日刊浦田秀夫通信06年3月

3月31日(金)民主党前原代表が代表辞任

 早いもので今日で3月も終わり、冷たい北風が吹きながらも桜は満開に近い。
そんな中、民主党の前原代表の代表辞任と永田議員の議員辞職のニュースが飛び込んで
きた。
 この問題、もううんざりで論評する気にもならないが、超新自由主義者から旧社会党
の右派まで寄せ集めの民主党、しかも前原代表は、小泉首相と改革(新自由主義)を競
いあうことを公然と明らかにし、それを永田議員や野田議員などが支える関係であった。
 彼らは、パーホーマンスで選挙を勝ち抜き、またパーホーマンスで功名を上げようと
大きくつまずいた。彼らがつまずくことは当然と言えば当然だが、問題はこれによって
4点セットに象徴された小泉構造改革の罪に免罪符を与えてしまったことだ。
 まさに国会議員と政党の質が問われた事件あったが、そんな国会議員や政党を選んだ
国民の質も問われなければならない。

3月30日(木)九条の会・千葉地方議員ネットの世話人会

 夜、九条の会・千葉地方議員ネットの世話人会があった。5月4日、船橋市民文化ホー
ルで開かれる「小田実&小森陽一憲法9条を語る」ついての打ち合わせが行われた。
 船橋市だけでも500名の参加者を確保しなければならない。これまで超党派で取り組
んだ集会では、イラク戦争に反対する市民集会で400名。昨年12月の映画「ベアテの贈
り物」上映会に400名(市外参加者を含め)、連休中の合間、しかも3日には各地で憲法
集会も開かれる大変なことだ。船橋市だけの打ち合わせを4月7日に行うことになった。

 浦田秀夫通信4月号が出来上がった。TOPページからアクセスして下さい。
明日からさっそく印刷に取りかかることにしょう。

3月29日(水)浦田秀夫通信4月号の作成に悪戦苦闘!
 今日は定例の市民相談会の日だが、事務所の当番は前野さんにまかせ、朝から自宅
で浦田秀夫通信4月号の作成に取りかかった。
 今度の議会は予算議会ということもあって、50議案にも及ぶ予算案や条例案などの
内容と多岐に及んだ質問をどうまとめるのか、またレイアウトも一苦労だ。
 文字だけでは読みづらい、写真やイラストも使い、見出しも大切だ。
悪戦苦闘したが、夕方には概ね出来上がった。
 校正を行い、足りない写真を撮って、 明日にはホームページにアップできそうだ。
気分転換に久しぶりに夕食の支度を行い、妻から喜ばれた。
 
3月27日(月)耐震構造偽造問題再発防止に関する意見書などを可決

 3月議会最終日、議案の採決が行われた。新年度予算など市長提案の51議案は全て
可決した。市民社会ネットは、組み替え動議を出した一般会計予算案や小型自動車競争
事業会計、介護保険事業会計などに反対した。
  また、条例関係では国民保護協議会条例、障害者介護認定審査会条例、介護保険条例
の一部を改正する条例、 公民館条例の一部を改正条例などに、さらにリハビリ病院の指
定管理者の指定等について等について反対した。
 市民からの陳情では、乳幼児医療費対象年齢引き上げに関する陳情、非正規雇用労働
者の労働条件整備等の陳情、市道飯山満・古和釜線拡幅及び歩道整備に関する陳情、
大規模マンション建設(上山1丁目)の指導に関する陳情が全会一致で採択された。
 市民社会ネット提案の意見書の内、アメリカ産牛肉の輸入再開に関する意見書、耐震
構造偽造問題再発防止に関する意見書が可決された。
 追加提案された、国民健康保険条例の一部を改正する条例に対する質疑、討論を行っ
た。(3月23日号を参照)

3 月26日(日)故大木五郎さんを偲ぶ会

 午前中は、グリーンハイツ管理組合の会合へ、来年度当番で管理組合の理事の役職
が回ってくる、総会にむけて新旧役員の打ち合わせが行われた。
 午後からは故大木五郎さんを偲ぶ会が行われた。大木さんは元全電通中央本部書記長
、総評常任幹事で戦後の輝かしい労働運動の一翼を担い、1962年から74年までは千葉
県支部委員長も歴任した。この間日本社会党習志野総支部の委員長として、67年に社会
党吉野市長を誕生させた。
 全電通労働運動が労使協調路線に転換する中で、これに抗して階級的労働運動を守ろ
うとしたが、74年の役員選挙でに公社の介入によって全電通を追われた。
 その後、労働大学講師、社会党県本部副委員長として活動をつづけ、自ら習志野市長
選挙に立候補もしたが敗れた。
 享年80才、その生涯を自らの思想、理念を貫いた偉大な社会主義者であった。

3月25日(土)市政報告会&市民の会総会

 市政報告会と浦田秀夫と市民の会総会が行われた。
市政報告会では、議案質疑のビデオを上映し、新年度の市の予算案などの概要を報告
した。参加者からは、公民館の使用料有料化や高根台第一小学校統合問題などの質問
が出された。
 市民の会総会では、来年の選挙にむけた活動計画の確認や役員改選が行われた。
総会終了後の懇親会では参加者の自己紹介と一言アピールが行われ、今話題のマンシ
ョン建設問題やアスベスト労災認定などのアピールもあった。

   

3月24日(金)志賀原発2号機に運転差し止めの判決

 今月15日に営業運転を始めた石川県の北陸電力志賀原発2号機に対し、金沢地裁は
「電力会社の想定を超えた地震によって原発事故が起り、住民が被曝する具体的可能性
がある」として運転差し止めの判決を下した。
 営業中の原子炉の安全性を問題にして、運転差し止め判決が出たのは初めてでまさ
に「画期的」な判決である。
  原発の安全性を問う全国各地の住民運動に大きな影響を与えることになるし、既存
原発の安全基準、耐震基準があらためて問われることになる。
 被告の北陸電力は直ちに控訴する方針だが、上級審での判断が問われることになる。

3月23日(木)負担増の税制改正に市民よ怒れ!

 午前中は、新社会党の支部会議。午後から最終日に提出される追加議案の勉強会。
公的年金控除額が140万円から120万円に縮減されたことから、国民健康保険料が増
額する被保険者に2年間の激変緩和措置を行うための条例案である。
 例えば年金収入170万円の2人世帯の場合、現在の 年間保険料17.560円が41.860
円になるところを18年度は21.210円に緩和しょうとするも、19年度は段階的に引き
上げ20年度は41.860円になる。緩和措置があると言え大変な負担増だ。
 対象者は29.500人で6億8700万円の負担増になるという。
そればかりではなく、新たに課税世帯になった場合、高額医療の自己限度額が70歳未
満の場合で35.400円から72.300円以上になり。入院時の食事負担額が1食300~650
円が780円になり、医療費の自己負担が1割から2割になる。
 さらに、 税制改正に伴う負担増は、市民税(20億円)、介護保険料の負担増となっ
て高齢者にずっしりと襲いかかってくる 。
 市民は、このことをまだ十分わかっていない。6月の課税通知、保険料通知で市民は
初めて負担増を実感することになる。怒れ市民よ!殺到するであろう市民の苦情、怒り
に市の担当課は今から戦々恐々としているようだ。

3月22日(水)古和釜小学校の卒業式に参加して

 古和釜小学校の卒業式に来賓として参加した。東側校門の桜が開花していた。
古和釜小学校は児童数が増えているようだが、お隣の高根台第一小では生徒が減少し、
統合される。子供たちとって母校がなくなることはどんな思いがするのか。
 小学校の6年間は、人生で最も長く、最も成長し、最も思い出が凝縮される時期で
ある。
 私の育った故郷の高校は移転し、中学校は統合され、残っているのは小学校だけだ。
帰郷し小学校の脇を通る度に、子供の頃の記憶が蘇ってくる。ときどき校庭を覗いて
昔と少しも違っていないことに安堵を感じるものだ。
 卒業式の児童のお別れの言葉を聞きながらふと、そんなことが頭をよぎった。

 夕方からは、「浦田秀夫と市民の会」役員会を開き、25日の総会に提案する議案や
役員体制などについて協議した。

3月21日(火)WBCで日本が優勝

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、日本がキューバ相手に10
対6で破り優勝したことに日本全国が湧いた。日本人の一人として率直に喜びたい。
 試合の様子は、妻の実家にお墓参りに行くラジオの中で聞いていたが、車が渋滞して
いたせいもあって優勝の瞬間まで聞くことができた。
 ラジオの放送は、日本人のナショナリズムを大いに刺激した実況放送だった。
スポーツの世界ではどんなにナショナリズが高揚しても問題はないが、これが国際政治
の場で煽動され、偏狭的になると大きな過ちを犯すことは歴史が示している。
スポーツと政治は別問題というのが、世論の常識だと思うが、スポーツが政治に利用さ
れた歴史を忘れることは危険だ。

3月20日(月)18年度予算案に組み替え動議を提案

 議会は予算委員会3日目、質疑が終了した。会派として一般会計に対する組み替え動
議を提起した。22日に提案説明と質疑が行われ、市長提案予算と一緒に討論、採決が
行われる。(提案理由組み替え内容
 組み替え動議は残念ながら小数で否決される見通しだが、市長提案予算案の問題点を
市民にわかりやすく訴える内容と自負している。
  市長提案の予算案が可決後に、「公民館使用料の減免対象団体見直しの6ヵ月延期に
関する決議」を会派として提案することにした。

3月18日(土)イラク戦争3周年を迎え、講演会開く

 3月20日でアメリカが国連や国際世論を無視して一方的にイラクに攻撃を開始した
「イラク戦争」が始まって3周年を迎える。アメリカは武装勢力に対し最大規模の掃討
作戦を展開している。
 今日午後から、憲法生かす会千葉県協議会の主催で「戦争反対と改憲反対のはざま」
と題する講演会が行われた。講師は憲法学者で明星大学講師の斉藤和夫さん、イラク
戦争を振り返って、世界はなぜアメリカのイラク戦争に反対したのか、アメリカの世界
戦略と自衛隊の海外派遣、派兵を解釈改憲で行ってきた歴史、そして今なぜ第九条の改
正なのか、戦争反対は多数なのに改憲反対は多数になっていない状況をどう変えて行く
のかなどについてお話があった。
 憲法生かす会県協議会は、県下各地区で「イラク戦争反対!自衛隊の撤退」を求めて、
20日を前後して宣伝活動を行うことを確認した。

3月17日(金)元旭硝子社員のAさんの遺族等と労基署交渉

 元旭硝子社員のAさんの遺族等が、1昨年の7月29日に石綿肺などが原因で死亡した
Aさんの労災認定を求め、船橋労働基準監督署に審査請求を出している問題で、今日午前
行われた船橋労働基準監督署との交渉に参加した。
 遺族の他、A さんの労災認定を勝ち取る会のメンバーや東葛ふれあいユニオンの組合員
など12名が参加した。
  船橋労働基準監督署のK次長は、じん肺審査会の医師が、主治医の診断やアスベスト
専門医師の意見書を否定しているため、労災認定はむつかしいとの説明。
 次長は、じん肺審査会の医師が必ずしもアスベストの専門家でないことや旭硝子でアス
ベストが使用されていたことは認めながらも、現在の行政システムでは審査員の医師の意
見を覆して認定することはできない、再審請求で争ってほしいとの態度。
 しかし、これまでの事例では監督署の決定を覆して認定を勝ち取るのは至難なこと、
2月に厚生労働省が労災認定基準を緩和している、アスベスト専門医師の診断も含め再度
慎重に検討し決定を出すことを強く要望した。
 次長は、県の労働監督局とも協議することを約束したが、油断はできない。

議会の方は予算委員会の2日目、さとう議員が会派を代表してがんばっている。
 午後からは議会控え室で、さとう議員をサポートして予算組み替え動議を提出するため
動議案を作成し、委員会終了後さとう議員と協議した。 

3月15日(水)上山町に515戸のマンション計画、陳情を全会一致で採択

 午後からの建設常任委員会に備え、陳情が出されている上山1丁目のマンション建設
予定地を調査。陳情代表者の古山さんから現場を見ながら陳情の主旨をあらためて聞い
た。
 
このマンション建設は、工場跡地に地上12 ̄14階建て、3棟、515戸という巨大な計
画。木下街道から建設予定地へ接続する道路(生活道路)は1本しかなく袋小路になっ
ている。高さを10階程度にすることや現在の生活道路とは別の道路を確保すること求め
議会に陳情が出された。
 委員会では、せめて現在の道路とは別の侵入道路が確保されない限り、各課協議は終
わらない(許可はしない)という強い市の姿勢を示し、行政指導を行うことを求めた。
 陳情は、全会一致で採択された。夜、陳情代表者の古山さんから陳情採択御礼のFAX
が送られてきた。
 また、松ヶ丘バス通りの歩道整備に関する陳情も全会一致で採択された。

 
     

3月14日(火)日本総合地所の詐欺的行為をチェックできなない

 市政執行方針及び議案に対する質疑は昨日で終わり、15日が常任委員会、16日から
予算委員会が始まる。今日は午後から会派の打ち合わせ、昨日までの質疑を踏まえ、
提案されている議案と市民から提出されている請願・陳情について協議した。
 また、予算委員会に提案予定の組み替え動議についても大まかな概要を決めた。
昨日の私の質問に対する答弁について、各部長から答弁書をもらい内容を精査した。
 前原東 6丁目のマンション建設問題は、建築主の日本総合地所から出された建築確認
の申請図書と近隣住民に配布された図面やパンフレットの仕様が異なっていたことが
明確になった。しかもそれを市はチェックできなかったという点では、耐震偽造問題と
同じ構造だ。偽造というより詐欺というべきものだ。
 日本総合地所の詐欺的行為とそれをチェックできなない今の建築確認行政を厳ししく
質していかなければならない。

3月13日(月)マンション建築、建築確認行政の不備が露に

 議会は、市政執行方針及び議案に対する質疑の6日目(最終日)、午前中は包括外部
監査結果報告書に対する質疑が行われ、さとう議員が会派を代表して質問した。
 午後からトップバッターで登壇した。
前原東 6丁目のマンション建設について、近隣住民の方が市の建築審査会に容積率が規
定を超えていると建築確認の取り消しを求める審査請求が出された後に、建築主が建築
確認を取り下げ、工事を中断した問題を取り上げた。
 これは、結果的に建築主が建築確認に過ちがあったことを認めたことになるが、当該
物件の建築確認は民間の検査機関が行ったもので 、12月26日に市の開発許可が出て、
同日に建築確認の申請が出され、28日には建築確認が行われている。
 市には1月10日付けで建築計画の概要が送付されてきたというもの。
市はこの建築確認をどうチェックしたのか、住民が建築審査会に審査請求しなければ、
そのままになるところだった。
  市の住環境や自然環境を破壊するマンション建設に対する基本的な姿勢の欠如と建築
確認行政の不備が露になった一件だ。
 また、高根台第1小学校の児童数が減少したことから、平成 20年に第三小学校との
統合を視野に4月に検討委員会を立ち上げる問題も取り上げた。
  高根台第1小学校は、私の 2人の子供の母校であるが、統合されてなくなるのは忍び
がたいとして、学区の変更(例えば、大穴南4丁目〜5丁目の子供たちは、それこそ歩道
のない道路を15分から20分かけて大穴小学校に通学している)や団地の建替え後の児童
の推移も見極め、存続を含め慎重に検討することを求めた。

3月11日(土)新社会党結成10周年パーティに400人

 結成10周年を迎えた新社会党第11回全国大会が11日〜12日の日程で東京で開かれ
ている。
 大会冒頭の挨拶で栗原君子委員長は、新社会党結成の経過について「 基本政策を投げ
捨て大揺れする中で、日本社会党は泥舟化し、その泥舟が沈みかけそうな状況のなかで、
心あるものが丸太や小枝を拾い集めるようにして『護憲』という筏に組み立て出港した
のがこの党であります」述べた。そして最後に、来年の統一自治体選挙に一人でも多く
の候補者をたてて闘い、続く参議院選挙は護憲派の総力戦として闘う決意を述べた。
 また、来賓として沖縄大衆党参議院議員の糸数慶子さん、評論家の佐高信さんなどが
挨拶した。
 大会初日終了後、会場を移して新社会党結成10周年パーティも開かれ、社民党衆議院
議員の辻元清美さんと保坂展人さんなど来賓、党員400名以上が集った。

     

3月9日(木)明らかになってきた争点

 今朝は、今月最後の駅頭宣伝活動を津田沼駅で行った。予定して300枚のチラシは
完配できた。
 議会は、市政執行方針及び議案に対する質疑の4日目、市民社会ネットからまき議員
が登壇。市民との恊働、リハビリ病院の指定管理者、障害者自立支援法、国民保護協議
などについて質問した。
 質疑も4日目になり、争点がだんだん明らかになってきた。障害者自立支援法に伴う1
割負担を軽減するために低所得者に対する市独自の助成事業の是非、公民館使用料減免
対象から社会教育団体を外し有料化することの是非、マンション開発を規制することの
是非、 国民保護協議会設置、歩道・通学路の安全確保問題などだ。
 いずれも市長の基本的な政治姿勢が問われる課題だ。

3月8日(水)社会教育活動とカルチャーの違いが解っていない

 今朝は北習志野駅で宣伝活動。
議会は、市政執行方針及び議案に対する質疑の3日目。社会教育団体を公民館使用
料の減免対象団体から外すことについて、教育長が「公民館を頻繁に使う市民、時々
使う市民、全く使わない市民の間の不公平をなくすため」と答弁。
これって、昨日の福祉サービス部長の答弁と一緒。
  社会教育法の目的を達するために市に登録された社会教育団体が、公民館を社会
教育活動に使い、市がその使用料を減免することが、どうして不公平なことになるか。
 社会教育法の目的を達するために必要な措置で、社会教育の恩恵に預からない市民
がいたとすれば、その市民が社会教育の恩恵に預かれるよう環境整備をすることが市
の責務である。市は社会教育活動とカルチャー(私塾、文化教室)が解っていなようだ。
 公民館では日頃、社会教育活動とカルチャーの違いを各サークルに指導しているが
指導しなくてはならないのは、市と教育委員会の幹部ではないのか。

3月7日(火)障害者自立支援法、負担軽減助成は不公平?

 昨日の春一番と打って変わって、今朝は北風が吹き荒れる中、高根木戸駅での
宣伝活動。
  議会は、市政執行方針及び議案に対する質疑の2日目、市民社会ネットから
さとももよ議員が登壇した。男女共同参画社会の形成、少子高齢化の進展と社会
システムの構築、西船橋駅周辺の景観、環境問題などについて質問した。
 障害者自立支援法によって、原則、費用の1割が負担になる障害者に対し、負担
を軽減するために東京都や横浜市が実施を決めた助成制度を船橋市でも行うことを
求めたが、助成は障害者の中でサービスを利用する人としない人の不公平が生まれ
る。皆で支え合うという法の主旨から市独自の助成は考えていないと答弁。
 この論理変だとは思いませんか。障害者自立支援法は、支援を必要としている全
ての障害者に自立するために必要なサービスを提供するための法律なはずです。
1割負担を負担しきれず、自立に必要なサービス提供が受けれない所得の低い障害
者に助成することは不公平なことではなく、全ての障害者が所得に関係なく自立す
るための必要な措置であり、法の目的を補強するものではないのか。
 横浜市は低所得者の負担を全額助成する。
 この問題、まき議員そして、私と引き続いて取り上げる予定だ。

3月6日(月)市政執行方針及び議案に対する質疑の初日

 今日は春一番の風が吹き午後から気温が急上昇した。しかし、早朝の高根公団
駅の宣伝活動は、真冬並みの寒さだった。それでもチラシの受け取りは、金曜日
の二和向台駅が300枚、今日の高根公団駅が350枚と、1月に比べると少し増え
初めている。ここにも春の気配を感じることができる。
 議会は、市政執行方針及び議案に対する質疑の初日、6人の議員が質問に立った。
この中で、前原東6丁目のマンション建設に関して「建設予定地域内の赤道(里道)
の付け替えを市が認めたのは、市がマンション業者に協力したことになる」という
共産党議員の指摘に対し、道路部長は「行き止まりの道を付け替えで使えるように
したもので、業者に協力してはいない」と答え、市長も「業者に協力はしていない」
と血相を変えて反論。
  しかし、主観的はそうであっても、客観的に見れば、市が赤道の付け替えを認め
なければ11階建てのマンション計画はなかったわけで、問題は市のまちづくりの観
点から、こうした狭隘な住宅地域に高層マンションを建設することの是非を判断する
ことができない(しない)姿勢が問われていることが解っていない。
  松ヶ丘3丁目で坪井小1年生の男児がバスに轢かれて死亡した事件を公明党の議員
が取り上げ、教育委員会の交通安全教育の指導と道路の整備を求めた。
  市は事故現場の歩道の改修について、既に私が要求し改善を約束したことと道路
の整備は早期着工にむけて、整備方法等を研究したいと答えた。

3月4日(土)人間優先の道づくりとはほど遠い現実

 松ヶ丘3丁目で坪井小1年生の男児がバスに轢かれて死亡した事件があったので
松ヶ丘のバス通りの「歩道」を改めて点検した。
 「歩道」と言っても排水溝に蓋をかけた幅が50センチ〜70センチ程度、普通は
これを「歩道」と呼ばない。しかし、船橋市ではこれも「歩道」と呼ぶらしい。
 この「歩道」上に電柱が立っている所が4カ所、歩道に段差があったり破損して
いる所が6カ所、排水用のグレーチィングが歩道に斜めに設置している所が2カ所
あった。
 写真1は、電柱があるために車道に降りた自転車と主婦、
写真2は、子供の自転車とすれ違うために車道に降りようとしている高齢者。
いつも事故の危険と隣り合わせにいる。市が掲げる人間優先のみちづくりとは、
ほど遠い現実だ。

 

3月2日(木)「浦田秀夫通信3月号」を作成

 今日は休会日、昨日までの議案勉強会の内容を整理し、質問通告をした。
明日から行う駅頭宣伝で配布する「通信3月号」も作成、印刷した。
 午後からは、公民館の囲碁クラブでちょっと息抜き。

3月1日(水)戦争を未然に防ぐ平和政策こそ必要だ

 勉強会の3日目、国民保護計画を策定するための国民保護協議会と対策本部設置の
条例。現実にあり得ない外国からの武力攻撃を想定し、戦争とその被害は避けること
ができないとの前提に立っている。可能性のない戦争に備えるより、近い将来必ず起
り避けることのできない自然災害対策の強化・充実が自治体の責務だ。また、戦争を
未然に防ぐ平和政策、非武装都市宣言などをまず行うべきだ。
 保健部では、生活習慣病の早期発見のため糖尿病検査と介護予防のため65歳以上の
生活機能評価が新規に基本健康診査に加わった。
 社会教育団体に対する公民館使用料の減免措置が廃止された。しかも貸し出し区分
が1日4コマに改正され、1コマの利用時間帯が変更された。年度途中の10月から実施
するという、年度初めに予算や事業計画を作らなければならないサークルにとって混乱
は必至だ。
 学校教育部からは、松ヶ丘3丁目で坪井小1年生の男児がバスに轢かれて死亡した事件
や、高根台第1小学校が団地の建て替えなどで児童数が減少したため、平成20年をめど
に高根台第3小学校に統合するため検討委員会が設置されるとの説明があった。