日刊「浦田秀夫通信」06年9月

9月30日(土)朝から、通信10月号の印刷

 朝から、通信10月号の印刷、今回は通信と署名用紙をそれぞれ18000枚
印刷する予定だ。今日はそれぞれ8000枚印刷した。途中で地域の新社会読者
の集金、夕方は松が丘囲碁クラブに顔を出したり、気がついたら 姉妹都市ヘイ
ワード市ウエルカムパーティー参加を失念していた。

9月29日(金)1日中、新社会党の会議

 午前中は、新社会党の支部会議、午後からは、新社会党県議員団会議、夜
は 新社会党県本部執行委員会と1日中、新社会党の会議。私からは9月議会の
報告と住民税・介護保険料・国民健康保険料の大幅負担増中止を求める署名運
動について提案した。提案について、来年の自治体選挙に向けて、それぞれ取
り組むことが確認された。
 事務所では、通信10月号の発送作業が始まった

 

9月27日(水)さっそく議会報告を発行

 やっと9月議会が終わった。早速、議会報告(通信52号)の校正をお願いし
夕方からは、印刷に入ることができた。
 看板店に注文していた「住民税・介護保険料・国保料の大幅負担増中止を求
める署名」の横断幕も出来上がってきた。
 署名のお願いと署名用紙もトップページにアップした。駅頭宣伝計画も決め
、通信の発送作業の準備もできた。
 また、忙しい10月になりそうだ。

9月26日(火)9月議会最終日

 9月議会の最終日、市長から提案された15議案は全て可決された。市民社会
ネットは、現役並みの収入のある高齢者の医療費の窓口負担を2割から3割にす
る国民健康保険条例改正、障害者自立支援法関係条例、知的障害児通園施設の
利用に 1割負担を求める条例、談合の疑いの強い西部公民館建替え工事請負契
約、下水道幹線管渠築造工事請負契約に反対した。
 下水道幹線管渠築造工事請負契約は、同工事を落札した東急建設の東北支店
副支店長が、福島県の下水道整備工事をめぐる談合事件で、昨日逮捕されたこ
とが報道されため急遽反対する事にした。
 17年度決算の認定が提案され、会派代表して、さとうももよ議員が総括的な
質問を行った。
 提案された17年度決算の認定は、閉会中の決算特別委員会で審議される。

 午前中、京成電鉄労働組合大会に出席。組合結成60周年、200回大会の記念
すべき大会であった。連合傘下の組合としては、唯一といって言い、反合理化、
護憲、平和の旗を掲げ、安全輸送を守る闘いを方針とする組合だ。
 一方今日、憲法改正を公約に掲げ、戦争への道を歩み、いっそうの構造改革
断行で公共性、安全を損なう安倍政権が誕生した。
  京成電鉄労働組合と共に安倍新政権に対峙しなければならない。

    

9月24日(日)議会報告を作成

 今日は自宅で1日休養するつもりであったが、夏風邪も抜けたようなので
議会報告の作成に取りかかった。思ったより順調に進み、ほぼ完成してしま
った。後は写真やカットを挿入し、校正すれば完成だ。

9月22日(金)憲法・教育基本法は生きていた!

 入学式や卒業式で日の丸や君が代を強制するのは、憲法19条が保障する思想・
良心の自由を侵害し、教育基本法10条の「教育は不当な支配に服してはならない」
に違反するという判決が東京地裁であった。
 司法の良心が存在し、憲法・教育基本法は死んでいないを実感する判決だ。
教育基本法改悪反対運動に大きな弾みになる。都教委はこの判決を受け止めるべ
きだ。しかし、都教委はこれまでと変わらず日の丸や君が代を強制する姿勢だ。

9月21日(木)予算委員会「緑化フェアー」交通渋滞対策を求める

 予算委員会が開かれた、一般会計補正予算など4会計の補正予算は可決された。
一般会計補正予算では、年度末の 剰余金について、いったん全額財政調整基金に
繰入れ、補正予算に必要な財源は、基金を取り崩して行うことに変更したことを
評価した。
 アスベスト対策について、公共施設の対策は年度内に完了するが、民間施設に
ついても支援を強めること。緑化フェアーについては、近隣市民が交通渋滞で迷
惑のかからないように、例えばマイカーを使わないで公共交通を利用する場合、
入場料割引などの対策を行うこと、松が丘4丁目みどり公園用地買収に関し、街路
整備の一層の促進 などを求め賛成討論とした。

 夜は、船橋・憲法生かす会役員会を開催、 夏の原爆の絵展、平和のつどいの総
括。南房総戦争遺跡めぐり、住民税・介護保険料・国保料負担増中止を求める
署名運動などについいて協議した。   

9月20日(水建設委員会、述べ43人が傍聴

 建設委員会は、午後1時30分から午後10時まで、市長提案の議案4件と市民か
ら提出された陳情14件(継続審査2件)を審査した。
 市民から提出された陳情8件に関し、述べ43名の方が夜遅くまで委員会を傍聴
した。市民の切実なる陳情内容と関心の高さを示したものだ。
  市長提案の議案4件は全会一致で可決され、陳情の内マンション建設に関する
陳情4件、馬込町周辺の都市計画道路建設に関する陳情、松が丘の信号機わき待機
スペース確保の陳情、丸山3丁目の国有地買収に関する陳情などが採択された。
  坪井町の寺院・墓地建築計画撤回に関する陳情は継続審査に、行田コープ店前
の横断歩道設置に関する陳情は不採択となった。
 前原東6丁目の14階建てマンション計画について、私の質問で開発区域内外で
地権者の同意が得られていない状況が判明し、市からは地権者の同意なしには開発
許可はできない旨の答弁があった。

9月19日(火)会派の打ち合わせ

 17日から体調がすぐれない、夏風邪かな、昨日の無理が祟ったようだ。
午前中に新社会の配布、午後から明日の常任委員会と明後日の予算委員会に向けて
会派の打ち合わせ。打ち合わせを早々に切り上げ、理事者の質問取りを振り切って
帰宅。そのままダウン。明日、4件の議案と14件の陳情審査が行われる建設委員会
体力が持つかどうか。

9月18日(月)「マンション建築紛争」陳情などの現地調査

議会に提出されている陳情の内、建設委員会に付託された案件の現地調査を行った。
前原東6丁目の14階建てマンション計画、前原西4丁目に9階建てと7階建て2棟の
マンション計画、山手2丁目の7階建てマンション4件、いづれも低層住宅地内で、
日照被害など住環境が破壊される事に対し、市の行政指導を求める陳情だ。
行田コープ前に歩道設置を求める陳情、丸山3丁目国有地を市が買い上げすることを
求める陳情など。
 途中、船橋駅北口で行われた「船橋旭高校と船橋西高校の存続を求める」署名活動
に参加した。20名程の市民や教職員などが参加し、1時間程で
138筆の署名が集まった。

    

9月17日(日)高根木戸東町会敬老会に参加

   

9月16日(土)団結を回復した国鉄労働組合

 午前中は、国鉄労働組合千葉地区本部第60回大会に参加。国労は、戦後労働運動
の文字通り牽引車であった。20年前の分割民営化で組織は弱体化され、「4党合意」
で内部の団結が大きく乱れた。
  これで、国労も20年前に当時の中曽根首相が「国労を潰せば、総評を潰せる、総
評を潰せば社会党が潰れる。その後に新憲法を安置する」言った通り潰れるのではな
いかと言われた。しかし、今年の全国大会で「4党合意」は破棄され、大同団結が回
復され、中央、地方、闘争団の一致した闘う方針が確立された。
 総評が潰され社会党が潰されるたが、国労と新社会党が生き残り、未だ中曽根首相
の夢は実現していない。実現させてはならない。

       
 

 午後からは、高根台公民館10周年記念囲碁大会が行われた。高根台公民館にある
4つの囲碁サークルから、2チームづつ参加し、A.Bクラスに分かれリーグ戦を行った。

      
 
9月15日(金)高一小の統廃合問題、保護者の思いをしっかり受け止めよ

 住民税・介護保険料・国民保険料の大幅負担増中止と市独自の救済制度をつくる
質問に対する答弁はゼロ回答であった 。市民の悲鳴や怒りの声を国に伝えるよう市
長に求めたが市長から答弁はなかった。市長には市民の悲鳴や怒りの声が聞こえて
いないようだ。 
 絶対高さ制限の導入については、年度内に方針を決めてたいという前向きな答弁
があった。
  高根台第一小学校の統廃合問題は、これまでの経過について教育委員会の対応を
厳しく指摘をしたが、現実の問題として統合は避けられない状況になっていること
を踏まえ、統合を進めるに当たって「納得できないことは多くあるが、合併でなく
新しい学校としてスタートするという、大前提を崩さないでほしい」という保護者
の思いをどう受け止めていくのかと質問した。
 教育長は「子供たちの気持ちや保護者の考え、地域の方々の思いを組み入れなが
ら準備を進めていきたい」答弁した。本当にそうなるのかしっかり監視しなければ
ならない。
 議案質疑の時もそうであったが、市長は肝心の質問、国の制度、方針に関するこ
とはほとんど答えない、答えられないと言った方が正確だ。入札問題、税制改正、
障害者自立支援法、介護保険制度、都市計画などなど。市長に代って国から出向し
てきている助役、福祉局長、建設局長が国の方針を説明するだけだ。
一体、 どこに地方自治、自治体主権があるのか。
 もう、これからは市長の答弁を求めることはしないことにしよう。ないものねだ
りをしてもしょうがない。

9月14日(木)一般質問は15日午後1時から

 一般質問の4日目、さとう議員が登壇し、葛飾川の都市水路計画策定モデル地域に
おける市民との恊働、防災基本計画に男女共同参画の視点を、子育てしやすいまちづ
くりについて質問した。
 明日は、私が登壇し、住民税・介護保険料・国民保険料の大幅負担増中止、多発す
るマンション紛争と急がれる絶対高さ制限、高根台第一小学校の統廃合問題、木戸川
改修工事の進捗状況について質問する。
 質問時間は片道15分と全国の市議会でも例のない短さだが、中身の濃い質問がで
きればと思っている。インターネットで生中継されるのでぜひご覧下さい。

9月13日(水)高根台第1小学校の統廃合も慎重に検討せよ

 議会では11日から一般質問が始まり、今日は3日目。まき議員が登壇し、遺伝子組
み換え農産物に関する情報提供問題、三位一体改革による自治体格差の問題、アンゼ
ルセン公園に導入された指定管理者制度の問題点などについて質問した。
 共産党の金沢議員が、県立高校統廃合問題を質問した。教育長は、県立高校の統廃
合計画案について「増加傾向にある本市の児童生徒数の状況ならびに、まちづくりの
理念をご理解いただき慎重にご検討下さいますよう」「検討に際しましては、児童生
徒を子にもつ保護者をはじめとする船橋市民の方々の声を広くお聞き届け下さるよう
重ねてご要望申し上げます」と県の教育長に要望書を出している。
 私は、教育長に、 高根台第1小学校の統廃合について 同じ要望をしたい。
第1小と第3小の学区の児童数は、平成 16年436人、平成17年467人、平成18年
484人と増えている。第1小が増えないのは学区に問題があるからだ。
  第1小を廃止し第3小への統合は、は3月議会の答弁を変更して、 1年前倒して行
うという。なぜ 1年前倒しになったのか、 当初の方針通り、2年間かけて慎重に、保
護者や市民の方々の声を広く聞いて、最善策を検討すべきだ質問する予定だ。

9月11日(月)多発するマンション紛争、急がれる 絶対高さ制限

 今朝の駅頭宣伝は、雨のため延期となった。今週は天気が良くない様だ。
今日は、一般質問の初日5人の議員が質問に立ったが、予定より早く終了した。
今議会にもマンション紛争に関する陳情が新たに4件提出されている。いずれも低層
住宅地に高層マンションが建築され、日照阻害などの住環境が破壊される事に対し、
市の行政指導を求める内容だ。
 昨年の9月議会以降毎回のようにこうした陳情が提出され、議会で採決されながら
も建設が強行されている事例がほとんどだ。
 こうした建築紛争を未然に防止し、市民の住環境を守るためには、低層住宅地域や
その近隣の用途地域の絶対高さ制限を行うことが必要だ。
 15日の一般質問で、再度質問する予定だ。

9月10日(日)高根台団地自治会敬老会・松が丘囲碁大会

 高根台団地自治会主催の敬老会が高根台公民館で開かれた。市長代理で松本文化
学校教育部長が出席し、市長からの祝辞を代読した。(写真)
 セレモニーが始まる前の雑談で、質問通告してある高1小の統廃合問題で意見交換、
廃校でなくとりあえず休校ということでしばらく様子をみることにはできないか、
質問日までに検討することを求めた。
 私からは、今年の 6 月から、住民税・介護保険料・健康保険料が大幅な値上げに
なったこと。市の窓口には 7000 件を超える苦情や問い合わせがあったこと。
この値上げは、来年、再来年とさらに続くこと。
 老人医療費の窓口負担が 08 年から 2 割に、現役並みの収入(夫婦で年収 520 万
円以上)の方はこの 10 月から 3 割負担になることなどを述べながら、高齢者の皆
さんの、いのち、健康、医療を守るために頑張る決意を述べ挨拶とした。

   
 

 午後からは、松が丘囲碁クラブの大会、優勝は下峠さん(写真左)私は残念ながら
1勝3敗の成績であった。
        
         

9月9日(土)「自立支援法・実施6ヵ月の検証と今後への対応」講演とシン ポ

「来たぞ!来るぞ!自立支援法・実施6ヵ月の検証と今後への対応」講演とシン ポ
ジウムが今日、午後市の女性センターで開かれた。
 主催はNPO法人船橋障害者自立生活センター。講演は精神障害者施設ワーナーホ
ーム理事長の寺田一郎氏「改革のポイントとして、3障害の制度格差を解消し、精
神障害者も対象になったと言われているが、介護給付、地域生活支援事業に精神障
害者は利用対象にならないことが多い」「客観的尺度として障害程度区分が導入さ
れたが、身体的機能が評価尺度。精神障害・知的障害のケアの必要度、支援者の負
担が考慮されてい ない」などと問題点を指摘した。
 シン ポジウムでは、当事者の宮尾修さん、知的障害通所施設ゆたか福祉苑の宮代
隆治さんなど5名から、さまざまな問題提起、報告があった。

    

9月8日(金)核心の質問に答えられない市長(議案質疑)

 二和向台駅で通信9月を配布しながら、今日の議案質疑の内容を訴えた。
議案質疑の核心は、障害者自立支援法については、障害者が生きていくための入
浴や排泄、食事の介護が、なぜ応益負担なのか。せめて市川市なみに自立給付に
対する軽減措置を行うべきはないかという点であった。
  繰り返し市長の答弁を求めたが、前段については答えず(答えられず)後段の
質問には「推移を見ていきたい」との答弁にとどまった。
 西部公民館建替え工事についても、95%と高い落札となっていること、しかも
応札企業は3共同企業体のみで、入札金額は200万円しか違わないこと。平成10
年の海神公民館新築工事には20共同事業体が参加し、落札率は67%だった。
 これはだれが見ても異常と言わざるを得ない。市長はおかしいと思わないか。
  共同企業体として落札した木村建設は、昨年は、リハビリ病院建設工事も共同
企業体として落札しており、公共工事が減少している中で特定の企業に市が発注
する建設工事が片寄っているのではないかという声が市長の耳に聞こえて来ない
かと質問したが、市長は直接質問には答えず(答えられず)「就任以来、入札制
度の改善を行って来た」と答えるのみであった。詳しくは録画(11日以降配信)
をご覧ください。

9月7日(木)明日議案質疑、最後の7番目に登壇

 今朝は飯山満駅で通信9月号の配布、予定した400枚を配布できた。
一休みして議会へ、明日の議案質疑について、理事者からのヒヤリングに応じ、
帰ってから質問原稿をまとめた。(こちら)
 明日は、一番最後の7番目に登壇する。持ち時間は片道30分。午後5時過ぎの
登壇になるが、インターネット中継が行われる。ぜひご覧ください。

9月6日(水)障害者が生きていくための入浴や排泄、
              食事の介護が、なぜ応益負担なのか

 今日は議案勉強会2日目、午前中勉強会を行い午後から会派で議案質疑に向
けて打ち合わせ、今日は障害者自立支援法関連の条例改正や国民健康法「改正」
に伴う条例改正などについて説明を受けた。
  障害者自立支援法の一番の疑問点は、障害者が生きていくための入浴や排泄、
食事の介護が、なぜ応益負担なのか。生きていくための最低の福祉サービスに
なぜ個人負担が生じるのか、応能負担(税金)によって社会全体で支えるのが
市長の言う福祉先都市であり、国全体でいえば福祉先進国家ではないか。
この疑問に市長はどう答えるのか質問してみたい。
 国民健康法「改正」は、 まさに高齢者いじめ、高齢者の生存権を脅かす医療
制度改悪である。 こうした医療制度改悪に対する政治家としての市長の見解も
聞いてみたい。

9月5日(火)特定の企業に片寄っている市発注の公共工事

 今日は、市長から提出された議案の勉強会があった。今議会には、総合消防
情報システム整備工事や下水道関係の工事3件、西部公民館建替え工事など5件
の請負契約締結の議案が提案されている。この内、総合消防情報システム整備
工事は、ソフトのカスタマイズがバッケージ化されたためコストが低減され設計
金額の68%で落札している。下水道関係の工事3件もこれまで下水道事業団に
委託していたものを市が直接発注したことにより、落札率63%から71%で落札
している。
 しかし、西部公民館建替え工事は95%と高い落札となっている。しかも応札
企業は3共同企業体のみで、入札金額は100万円づつしか違わない。これはだれ
が見ても異常と言わざるを得ない。共同企業体として落札した木村建設は、昨年
は、リハビリ病院建設工事も共同企業体として落札しており、公共工事が減少し
ている中で特定の企業に市が発注する建設工事が片寄っているのではないかとい
う声も聞こえてくる。

9月4日(月)第3回定例市議会が開会

 今日、第3回定例市議会が開会され、市長から議案の提案があった。
次の内容の一般質問の通告も行った。
1、住民税・介護保険料・国民保険料の大幅負担増について
   市民からの苦情問い合わせの状況について
   国に大幅負担増中止を求める考えはないか
   市独自の減額措置や減免制度など、いっそう手厚い救済制度をつくる考えは
   ないか
   老人医療費助成や様々な福祉制度、市営・県営住宅の家賃などが対象外にな
   ったり負担が増えないよう市独自の救済制度をつくるべきではないか
2、多発するマンション紛争と急がれる絶対高さ制限
3、高根台第一小学校の統廃合問題について
4、木戸川改修工事の進捗状況について
 一般質問は15日(金)午後1時から行なう。

9月3日(日)「船橋旭高と船橋西高を守る会」を結成

 5年後の平成23年に船橋旭高校を廃止し、船橋西高校に統合する問題で、これら
に反対する、父母や教員などが船橋勤労市民センターで会合を開き「船橋旭高と船
橋西高を守る会」を結成した。統合が予定されている5年後には船橋市だけでも中
学校卒業者数は4.606人から5.172人と500人以上も増えるのになぜ統合しなけれ
ばならないのか、むしろ増やさなければ子供たちの公立高校入学は厳しくなる。
 今回の県教育員会の発表は、終業式前日で、市や当該学校への連絡も発表直前で、
父母への説明も急に行ったためほとんどの父母が参加できなかったなど、 唐突で説
明責任を果たしていないなどの意見が出された。
 会では当面県議会へ両校の存続を求める請願書の提出と署名活動などを行うこと
を確認した。
 いち早く「会」を立ち上げた市川、松戸、我孫子市などからも同様の請願書が
提出され、3市では県主催の説明会も予定されているとの報告もあった。

9月1日(金)関東大震災「朝鮮人犠牲者」追悼式

 関東大震災から83周年を迎えた今日、全国各地で防災訓練が行われた。
雨が降りしきる中、市営馬込霊園では、83年前に関東大震災の混乱の中で、日本
の軍隊と警察、自警団などによって虐殺された朝鮮人犠牲者の追悼式が行われた。
 当時、植民地政策による朝鮮人に対する民族的蔑視が根深くあったところに「朝
鮮人が放火した‥朝鮮人が船橋小学校に爆弾を仕掛けた」などのデマが流され、当
時 の北総鉄道(現在の東武野田線)工事に従事していた朝鮮人人夫が多く犠牲にな
った。千葉県内では船橋など12ヶ所で虐殺行為が行われ351人が犠牲となった。
 追悼式には、さとうももよ議員、まきけいこ議員も一緒に参加し、市民社会ネット
として献花を行った。