと。課長クラスで退職し、臨時職員で再雇用された方の給料は月額15万円程度に比べ館長は36万円。地区館は正規職員が2名しかいないのに素人の館長が来ても即戦力として役に立つのか等々である。
 公民館が市民に社会教育(民主主義の学校)の場を提供するのではなく、単なる「貸し館」として、その管理を行なうことだけになろうとしている。
しかし、現場の職員は頑張っている、そのことに期待することにしよう。

4月2日(水)夜桜のお花見

 少し風が冷たいが急遽、旭通り商店会のメンバーで夜桜の花見をすることになった。会場の高根台さくら公園、私達以外誰もいない。
公園を借り切ってのお花見となった。桜はまだ満開とはいえず、九分咲きといったところ、6日のさくら祭りまで十分持ちそうだ。

  

4月1日(火)ガソリン税の暫定税率が 期限切れ

 今日からガソリン税の暫定税率が 期限切れとなり、ガソリンの値段が値下げとなった。ドライバーにとってはうれしい事態だ。
さて、問題は今後の展開だが、与党は今月中に衆議院で再議決し、暫定税率を復活させる方針だ。これに対し民主党は、参議院で首相の問責決議を提出し、国会を解散総選挙に追い込み政権を取りに行くと言う。一度下げたガソリンの値段を再値上げするのは、強い反発を受けるのは必至だ。後期高齢者医療制度の保険料の年金からの天引きも始まる。消えた年金問題も再燃する模様だ。内閣支持率も低下の一途を辿っている。これでは自民党、与党の敗北は必至の状勢だ。
 しかし、問題は民主党が政権を取った後どうするのか、当然暫定税率は当然廃止されることになる。地球温暖化対策をめぐって国際的圧力が高まったり、財源不足を補うために環境税の導入現実身をおびてくるが、民主党政権で環境税導入が果たしてできるのか。一度下げたガソリンの値段を今度は民主党政権で値上げすることになるが、国民の反発がブーメランのように民主党に向かうことにならないか。
 もっとも、そんなことを心配しているのは私だけで、とにかく自民.公明政権を打倒することが先決だと言うのが多数意見かもしれない。