日刊「浦田秀夫通信」07年11月 バックナンバー
 
日刊浦田秀夫通信は、浦田秀夫の日常活動や市政、県政、国政、国際政治のできごとに関する意見、主張などを日記風につづります。
皆さんからの情報提供やご意見などをお待ちしています。


11月30日(金)PAC3「市民に危険及ぶ」

 船橋市の航空自衛隊習志野分屯基地で29日、弾道ミサイル防衛のための地対空誘導弾パトリオット3(PAC3)の装備品搬入が始まった。国内2例目の配備で首都防空を担うとされる。だが地元や周辺市では「危険が及ぶ」として集会やデモ行進が相次ぐなど、配備中止を訴える声が少なくない。この日も住民らが抗議活動を繰り広げ、警察官が警備する中、騒然とした搬入劇となった。

 午前3時半すぎ、装備品を載せた5台のトレーラーが愛知県の三菱重工の製作所から到着。搬入口となった陸自習志野演習場正門に配備された20人近くの迷彩服姿の隊員がサッと道を開け、4台の先導車とともに2分ほどで基地内へと消えていった。

 今回搬入されたのはPAC3の発射機5基。今後レーダー装置や射撃管制装置などが来年1月までに順次運び込まれるという。

 正門前の国道296号沿いでは午前0時過ぎから、搬入に反対する市民や地方議員ら約80人が座り込みを始めた。午前2時、100人近い機動隊員らが市民を国道の反対側に押し出し、けが人も出る騒ぎとなった。

 市民らは機動隊員に囲まれ、「戦争のためのミサイル搬入反対」「年金削って兵器にするな」などと繰り返しシュプレヒコール。右翼の街宣車も駆けつけ騒然とした中をPAC3を積んだ大型トレーラーが続々と演習場に入った。

 松戸市から来た野村洋子さん(51)は「軍事力で軍事力に対抗したら歯止めがきかなくなる。こそこそと、しかも暴力的に市民を排除して搬入しないといけないのか、と怒りを感じます」。

 超党派でつくる「パトリオットミサイルはいらない! 習志野基地行動実行委員会」の山口千春事務局長は「通りかかった若者が『ミサイル来るの? 何でおれたち知らされてないの』と憤っていた。行政が知らせない以上、市民が危険にさらされることを市民が訴えなくては」と話した。

 一方、県警警備課は市民を退去させた行動について、「搬入路に座り込むのは危険で、市民の安全確保のため」と説明している。
(11月30日、アサヒ・コム提供)

11月29日(木)PAC3、2カ所目・習志野へ配備開始 防衛省

 防衛省は29日午前、弾道ミサイル防衛(BMD)のための地対空誘導弾パトリオット3(PAC3)を航空自衛隊習志野分屯基地(千葉県)へ配備し始めた。国内でのPAC3配備は今年3月の空自入間基地(埼玉県)に続いて2カ所目。同省は来月、東京・新宿御苑など都内の公園や同省がある市ケ谷駐屯地などの施設でPAC3の移動展開訓練を行う方針を固めている。

 日本のBMDは、海上自衛隊のイージス艦が迎撃ミサイルSM3で上層の大気圏外で弾道ミサイルを迎撃、撃ち漏らした場合にPAC3が地上から迎撃する2段階システムとなっている。来月にはSM3を搭載するイージス艦「こんごう」がハワイ沖で実弾迎撃訓練を初めて実施する。

 PAC3の発射装置などの器材は29日午前4時前、愛知県の三菱重工業名古屋誘導推進システム製作所から車両5台で運ばれ、同基地に搬入された。搬入作業は1月中旬までかかる見通しだ。(アサヒ・コム提供)

      PAC3配備に市民ら80人が抗議 千葉・習志野

 千葉県船橋市の習志野分屯基地正門前では29日午前0時過ぎから、市民や地方議員ら約80人が座り込みを始めた。
県警機動隊員が包囲する中、PAC3の発射機を積んだ大型トレーラーが到着すると、市民たちは「戦争のためのミサイル搬入反対」などとシュプレヒコールを繰り返した。右翼団体の街宣車も乗り付け、周辺は一時騒然となった。(アサヒ・コム提供)


      パトリオットミサイル習志野基地に強行配備
 
  今日未明、パトリオットミサイル習志野基地に強行配備された。
 緊急事態にかけつけた市民ら100名ほどの抗議のシュプレキコールと右翼も押し掛け騒然とした中での搬入、配備であった。
 機動隊、警察は右翼に甘く、市民等に厳しく規制をかけ、県議の大野ひろみさんが機動隊に引きずられ負傷した。(5時配信)

    
 

11月28日(水)習志野基地へのPAC3配備!明朝午前3時に

 今日、習志野基地へのPAC3配備(搬入)が、複数のマスコミから明朝午前3時に行なわれるとの情報が入った。
 パトリオットミサイルはいらない!習志野基地実行委員会は、今日午後、記者会見を行ない、監視、抗議行動を行なうことを明らかにした。
 今夜から明日未明にかけて の監視、抗議行動に多くの皆さんが駆けつけてくれることを期待します。
 集合場所、時間の問合せは、080-1074-4455(浦田)まで
 

11月27日(火)12月議会が今日から始まった

 12月議会が今日から始まった。18年度決算特別委員会の報告が行われた。
市民社会ネットは、18年度一般会計、介護保険特別会計 、老人保険特別会計、オートレース特別会計を不認定とした。
 市民社会ネットは、12月議会に 後期高齢者医療制度の抜本的見直しに関する意見書。法人税・所得税及び証券税制見直しに関する意見書、 児童扶養手当減額の中止を求める意見書。多様性の尊重のため小選挙区制廃止を求める意見書など4本の発議案を提起した。

       高根台第三小、放課後ルーム増設署名提出

  議会終了後、高根台第三小放課後ルームの増設などを求める市長への署名提出に立ち会った。
署名は高根台第三小放課後ルーム保護者有志の皆さんが、地元町会などの協力を得て集めたもので3625名の署名が提出された。
 高根台第三小放課後ルームは、第一小との統合や児童数の増加などで定員の120%を入所させる事態となっており、早急な増設が必要となっている。
 応対した副市長は、現在の施設の隣に増設することで学校も了解した。確約はできないが 新年度、実現にむけて努力する旨の回答があった。会派としても新年度、予算化されるよう働きかけていきます。

 今日午後6時30分頃、市から習志野基地へのPAC3配備について、防衛省から説明 があった旨の連絡があった。また、明日午後防衛省が記者会見するとの情報も入った。11月末の習志野基地へのPAC3配備 はほぼ確実な情勢となった。

11月26日(月)習志野基地へのPAC3配備、11月末か

 パトリオットミサイルの習志野基地への配備が11月末にも強行されようとしていることについて、市に確認したが市には連絡は来てないとのこと。
基地から連絡がありしだい連絡をしてほしいと要請、28日にパトリオットミサイルはいらない!習志野基地実行委員会として記者会見することを記者クラブに申入れた、
 夜開かれた新社会党県本部執行委員会に状況を報告し、12月1日集会の参加、緊急時の連絡、抗議行動について協力を要請した。
 昨年配備された入間基地でも、11月27日に関連する自治体やマスコミに連絡が行なわれ、同月30日に配備されたことからなど想定するすると、11月30日、午前1時から3時頃、習志野基地に搬送され配備される可能性が大でありる。

11月25日(日)今日から母と妻との3人暮らし

 23日は妻の実家の栃木県藤岡町へ、妻の妹のお墓参り、24日は、房州の私の実家へ母の引っ越しの準備に、佐原にいる妹も手伝いに来てくれた。
 今日は、地元松が丘バス通り商店会の朝市に顔を出した後、妻と息子と3人車2台で母を迎えに行った。
 今日から母と妻との3人暮らしが始まった。91才の大半を過ごした房州の地を去ることになった母の心中を思うといたたまれない。
 
  夜は、パトリオットミサイルはいらない!習志野基地実行委員会。今週中にもパトリオットミサイルの習志野基地への配備が強行されようとしている情勢を受けて、基地の監視活動、12月1日の配備反対集会とデモ行進などについて協議が行なわれた。

11月21日 (水)平和のつどい原爆の絵展県ネット

 今朝は津田沼駅頭で早朝の宣伝活動。さすがに冷え込んで来た。
午後からは、会派代表者会議。新社会党議員団会議を3時から行ない。各議会の情報交換、12月議会に向けた発議案などを協議した。
 夜は、平和のつどい原爆の絵展県ネットの会議、この夏に行なわれた、各市の平和のつどいや原爆の絵展の開催状況などについて交流した。
 若い人たちの参加が増えていることなどが報告された。
 
11月19日(月)12月議会提出の議案の概要説明

 12月議会に提案される議案の概要説明が市長からあった。
主な議案は、松が丘バス通りの道路拡幅のための用地購入費、整備費などの一般会計補正予算案。市営住宅から暴力団員を排除するための条例改正、大穴北3丁目の緑地用地取得などだ。
 これらの議案に対する質疑は池沢議員が担当することにした。会派として提出する意見書や 一般質問の持ち時間や質問予定日、議案勉強会
の日程等も協議をした。12月議会は11月27日から12月28日までの会期で開かれる。

11月17日(土)第6回高根台福祉フェステバル

 「いつでも夢を!ひと・まち・くらし」テーマに第6回高根台福祉フェステバルが高根台公民館で開催された。
 地元中学校生徒のフェステバル運営のお手伝い、小学生の「太鼓」や「ソーラン」の披露、阿波踊り、大道芸など、子どもからお年寄りまで、ハンデのある人もない人も交流を深めた1日であった。        

 

11月16日(金)市民からの相談、通報に対応

 昨日は高根公団駅で、今朝は二和向台駅で通信11月号を配布。
昨夜、市民の方から市や市民の所有地を削り取ってマンションが建設が行なわれようとしているとの電話があった。1時間程の長電話であったが、十分理解できなかったので、 今日現場を確認し、夕方議会控え室で電話があった市民の方と合って話しを伺った。事実であれば大変な問題ではあるが、よく調査をして対応することにした。

11月14日(水)北習志野駅で通信11月号の配布

 昨日は、高根木戸駅で、今日は北習志野駅で早朝の通信11月号の配布を行なった。日中は暖かな日が続いているが、早朝はぐっと冷え込んできた。
 年賀状の印刷を昨日から始め、初日3人の方が注文に来られた。
今日は、午後から生活相談に2人の方が見え、話しを聞くだけで2時間もかかってしまった。複雑な問題で、もう一度経過を整理し弁護士なり警察に相談することにした。

11月12日(月)九条の会千葉地方議員ネットの世話人会

 毎週月曜日は、週刊「新社会」の配布だ。今日は午前に中市役所内を、
午後から地元の高根台、松が丘地区で配布。
 夜は通夜に出席したその足で、九条の会千葉地方議員ネットの世話人会へ 。
来年の2月2日に船橋市のフェイスビル「きららホール」で、市民運動家の
高田健さんを講師にお願いして開催する講演会について協議した。
 憲法九条改正をめぐる最新の情勢について、講演してもらうことになった。

11月11日(日)松が丘公民館文化祭

 予定していたパークゴルフは雨のため中止。松が丘公民館の文化祭を見
学。文化祭にも出典している水上さんから絵画を贈呈していただいた。
 松が丘の陶芸サークルは、高根台より古く作品はすばらしいものばかり、
和室ではお茶席が設けられ、茶を一服いただいた。講堂ではフォークダンス
サークルの演技が行なわれていた。

 
 

11月10日(土)「新社会」主催、囲碁・将棋交流会

 今日は冷たい雨が1日中降り続いた。
「新社会」主催の囲碁・将棋交流会が京成労働会館で開催で開かれ、船橋
からは囲碁9名、将棋8名の17名が参加した。
 参加者全員の成績を確認しないまま会場を後にし、3時からの中央公民館
で開かれた 「パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委員会
に参加。12月1日に予定している集会とデモ行進の協議を行なった。
 
11月8日(木)母のお別れ会

 今日、母の親戚やお世話になった方々へのお礼と別れの昼食会を、房州の
岩井で行なった。参加した皆さんが、これまで母にお世話になったことや、
別れの寂しさをお話してくれた。私は母が、この年まで元気に暮らせたのは
皆さんのお陰で、これでお別れではなく、24日に引っ越しはするが、家は当
面残し、時々帰省するので これからもお世話になりますとお礼を述べた。
 役場で転出の届けを出したり、必要な手続きも行なってきた。

11月7日(水)小沢民主党代表が辞意を撤回

 小沢民主党代表が辞意を撤回した。まったくの茶番劇だ。民主党には小沢
氏に代る人材がいないということか。先の参議院選挙民主党勝利に小沢氏が
果たした役割は大きいかもしれないが、民主党を勝たせた最大の要因は、小
泉元首相以来の構造改革政治に疲弊した国民の怒りが爆発したことだ。
 「政治は生活第一」という民主党のキャッチコピーは、国民の心情を揺り
動かしたと言ってもよい。
 この国民の期待を裏切るのが、自民党との「大連立」だ。この大連立を策動
し、失敗した小沢氏に民主党大多数の国会議員が辞意撤回を求めたことは、
民主党の欺瞞的な体質を露にしたものだ。
 国民は今回の騒動で民主党と小沢氏の欺瞞に満ちた体質をしっかりと見極め
たに違いない。

11月5日(月)決算委員会に向けて会派の打合せ

 明日から始まる決算委員会に向けて会派の打合せを行なった。
18年度は、高齢者を中心に住民税、介護保険料、健康保険料が大幅に引き上
げられ、障害者の自立を阻害する障害者自立支援法が施行され、介護保険制
度の改悪、公民館使用料の減免廃止が行なわれた。
 さらに耐震偽造問題が発覚し、マンション紛争が多発した年でもあった。
教育基本法も改悪され、まさに小泉構造改革路線がその頂点を極めた年でも
あった。 市民に痛みを求める政策が、国、自治体が一体となって強行された。
 しかし、その結果は参議院選挙に示された。安倍首相が退陣し、政府は構造
改革路線の修正を始めた。
 決算委員会では、国の政策に追随し、市民に痛みを押し付けた市政のあり様
を厳しく問わなければならない。
 市民社会ネットはまき議員が決算委員として論戦を挑む。
 
11月4日(日)小沢民主党代表が辞意表明

 民主党の小沢代表が辞意表明をしたことは、民主党内はもちろん多くの
国民に驚きと政治不信の衝撃を与えている。
 安倍首相の突然の辞任はその無責任さが批判されたが、安倍首相の辞任は
政権に対する民意が離れ、政策の行き詰まりから当然とも言えるが、小沢代表
の辞任はまさに無責任そのものである。
 小沢氏は記者会見で、自民党との「大連立」を目指した政策協議が党内で否
定されたことが辞任の理由と説明した。
 参議院選挙での自民党敗北をを受け、民主党のとの大連立を望んでいたのは
財界であった。財界の意向と小沢氏の意向が一致したのか、小沢氏が軍需商社
から政治献金を受けていたことが報道されて以来、小沢氏に対する揺さぶりが
あるのではないかと危惧していた。国連の決議があれば、現憲法下でも自衛隊
の海外派遣と武力行使を認めるという小沢氏の持論は、財界にとっても不都合
なことではないし、軍需産業界にとっては好都合である。
 財界の民主党への揺さぶりと「大連立」への工作は、今後も続くであろう。
民主党にとっては、小沢氏の辞任も地獄、大連立への道も地獄ということで、
その打撃は計り知れない。しかし、もっとも恐ろしいことは国民の政治不信で
ある。自民党、民主党に変わる第3の政治勢力の結集が求められているが、残
念ながら、両党以外の政党や政治勢力にはいまだにその機運も実力もない。

      東日本NTT関連労組千葉支部大会

 東日本NTT関連労組千葉支部第6回定期大会に、市民の会の植松さん、
長井さんと一緒に参加。
  結成6年目の組合、日本最大の企業で進むOS化を通じた賃金切り下げや正
規社員から派遣、パート化に反対し、安心して働き生活する条件を獲得する
ために闘っている組合員の皆さんに、連帯のあいさつと4月の市議会選挙支援
のお礼を述べた。

     

11月3日(土)文化の日

 11月3日、文化の日。様々な行事は催しされた。午前中は、古和釜小学校
で開催された 松が丘地区ふれあいスポーツの祭典に、午後からは団地東集会
所で開催された高根台自治会文化祭に、さらに高根公団駅前広場で開催された
「ふなばしげんきっ子フェスタ2007」にも参加。どこの会場も子ども達の明
るい元気な姿が印象的だった。

 

11月1日(木)柏崎刈羽原子力発電所などを視察

 2日目午前中は、東京電力柏崎刈羽原子力発電所を視察。7月16日に発生し
た中越沖地震の影響、被害の実態について調査した。中越沖地震は、「柏崎刈
羽原発」地震といっても良く、M6.8、震度6強の中規模地震であったにもかか
わらず、3号機の変圧器の火災や微量の放射能漏れが発生した。
 確かに原子炉本体には大きな影響はなかったが、敷地内は最大で1.6メート
ルの段差が生じるなど、耐震性の低い施設は大きな被害が発生していた。
 M7~8クラスの地震が襲っていたら、原子炉本体の破損や大量の放射能漏れ
が発生したのではないかとぞっとした。

 午後からは、柏崎市で地震の被害状況や市の危機管理、防災対策などの調査
を行なった。被害総額は2000億円を超え、住宅被害が多く市内の住宅の86%
が被災。市営ガスや公共施設、学校施設等被害も400億円を越えている。
 それでも3年前の中越地震の教訓が生かされ、福祉避難所6カ所の設置など、
避難所の設置や支援物資の配分、配送はうまくいったとのこと。