日刊「浦田秀夫通信」06年12月 バックナンバー

12月31日(日)ご指導、ご支援に感謝申し上げます

 今年も最後になりました。皆様方には公私に渡るご指導、ご支援本当にありがと
うございました。よいお正月をお迎え下さい。
 私は、例年通り、南房州鋸南町の実家で母と家族で正月を迎えます。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

12月30日(土)写真で振り返る今年1年

 1月22日 海松台マンション建設反対決起大会   2月17日 松が丘3丁目男児死亡事故  3月11日 新社会党全国大会

   

 4月5日 県女性センター存続を求める宣伝・署名  5月4日「小田実&小森陽一九条を語る」


    

 7月15日 高根台夏祭り             7月29日 原爆の絵展(高根台公民館      8月25日 松が丘夏祭りパレード

   

   9月18 高根木戸東町会敬老会                10月9日 南房総戦争遺跡めぐり

     

   10月29日〜30日 南伊豆・下賀茂温泉の旅          11月22日 高層マンション建設に反対するデモ行進

     

  11月29日 教育基本法改悪反対国会前座り込み          12月2日 住民税等負担増反対署名活動      

        

12月29日(金)今年の10大ニュース

 日刊「浦田秀夫」通信、今年の10大ニュースを選んでみました。

 1位 松が丘3丁目で男児がバスに轢かれ即死(2月23日)
 2位 市民税増税と介護保険料値上げに悲鳴の声(6月23日)
 3位 「小田実&小森陽一九条を語る」に1500名が参加( 5月 4日)
 4位  障害者が生きていくための入浴や排泄、
          食事の介護が、なぜ応益負担なのか( 9月 6日)
 5位  建設委員会に述べ43人が傍聴(9月20日)
 6位 「平和憲法をどう守り活かすか」シンポに500人が結集!(8月12日)
 7位 高一小の統廃合問題、保護者の思いをしっかり受け止めよ(9月15日)
 8位 公民館、利用時間の4コマ 化に不満が続出
(10月20日)
 9位 
高根木戸駅脇の踏切拡張工事が完成(7月14日)
10
位  南房総戦争遺跡めぐり(10月9日

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 今日ギブスが取れました。少しづつリハビリを始めています。皆様にはご心
配をおかけしました。

12月27日(水)事務所納め

 今日は、午後から近所の市民の会役員など10数名が事務所に集まって事務所
納め。集まった方々に「本当に今年1年ありがとうございました。来年は選挙の
年、いっそうのご支援、ご協力をお願いします」と御礼とお願いをした。
 今日で事務所は対外的には閉めることになるが、明日から通信1月号の印刷に
入る。

12月26日(火)あらい正いすみ市議が来訪

 11月のいすみ市議選挙で、復帰したあらい正いすみ市議夫婦が、私の事務所
を訪ねてきた。あらい市議は、社民党所属でNTT出身、前回合併前の大原町議
選で6期目を次点で落選し、今回合併後のいすみ市議選で見事当選を果たした。
 用件は、大原町出身の視力障害者Iさんのことだった。Iさんは佐倉の障害者施
設で知り合った同じ視力障害者のKさんと結婚を前提に、高根台3丁目にアパー
トを借りて住んでいるとのこと。2人の生活支援、就労支援などについての相談
であった。
 あらい市議夫婦の面倒見のよさには感心した。2人にとって落選は決して無駄
でなっかたことを感じさせられた。

12月25日(月)各自治体でで頑張っている県内の議員団

 新社会党千葉県議員団会議が開かれた。12月議会や各自治体の課題、来年の
自治体選挙の準備状況などについて交流した。
 野田市からは、住宅地に計画されている大規模物流センター建設に反対する
住民運動や議会での取組み。銚子市からは、経営危機に陥っている市民病院の
粉飾決算疑惑問題。習志野市からは、ポートピア裁判が門前払いになった事や
JR津田沼駅南口の谷津区画整理事業の問題。柏市からは市幹部職員の不祥事問
題や後期高齢者医療制度について、松戸市からは、11月の市議選挙の報告と
住民税等負担増に反対する署名運動について。長生村からは、県の指導で合併
問題が再浮上してきたことなど、各自治体で頑張っている状況が報告された。

12月24日(日)金杉谷津田に白鷺が飛来
 
 12月議会に「金杉谷津田と斜面緑地の自然環境保全・活用に関する」陳情
が出され全会一致で採択された。今日、現地を訪れてみた。
 金杉団地付近では、市民団体やNPOの活動によってフナの池が できて、農地
も一部活用されていた。
 丁度、 白鷺が飛来してきたが、残念ながらカメラに撮ることはできなかった。
 下流方面では農地が資材置き場になったり、未耕作農地が荒れ放題だったり、
斜面緑地が切り崩され開発も行われていた。
 海老川の源流で、湿地もあり、市内の中心部では残された貴重な自然環境だ。
自然環境が消滅する前に市のアクションの必要を痛感した。

        

12月23日(土)妻から酷評される

 昨日、固定式のギブスがとれ、取り外しのできるギブスになった。
歩き易くなったこととお風呂に足を入れられる様になっただけでも気分
が だいぶ違う。
「議会報告」通信1月号は昨日出来上がっていたが、妻に見せると字が
多い、意味がわからないと酷評される。
 今日改めて、表を作ったり、文字を削り、写真やカットを増やした。
写真がどうしても1枚足りない、明日撮影に行くことにした。
 ホームページへのアップはもう少し先になりそうだ。

12月21日(木)「議会報告」通信1月号の作成

 午前中は、事務所で通信発送用の封筒や名簿のシール印刷。午後から
自宅で「議会報告」通信1月号の作成に取りかかる。11時までかかって
9割方出来上がったが 写真やカットが足りない。
 明日は、整形外科でギブスを取り外しのできるものに替えてもらうこ
とになっている。

12月20日(水)本当に不自由だ

 左足首の捻挫、靭帯損傷でギブスをして2週間、本当に不自由だ。車の
運転はでき外出することはできるが、駐車場のない所やエレベーターのな
い所には行けない。
  昨日も障害者総合相談窓口 「ふらっと船橋」披露パーティや九条の会
千葉地方議員ネット世話人会を欠席、公民館のサークル活動も無料の駐車
場がないため、参加をためらってしまう。
 週刊新社会の配布もできず、支持宅訪問もままならない。市外の会議や
催し物もすべて欠席、やる事はたくさんあるのに気持ちが乗って来ない。
 ストレスが溜まって、妻に八つ当たり、 体に障害があるということは、
こんなに大変なことだと改めて実感する毎日。
 気を取り戻して、 明日から議会報告(通信)を作成することにしよう。

12月18日(月)鮮明になった各会派、議員の態度

 12月議会の最終日、市長から提案された9議案は可決された。市民社会
ネットは、後期高齢者医療制度創設に関する補正予算案や広域連合設置に
反対した。
 議員発議された「市政に係る重要な計画について、議会での議決又は報
告を求める」条例が賛成多数で可決された。
 共産党と共同提出した「障害者自立支援法に基づく利用者負担額の助成
に関する条例」と「児童福祉施設入所費用助成条例」は否決された。
 まき議員がこれらの条例案と「高齢者自立支援のためのベット貸与に関
する条例」対する賛成討論を行ったが、説得力のある内容であった。
 市民から出された陳情・請願の内、金杉谷津田と斜面緑地の自然環境保
全・活用に関する陳情、西習志野3丁目のマンション建築に対する陳情、
中高層マンション建設対する行政指導強化に関する陳情が採択された。
 障害者の福祉・医療サービス利用の定率負担中止の意見書提出の請願、
リハビリの日数制限撤廃に関する請願、県立高校の定員確保の意見書提出
に関する陳情などは不採択となった。
 市民社会ネット提案の4本の意見書は、いずれも否決された。
今回の議会は、政府や市が進める高齢者・障害者いじめに対し、国に対し
てはこれを中止するよう、市に対しては独自の救済策を求める市民からの
陳情・請願、議員発議の条例案・意見書が多数出され、各会派、議員の態
度が鮮明になった議会でもあった。

 12月17日(日)パーキンソン病などの治療費公費負担継続へ

 難病のうち治療費が公費負担の対象になっているパーキンソン病と潰瘍
性大腸炎について、厚生労働省が対象から外す方針を転換し、現在支援対
象になっている患者全員を救済する方向で検討に入ったと報道された。
 12月6日の私の一般質問に対し、厚生労働省の方針を説明し、「国への
方針見直しの意見書提出は考えていない」と市長に代って答弁した福祉局
長の答弁は一体何だったのか。
  患者団体の強い要望や各自治体からの意見書、与野党の政府への申し入
れなどによって今回の方針転換が決まったのに、船橋市だけが取り残され
た格好だ。局長の面目は立ったが、市長の面目は丸つぶれだ。
 政治家としての意見をもたず福祉局長まかせにしている市長の政治資質
が問われている。
 報道では、自民党の石崎厚労部会長でさえ「いま治療を受けている患者
を公費負担の対象から外すのは忍びない。政治としての答えを出した」と
述べている。

12月15日(金)教育基本法「改正」案が成立

 教育基本法「改正」案が、多くの心ある国民の反対を押し切って今日の
参議院本会議で可決され成立した。国会終盤、多くの市民団体や政党が国
会前でハンストや座り込みを行い、抗議のメール、ファクスが送られたが
国会で圧倒的多数を占める与党に押し切られてしまった。
 私も座り込みに参加する予定であったが、足の捻挫のため参加できなかっ
たのは本当に悔やまれる。
 教育基本法は、「真理と平和を希求する人間の育成」をその理念に掲げて
いる。しかし、現実の教育は弱肉強食のこの競争社会をいかに勝ち抜くかと
いうことに重点が置かれている。履修問題しかり、いじめはこの競争につい
ていけない子どもたちがターゲットにされている。
 その上、愛国心を強制し、国家の教育への統制を強めようとしている。
教育基本法「改正」は、教育の荒廃をさらに加速させ、矛盾を拡大させるで
あろう。
 しかし、残念なことは、教育基本法「改正」反対運動が必ずしも全国民的
な運動に発展したとは言い難い現状がある。教職員や学生が運動の先頭にた
ち、労働者、市民がそれを包囲した国会闘争にはなっていなっかた。
 憲法改悪にとって、教育基本法「改正」が外堀であれば、国民投票法は内
堀である。
  改憲阻止の闘いは、憲法改悪を許さないという広範な国民の結集と政治戦
線の統一が不可欠である。

 「船橋市の財政について聞きたい」と私を訪ねてきた高校生のお母さんが
事務所にお礼に来た。「お礼などとはとんでもない、私の方が感激しました」
と応対した。この高校生が「真理と平和を希求する」人間として成長し、政
治家になることを期待したい。

12月12日(火)隣地境界からの壁面距離も規制せよ

 今日は5つの常任委員会がいっせいに開催された。私の所属する建設委員会
では、市長提案の条例案1件と市民から新たに提出された陳情4件と継続審査
となっている陳情3件が審査された。
 西習志野3丁目のマンション建築に対する陳情と中高層マンション建設対す
る行政指導強化に関する陳情では、市は、住居地域における絶対高さ制限、
市街化調整区域の開発規制、開発指導要綱の見直しをしていることを明らかに
したが、隣地境界からの壁面距離についても規制する必要があることを指摘し
、 要綱・条例等で定める事を求めた。
 金杉谷津田と斜面緑地の自然環境保全・活用に関する陳情では、平成13年に
策定された都市計画のマスタープランで、当該地域を「水とみどりの自然環境
と共生し、都市のオアシスを創造する」と位置づけながら、6年も経過した今日
、未だにその実行計画が策定されていない。
  休耕農地が増え、資材置き場なっていたり、川の汚染が進み生物が減少した
り、斜面緑地が切り崩され始めるなどこのままでは、保全すべき緑や自然環境
が消滅してしまう。
 様々な民間の市民団体やNPOにの活動によってかろうじて自然環境が保たれ
ていることなどを指摘し、一刻もはやく実行計画を策定するとともに、市民と
の恊働のモデルになるよう市の積極的な行動を求めた。

12月11日(月)高校生が市の財政状況を知りたいと来訪

 今日議会は休会日だが、明日の建設委員会で審査される陳情などの資料を
取りに市議会に行った。
 松戸市の私立高高校に通う市内在住の高校生が、総合学習の課題として、
船橋市の財政状況を知りたいと訪ねてきた。
 私のホームページを見て「市民に負担を強いることが書いてあるが、市の
財政は大変なのか、浦安市などと比べどうか」というような主旨であった。
 障害者自立支援法ができて、障害者サービスが原則1割負担になったが、浦
安市などでは低所得者の自己負担分を助成している。これは財政の違いもある
が、市長の政治姿勢も大きいなどと話した。
 高校生がこうした問題に関心を持ち総合学習の課題にしていることや私の
ホームページが思わぬ所で見られていることに感激した。

12月10日(日)週刊新社会第4回「囲碁・将棋交流会」

 今日は、色々と行事が重なったが、週刊新社会第4回「囲碁・将棋交流会」
が京成労働会館で行われ、腕自慢が全県から50名程参加した。
 船橋からは13名が参加し、囲碁の部名人戦でSさんが見事優勝した。
船橋からは女流棋士も2名参加し奮闘し、特別賞をゲットした。
 
    

12月8日(金)障害者自立支援法、利用者負担助成条例を共同提案

 3日の日曜日、自宅マンションの階段を踏み外し、左足くびを捻挫してしまっ
た。たいしたことはないだろうと甘く見ていたところ靭帯がきれており、今日
ギブスをはめることになってしまった。
 昨日、今日と本会議を欠席し、一般質問は自宅でインターネット中継で見る
ことになった。
 一般質問終了後、共産党が提起した議員発議の条例案3本が上程され、提案説
明が行われた。共同提案となった障害者自立支援法に基づく利用者負担額の助成
に関する条例と児童福祉施設入所費用助成条例については、岩井議員が提案した
が、説得力のある提案であった。

12月6日(水)「死活問題だ」という患者の悲鳴が市長には聞こえない

 今日、一般質問を行った。難病のうち治療費が公費負担の対象になっている
パーキンソン病と潰瘍性大腸炎について、厚生労働省が対象から外すなど支援対
象を見直す方針を打ち出した事に対し、市長から国に「難病医療費の公的補助対
象縮小見直しの意見書」提出を求めたが、市長は答弁せず、健康部長と福祉局長
が「国への意見書提出は考えていない」と答弁。
 市川市では、患者団体の要請を受け、市長名ですでに10月16日付けで意見書
を提出している。
 船橋市は、福祉局長を厚生労働省から出向させてもらっている。厚生労働省が
決めた方針に逆らって意見書を出す事は福祉局長の面目を潰すということなのか。
 船橋市では約700人の対象者がいる。患者の「死活問題だ」という悲鳴がここ
でも市長の耳には聞こえないようだ。
 住民税の増税や介護保険料、国民健康保険料の大幅負担増に対しても市長は答
弁せず、国から出向して来ている助役や福祉局長が国の方針見解を説明するだけ
だった。地方自治、地方分権はどこにも存在していない。
  国の福祉、医療の切り捨てに対し、その防波堤になろうという意志は船橋
市長には微塵も感じられない。
 政令指定都市移行には反対だが、いっそのこと市川市と合併し、政令市の市長
を市川の市長にやってもらった方が、市民にとってよりましではないかと思って
しまう。  

12月5日(火)高根台第一小学校の活用は十分な議論、検討が必要

 午前中、共産党から提起されていた条例案3本について、共産党から説明を受け
条例案に対する会派の態度を協議した。
  自立支援法に基づく利用者負担額の助成に関する条例と児童福祉施設入所費用
助成条例については、共同提案すること。高齢者自立支援のためのベット貸与に
関する条例については、賛成するものの利用者負担の額について、介護保険利用
者との整合性など若干の問題があることから共同提案は見送ることにした。
 午後から、一般質問が行われた。2人の議員から統廃合される高根台第一小学校
の活用について質問があった。平成20年の共用開始をめざし、19年度地元の意見
や要望と行政内部の検討と両面で検討するとの答弁があった。
 統廃合ついて、当初計画を1年間前倒しし、わずか3ヵ月の検討で 結論を出した
やり方に納得していない私としては、また十分な検討や議論なしに活用方針が決め
られかねないと懸念を抱いた。

12月4日(月)一般質問初日

 今日は一般質問の初日、庶民増税や社会保障の後退など市民に痛みを求める国
の「構造改革」に対する市長の見解は、定番の「持続可能な制度を維持するため
に必要な改革」。
  政府が進めている制度を維持するための「改革」は、格差社会をいっそう拡大
し、社会そのものを崩壊させてしまう。制度を維持し社会を崩壊から救う道は、
税の応能負担の原則に立ち戻り、史上空前の利益を得ている大企業や金持ちに負
担を求めることである。
 医療も介護も年金も保険制度から税制度に改革しない限り、「持続可能な制度」
にはならない。

12月3日(日)難病の公的補助対象縮小は「死活問題」

 地元松が丘ババス通り商店会の朝市に顔を出し、午前中はマンション管理
組合の理事会。
 午後から「パーキンソン病」患者である高根台のYさんの自宅を訪ねた。
Yさんは67歳で15年前に発病。国が治療費の公費負担をなくす方針を出した
ことは知らなかったようだ。
 国の公費負担がなくなるとYさんは薬代など毎月1万5円程度の自己負担が生
じることになるという。
  サラーリーマンだったYさんは、発病後仕事ができなくなり、給料が半分に
減らされ、定年前の58歳で会社を辞めざるをえなくなったため、厚生年金の額
は非課税限度額ぎりぎり。来年から課税されるようになるかもしれないことも
話したら、奥さん共々「これでは生活ができなくなってしまう」「死活問題」
だと訴えていた。国が方針を撤回するよう、議会や市長から意見書を出すよう
取り組んでいることをお話した。

12月2日(土)JR津田沼駅北口で署名活動

 今日は、船橋・憲法生かす会主催で住民税・介護保険料などの負担増中止を
求める署名活動をJR津田沼駅北口で行った。会員など8名が参加し、60筆ほど
の署名が集まった。
 11月に高層マンション建設反対のデモ行進を行った前原東5丁目の住民の方
が私の顔を覚えていてくれたのか、声をかけ署名をしてくれた。
 なお、明日の船橋駅頭での行動は、都合により中止することになった。
 
 

12月1日(金)不可解な「後期高齢者医療制度」

 市長から提案された議案に対する質疑が行われた。75歳以上の高齢者を対象
に現在の「老人医療保健制度」が廃止され「後期高齢者医療制度」が08年4月
から発足する。市民から見ると何が変わるかというと、これまでは保険料は世帯
単位で世帯主に支払い義務があったものが、新しい制度では、個人単位で保険
料を払うことになる。国の試算によると年金収入208万円の一人暮らしの保険
料は年額74000円になるという。では2人世帯の場合はいくらか、現状の保険料
に比べ、負担はふえるのかどうか。そもそも保険料はどう決まるのか具体的事例
で説明を求めても、わからないという。国が試算した74000円の根拠を聞いても
わからないという。
 いずれにしても増大する老人医療費抑制し、国の負担を減らし、高齢者の負担
を増やす制度であることは間違いない。
 議会開会前に、市議会だより新年号に掲載する会派の写真を撮影した