日刊「浦田秀夫通信」07年2月 バックナンバー

2月26日(月)19年度第1回定例市議会が始まる

 19年度第1回定例市議会が、今日開会された。市長からは新年度予算
案など42議案が提出された。
 市長の市政執行方針では、19年度の重要施策の第1に市政70周年事業
を掲げ、全国都市緑化フェアーや「船橋少年の船事業」の支援、住民参
加型市場公募債の発行を中心事業としている。
 前段で「厳しい財政状況ではありますが、新たに未来を見据え、将来に
向けて着実な布石を打ちながら、誰もが安心してくらし次代を担う子ども
たちが誇りを持てる船橋をつくってまいりたいと思います」と言いながら
福祉や医療、子育て支援政策は極めて不十分と言わざるを得ません。
 今、市が第1に重点施策として取り組まなければならないのは、高齢者
や障害者、低所得者、子どもたちなど立場の弱い 人々が安心して暮らし、
次代を担う子どもたちが安心して、学び育つ環境をつくることである。
 明日から、議案の勉強会が始まるが、こうした視点から市の予算案を
点検・検証してみたい。
 市長から報告された、専決処分や監査報告については、さとう議員が、
国民保護計画については、まき議員が会派を代表して質問に立った。

2月24日(土)寒い中の統一行動日

 今日は一転して寒い日になった。毎週土、日を統一行動日に設定し、
署名を集めるために個々面接を行っている。今日も4組で取り組んだ。
私が廻っている松が丘方面は、35世帯の内28世帯で37筆の署名を集め
ることができたが、高根台団地方面は、不在、転居者が多く悪戦したよ
うだ。
 今日も署名より、家の前の道路の補修を何とかしてほしいという注文
を受けた。
 ある方のところでは「前回の選挙の時も来ましたね、前回は2人で投
票しましたよ」と言われた。こちらは、すっかり記憶から消えているの
に先方はきちんとお覚えておいてくれた。ありがたいことだ。

2月22日(木)九十九里浜で採れた牡蠣をゲット

 今日も暖かい1日となった。この陽気に誘われ外出したせいか、不在の
家が多く、思うような成果を上げることができなかった。
 そんな中でも、Kさん宅で、昨日九十九里浜で採ってきたという牡蠣を
いただいた。「九十九里浜で牡蠣が採れるんですか」と訪ねると、テトラ
ポットに生息しているとのこと。
 犬も歩けば棒に当たるというが、歩いていると思わぬ幸運に出会うもの
だ。

2月21日(水)思いがけない出会い

 今日から松が丘1丁目で、個々面接をしながらの署名活動。最後に訪問
したお宅で、出て来たお母さんから「先だっては息子が大変お世話になり
ました」と言われた。「え! なんのことでしょうか」ときょとんとしてい
ると「昨年の12月、市の財政について息子がお話を聞きに行きました」と
言われ、「あの時の高校生のお母さんですか」と思い出した。
 思いがけないところで、思いがけない出会いがあるものだ。
今日は、春を思わせる暖かい日であった。こういう日は署名活動も弾む、
84世帯訪問した中で35世帯が在宅で、その内23世帯から35筆の署名を集
めることができた。
 民主党を応援しているという方から、民主党の議員さんにこういう問題
を取り上げるように言っているが、少しも取り上げてくれないと言われた。

2月20日(火)市民の生活実感とかけ離れている予算案

 今日、市長から3月議会に提出される議案の概要説明があった。
19年度予算案では、増税等の影響で市税は100億円8000円万円、11.
7%増、税源移譲に伴い廃止される譲与税37億7620万円を差し引いて
も63億円の増となる。一般会計は3.5%増の1514億6000万円、特別
会計、企業会計を含めた総額は、4.9%増の3030億3880万円。
 主な新規事業は、市政70周年記念事業、全国都市緑化ふなばしフェア
関連事業が中心だ。
 格差を是正するための、医療や福祉施策は見当たらない。市民の生活
実感とかけ離れている予算案だ。

 先週、訪問した松が丘3丁目に住むKさん69才から「昨年の9月に背骨
の圧迫骨折で動けなくなったので、知り合いの介護事業所のケアマネジ
ャーに介護保険によるヘルパー派遣を頼んだところ、ケアマネジャーか
ら介護保険の適用にならないと言われ、他のヘルパー派遣事業者を紹介
され、自費でヘルパーを頼んだ。なぜ、高い保険料を払っているのに介
護保険の適用にならないのか」と訴えられていた。
 今日、Kさんに他の介護事業所を紹介するとともに、市の包括支援課
に、事実確認と事業所への指導を要請した。

2月17日(土)市会議員さんなら何とかしてください

 昨日、今日とメモ帳が役に立った。昨日はあるお宅で「そんな署名
より家の前の道路が大雨の度に溢水する。市役所にいっても何もしてく
れない、税金払っているのに、市会議員さんなら何とかしてください」
と一方的に言いまくられた。「ちょっと待って下さい今メモしますから」
とメモ帳を取り出し、先方の言い分を確認しながらメモを取った。
 調査をし、後日報告する事にした。
 今日は、政務調査費について調べたいが、何処に行けばわかるのか。
船橋市議会の政務調査費の額や使い道について質問を受けた。
 今日の朝日新聞の報道や船橋市でも市民オンブズマンが調査している
ことなども説明した。

2月15日(木)メモ帳を持って歩くことにした

 今日は、午後3時から新社会党県議員団会議。今日も午前中は、署名
用紙と政策パンフレットを持って支持者廻り。皆な選挙の準備活動をし
ながら3月議会を迎えようとしているが、私も含めて、準備が遅れてい
る。署名活動も目標数の3分の1程度、これから相当頑張らなくては目
標に達しない。これからもコツコツ、テクテク歩く事にしよう。
 今日から宮崎県の東国原知事のようにメモ帳を持って歩くことにした。
市民の声をしっかりとメモをするためだ。

2月13日(火)「焼却灰再資源化施設」7年の稼働で廃止へ

 午後から開かれた市民環境経済常任委員会を傍聴した。
平成11年から稼働した「焼却灰再資源化施設」を19年4月に休止し、
廃止を検討するとの報告が行われた。
 この施設は、ゴミの最終処分場を持たない船橋市が、ゴミ焼却灰を
透水ブロックを作る為の骨材にする施設で、資源循環社会の構築を謳
い文句に民間会社と共同で研究し、導入をおこなったもの。
 わずか7年間で廃止することになった訳だが、当初年間100万個を
生産し、販売するとのふれこみであったが、7年間で180万個しか利
用されなかった。また、施設の老朽化が見込みより進み昨年12月に、
炉内の火炎が外部に噴出し緊急停止する事故も発生。
 今後稼働するためには大規模な改修、建替えが必要になるため、休
止、廃止をするとの説明。
 総額35億9千万円の費用がかかったこの事業、当初の事業見込みや
施設の耐用年数見込みに甘さがあったことは否定できない。
  この責任は誰が取るのか。民間会社の実験、実証運転のために税金
が使われたことにはならないのか。

2月11日(日)3千人市民との総対話を目指して

 1日必ず20分位話し込んでしまう方が2~3人はいる。今日は「今
の介護保険はでは立ち行かなくなってしまう。介護保険制度に問題が
ある」と主張する女性と話し込んでしまった。「実は私も介護保険制
度には反対で、導入するときに反対したんです。」と「保険制度だか
ら収入の無い人も保険料が取られる。保険料の滞納も発生する」「介
護の社会化や施設から在宅という理念は保険制度では実現できなない」
等々話が弾んだ。派遣社員のことや年金の問題、少子化問題と話が続
いた。
 そう言えば、前回の選挙では5千人市民との総対話のスローガンを
掲げたことを思い出した。前回はスローガン倒れになった感じだった
が、今回は少し目標をさげて「3千人市民との総対話」のスローガン
を掲げることにしよう。

2月10日(土)思いが通じるようになった感じ

 毎年恒例の税金相談会、今回は完全予約制で13人が相談の訪れた。
今日も合間をぬって支持者廻り、地域の道路や河川の問題も話題に、
署名をきっかけに色々なことが話題になる。今までの「お願いします」
「ご苦労様」に代って、会話が成立し、こちらの思い、相手の思いが
通じるようになった感じだ。時間はかかっても大切なことだ。

2月9日(金)立候補予定者説明会に71陣営が出席

 今日は、午前中「浦田秀夫を市政に送る会」の事務局会議。
  午後からは、選挙管理委員会による立候補予定者説明会。説明会
には71陣営が出席し、当初想定されたよりも若干多い様だが、船橋
市議選としては決して多いとは言えない。
 説明会終了後、ポスター掲出を共同で行う5陣営で、打ち合わせや
情勢の交換を
 夜は、市川市の新人候補の会議に参加し、今地方自治体で起って
いる問題、選挙戦の争点、闘い方などについて報告と提起を行った。
市川市は、船橋市以上の大激戦になりそうだ。

2月8日(木)若いお母さんからも反応

 今日は、高齢者だけでなく、若いお母さんからも反応があった。小
中学校に子どもが通っていて、PTAの役員をしているというNさんか
ら「歩道のこと新聞で読みました。ありがとうございました」と言わ
れ、言われた方が恐縮してしまった。
 Kさんは、腰を骨折し動けなくなったのでヘルパーの派遣を頼んだ
が、介護保険の適用にならず自己負担した。なんの為に高い保険料を
払っているのかと怒っていた。
 Sさんは、バブルの時に買った家のローン支払い、息子の就職難、
大学に通う子の学費など、給料は減っているのに負担が減らないこと
や将来の年金のことなどの不安を訴え。公明党と自民党が一緒になっ
てやりたい放題だと怒っていた。
 こうした市民の怒りの声をしっかり受け止め、政治に反映させなけ
ればならないと痛感した。今日は1日で40筆の署名も集まった。

2月7日(水)本格的な支持者廻りを開始

  4日の日曜日から本格的な支持者廻りを開始した。自宅周辺で議会
毎に通信を配布している地域を中心に毎日100戸を目標に取り組んで
いる。住民税などの負担増中止を求める署名をお願いしているため、
目標通りにはいかないが、反応はまずまずだ。
 3日間で丁度100筆の署名が集まった。まだ、足の捻挫が完治して
いない中、足を引きずりながらの訪問だが、 「通信をいつも読んで
いますよ」と言っていただけるのが一番の励みになる。この調子で
頑張ろう!

2月3日(土)憲法を活かす会・新春講演会
 
 憲法を活かす会・千葉県協議会主催の「新春講演会」が、千葉大学
教授の小林正弥さんを講師に招いて、京成労働会館で開かれた。
 小林正弥さんは、「現在の改憲の目的は、自衛隊を軍隊として海外
に派兵し、米軍と一体となって戦争することにある」「自衛隊は認め
るが、海外派兵は反対という国民を九条改憲反対にしないと国民投票
では過半数を獲得できない」「小異は保留し、民主や自民の良識保守
まで含めた大結集が 必要」と話された。
 また、参議院選挙千葉選挙区での平和共同候補実現の意義、可能性
についても強調された。
 
    

2月1日(木)プロ野球も今日から始動開始

「新春の集い」はまずまずの成功だった。今日から2月、プロ野球も
今日からキャンプ入りし始動を開始した、我々も選挙本番に向けて
始動を開始しなければならない。
「通信」政策版もようやく土曜日に出来上がってくる予定だ。今日、
明日はキャンプインを前に最後の準備といったところだ。
 議会の方は各派代表者会議が開かれ、議会予算について、市側との
折衝の報告がされた。議会側から要請した政務調査費の増額は昨今の
情勢から見送られ、議員報酬は報酬審議会の答申通り引き下げられる
見込み。
 議長から提案のあった「常任委員」の任期を条例で定める件は、改
選後の議会で改めて提起されることになった。