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雑記のこれより新しい項目をみる

対称モードを90度切り替えて使う(六角大王Super3)
左右前後に対象なオブジェクトは、通常モードをはさんで、対称モードを二度使うと、能率的に制作できます。
簡単な星の制作例で説明します。
1 対称モードで制作開始。右半分の星を描くと、右側が補完されます。
2 通常モードに変更して、面を張り、中心点をZ方向(手前)に移動してふくらませます。
3 90度回転して、もう一度対称モードに切り替えます。
4 中心線を基準にして、自動的に両側にパーツができます。平面部分のラインを選択します。
5 そのラインをメニューバー/加工→高度な加工→対称中央点にするを実行すると、選択した平面部分が中央の基準点にスナップします。
6 厚みを調整して、完成です。(2002/11/11)

今年はなんだか忙しい・・・。
このページがずっとほったらかしになっているいいわけになりますが、けっこうばたばたしています。Winのマシンも稼働するようになりました。
絵らしい絵を描く仕事は・akki04image/map.jpgないのですが、線画・色ふせみたいなやつに追いまくられてます。面白みはないけれど、経済的な効率からいうと、単価の安いそういう仕事がたくさんある方がいいようです。
クライアントがこちらに依頼するときに肩に力が入っているような仕事は、たいへんな割に”もーからない”ことが多いなぁ。(2002/ 6/24)

対称モードの作業を標準モードで始める(六角大王Super3)
対称モードでは、側面から作成した形状は対称点になってしまい、X軸方向(正面から見て左右)に移動することはできませんが、標準モードである程度進めて、途中から対称点を指定すると作りやすい場合もあります。
★アヒルの制作例
1 標準モードで側面からアヒルを描く。面の分割もある程度描いてしまう。
2 ふくらませたい線形状を選択して、X軸方向に適当に引っぱる。図2では胴体をふくらませている。顔、首も同じように。(標準モードのまま。これが、対称モードではセンターに固定されてしまう)。
3 対称モードに変更。両側に形状ができあがる。
4 センターからずれた左右を中心にあわせる。
5 中心部分の線(図4の赤い線)を正面、上面などからドラッグで選択。「高度な加工」→「対称中央点にする」を実行。
6 曲面にするを実行。目を球で作り、色を着け、形を整えて、アヒルさんの完成。20分ほどでできちゃいます。
(2001/11/29)


疑似集合演算=を使った多重マッピング(Shadeで)
&記号を使用して、ローカルパートに=のマッピングをおこない、その上の階層でさらにマッピングを設定することで、多重にデカール・マッピングをおこなうことができます。
簡単な例として、デカール・マッピングで目玉をつける手順をご紹介しておきます。
(下図)。
顔と白目をパートに入れて、「&=白目」とし、そのパートの上の階層に「=黒目」を置くと、白目と黒目の両方をレンダリングすることができます。
口の奥もまったく同じ方法です。
(2001/11/29)


Illustratorの線に強弱をつける
線の細くなり始めるあたりにあらかじめアンカーポイントを追加しておきます。その線をアウトライン化して、端のふたつのアンカーポイントに「平均(2軸とも)」を実行すると、ペンで描いたような線にすることができます。
この方法は、あとで線自体の編集は困難ですので、別レイヤーなどに元の線をとっておいた方がいいと思います。
(2001/11/29)


投影マップでマップが流れないようにする
六角大王からDXFをインポートして作業することが多いのですが、Shadeではポリゴンの形状にラップマッピングをおこなうことができず、投影マッピングでマップが正面以外の部分で流れてしまい、不便を感じていました。また、自由曲面形状でも、「一点に収束」を使用しているとラップマッピングでは、図のようにマップも収束して困る場合もあります。
これらをある程度解消するのが、形状を傾けて投影マッピングする方法です。
まず、形状自体を、Y軸、X軸でそれぞれ45度回転し、Z軸方向から投影マッピングします。(大きさも調整する)。この形状をパートに入れて、Y軸、X軸でそれぞれ-45度回転すれば、グローバルでの形状の傾きは見かけ上なくなり、マップはパートの中の傾いた状態でマッピングされていることになるので、ピクチャが流れるのをある程度防ぐことができます。もちろん回転する角度は自由ですが、要はパート内で回転したのと同じだけその形状が入っているパートを回転して戻すことがポイントです。
(2001/4/9)


教えて!goo
最近ちょっと「教えて!goo」(OK Webというサイトがオリジナルで、ここと提携して同じ内容をgooがだしているようですが)にはまっています。
よろず相談のサイトで、恋愛問題からhtmlの書き方、英語の訳し方、今日のTVドラマの見そこなった部分まで、ともかく何でもありで、タイトルを見ているだけでけっこう時間をつぶせます。
答えるのも誰でもいいので(無料の登録だけ必要。質問するのと同じ登録)質問内容によってはどれくらい信用していいかわからない答えも当然ありますが、けっこうその道の専門家が回答している場合もあって、納得させられたりもします。
ぼくもいくつか回答してみました。ひまだねーっていわれそうですが、ま、インターネットってのは受動的なメディアではなく、参加するもんだと思いますし・・。(このHPもそう思ってしょぼしょぼ更新し続けています)。
時間がある方は、ちょっとのぞいてみてください。キーワードで検索したり、カテゴリーで質問を絞り込んだりもできるようになっていますが、上から2行目の「今日の質問」で最新から雑多の質問をとりとめなく読むのがおすすめです。
http://oshiete.goo.ne.jp/jsp/oshiete_top.jsp(2001/3/29)

六角大王Super2「曲面にする(その2)
aのような形に「曲面にする」を実行すると、当然すべての角が丸まってしまい、底面の角ハンカチのようにをとがらせたいときに困ってしまいます(b)。
マニュアルには書いてありませんが、とがらせたい4すみを選択して(c)「鋭角線にする」を指定すると、すんなりdのようにする事ができます。
「鋭角線にする」は、線だけではなく、点に対してもかけることができるわけです。これは、以前の項に書いた色分け(パーツ分け)や曲面に四角い穴を開けたい場合にも便利です。六角大王Super2「曲面にする」
(2001/3/29)

エディタで日記をつけてます
もう10数年エディタで日記をつけています。日記といってもその日にあったことをメモ程度に書くだけですけどね。
今のところ、フリーウエアだったころの古いバージョン(1.0.8b1)のJeditを愛用しています。ショートカットで今日の日付を入れることができるのが気に入っています。
ワープロなどでもいいと思うのですが、エディタで作るプレーンなテキストファイルはソフトはもちろん、機種やOSに依存することが少なくて、変化のおおいコンピュータの世界で長く書き続けるのに安心です。
げんに、ぼくのこの日記のスタートはキャノンのワープロ専用機で始めました。〔正確には、この時点ではテキストファイルではなかったわけですが〕。その後、NECの98のMS-DOSマシンにそのデータをコンバートして持ってきて、さらに現在の MAC に移しました。
仕事の受注、制作過程、納品、家族でのイベントなどなんでもごちゃごちゃに書いておいても、あれ、いつだっけは、一発で検索できてとっても便利です。
最小限のことを適当に書くだけですが、いくつかのルールはきめておいて検索しやすくする工夫はしています。日付の書式は統一しておく、「受注、納品」という言葉は本当に受注、納品したときにだけ使う(「受注できなかった」というときは、「受けなかった」と書いておく)、レンタル・ビデオで見た映画の記述の前には「V」を書いておく、などといった具合です。
(Jeditでサポートしている正規表現という方法を使うと、たとえば行のはじめにある「V」だけを検索するといったことも可能です)。
いまではこれを数日書かないと不安でたまりません。(2001/1/27)



石膏製のサンタクロース
数年前に家内がアメリカのスーパーマーケットで買ってきた石膏製のサンタクロースです。ずっと塗ってくれといわれ続け、今年やっと色がつきました。身長約30センチほど。アクリル絵の具で着彩。一日半くらいかかってしまった。
            (2000/12/21)

インターネット中毒
図書館から「インターネット中毒」という本を借りてきて読みました。
比喩的な意味ではなく、ほんとうの「中毒」の話です。
禁断症状を伴うこともある中毒になり職を失ったり、離婚に追い込まれたりしたケースと、心理学者である著者がおこなったカウンセリングの内容が扱われています。
ウェッブ・サーフィンを楽しむくらいはいいのですが、チャットやニュースグループ、ネット・ゲームにはまり、インターネットの中のバーチャルな世界や人間関係が現実の生活以上に重要な意味を持つようになって、つねにインターネットにアクセスせずにはいられなくなってしまった人々の具体的な例が挙げられています。
必ずしもコンピュータオタクのような人がなりやすいわけではなく、コンピュータを始めたばかりの主婦などの例も多いとか。
だいぶ前のことですが、ぼくはNIFTYのコンピュータ関連の会議室に頻繁にアクセスしていた時期がありました。
そこに集まる人たちとはオフでも、なかよくわいわいやっていました。彼らの中には、ほとんどNIFTY中毒で、一日に何百も会議室のレスを書くなんて人もいました。オフで仲間と会っている最中もノートパソコンでしょっちゅうアクセスしたりして。
でも、オフという現実のつきあいにも熱心に参加していたわけですから、この本でいうバーチャルな世界の「中毒」とは違うのかもしれませんけどね。
ぼく自身は、ニュースグループの世界はほとんど知りませんし、チャットも何度かやったことはありますが、それほど好きではないので、基本的にインターネットは現実の生活をサポートする一つのツールでしかありません。しかし、そこにどっぷりはまりこんでしまう人の気持ちも分からないことはないので、考えさせられました。
ちょっと前の本なので入手できるかどうかわかりませんが、興味のある方(あるいは身に覚えのある方)は読んでみてはいかがでしょうか。
インターネット中毒 まじめな警告です キンバリー・ヤング著 小田嶋由美子訳 毎日新聞社 1998年8月20日発行       (2000/11/30)

画像のファイルにアイコンを付ける
ShadeでレンダリングしたPICTはアイコンがないので、いくつもレンダリングしたりすると、開いてみないとどんな絵だかわかりません。このようなファイルをドラッグで重ねるだけでアイコンを付けてくれる ICONickというユーティリティを見つけました。Photoshopのファイルも上書き保存した場合、アイコンは更新されないので、絵が完成しても途中の状態のアイコンになってしまいますが、これも一発で完成状態のアイコンにすることができます。
GIF 以外のたいていの画像ファイルに対応しているようです。
また、アイコンに使う画像の範囲を全体にするか、中心部のみの正方形にするかを選べたり、フルカラーアイコンを付けるように設定することもできます。(2000/9/25)
ICONickのありか→http://www.vector.co.jp/authors/VA008636/

 

どんな仕事をしてる?
ギャラリーに多く展示してあるようなSFっぽいような仕事はそうそうは、ありません。
基本的には、頼まれてぼくが描けるものなら何でもやります。
自動車や機械製品のカタログに載せる構造図や概念図みたいなのがほとんどです。エンジンの透視図とか、サスペンションとか。カタログの絵を全部引き受けることも多いので、簡単なIllustratorの線画や寸法図(側面、正面、後面、上面それぞれの図に全長、全幅などの寸法が入ってる図。よく車のカタログの一番後に載っています。)なんかもやります。
その延長で、パーツリスト(等角投影で製品に使われている部品をばらした様子の図)を描くことも。 昔は、ロットリングが苦手で、線画はできるだけ逃げていましたが、 MAC のおかげで、インクがべたっ、ってこともなくなり気軽に引き受けられるようになりました。
土木関係の完成予想図もけっこう描いてきました。最近は、不景気のせいか少なくなってしまいましたけど。
MAC を使うようになって、キャラクターなんかの仕事も少しずつですが、注文が来るようになりました。メカじゃないと、新鮮で嬉しいです。
今のところメカの周辺ですが、3Dのアニメーションもいくつか手がけています。
Illustratorの仕事は、やってるうちにすぐ飽きてきて、あんまり好きじゃないですが、ギャラ的には3Dの凝ったものなんかよりいいみたいです。やりがいのあるようなおもしろい仕事ほどお金は割に合いません・・。(2000/9/25)

 

丸まった矢印のグラデーション〜Illustrator8.0で
回転角を表す図のような矢印にしっぽから頭へグラデーションを入れたかったのですが、どうすればよいか、ちょっと考えてしまいました。
グラデーションツールの円形では中心から外へ向かっての形になってしまうので当然使えません。
扇形や四角形でブレンドをかけてみましたが、これも今ひとつ思ったようにならず、
けっきょく円を図のようにブレンドし、ブレンドのパスを編集すればいいことがわかりました。(ただし、このパスの編集は8.0以前のバージョンではできません)。




上の図は1以外は説明のためプレビューモードとアートワークモードを重ねてあります。
(2000/7/10)


六角大王Super2「曲面にする」
以前の項でもふれましたが、六角大王Super2から搭載された「曲面にする」は曲面に関しては、とても美しく、「鋭角率」も細かく設定できて便利なのですが、面の中の直線的に処理したい部分などが意図するようにならず、苦労する場合もあります。
下の図のAにそのまま「曲面にする」を適用すると、ウィンドウの形状がおかしくなってしまいます。(図B)このようなケースでは、「鋭角線にする」は役に立ちません。
図Cのようにポリゴンを細分化する(赤い線の部分)ことでだいたいは回避できるようですが、複雑な形状になってくると、けっこう難しい場合もあるみたいです。(2000/4/17)


Shadeでアップルスクリプト
アップルスクリプトは、Shadeのマッピングの繰り返しを10以上にするときくらいにしか使ったことがありませんでした。ようするに、スクリプトを書いたことはなく、自動記録をしたことがあるだけでした。
しかし、インポートしたDXFのパートの子のパート(前に書きましたが、六角大王で色分けしたオブジェクトはそれぞれの色ごとに別のパートに分かれます)を一括して変換しようとすると、ごく単純な作業にもかかわらず、自動記録だけではおこなえません。
パートの数だけ処理を繰り返さなければなりません。で、はじめてスクリプトを書いてみようとしたのですが・・。
アップルスクリプトのフォルダには、具体的な構文の説明や例はいっさい入っていないんですねぇ。Shadeについているスクリプトなどをスクリプト編集プログラムで開けて眺めてみても、なぜか繰り返し処理らしきものは見つけられませんでした。
持っている参考書は唯一Shade Majic (株式会社ディー・アート刊)で、これに三阪英一さんがShadeのスクリプトに関してはとても詳しいリファレンスを書いているのですが、アップルスクリプトの基礎についてはまったく記述がありません。
ま、繰り返しといえば、ふつー"loop"かなと思いました。Cなどのような大括弧は使わないらしく、"〜end"という表現がどこかにあったので、試しに変換処理であるconvertをloopとend loopで挟んで実行してみましたが、ブ〜でした。
でも、ほんとはこれは危険。エラーで幸いだったかも。なにしろループから抜ける手だてがなにもしてないですから。下手に動くとどうなるかわかりません。
ここで暗礁に乗り上げてしまったので、インターネットでアップルスクリプト関連をあれこれ見て回りました。それで、ようやく繰り返しはrepeatを使うことがわかりました。繰り返したい処理をrepeat と end repeat でサンドイッチにすればいいわけです。
あと、そのループから抜けるには、「兄弟のパートを選ぶことができなかったらループから抜ける」と一言サンドイッチの中に挟んでおけば、よさそうです。if not (select brother) then exit repeat end if(これは多分ちゃんとスクリプトを書ける人からはあんまりスマートではないといわれそうな感じがするんですが、この際、そんなことはどうでもいいです。動けば!)けっこう苦労してしまいましたが、これで何とか無事に複数の子のパートを持つDXFのパートを一括して変換するスクリプトが完成したのでした。以下のようなものです。ほんとうは、エラー処理も入れたいところですが、パスです。
このままスクリプト編集プログラムの新規ファイルにペーストしていただければ(このとき、tellの前やend tellの後によけいなスペースがあったりするとエラーになってしまうので注意)、一応使えると思います。(六角大王からインポートしたオブジェクトのパートを選択してこのスクリプトを実行する)。convert を違う処理に書き換えれば、他にも使い道があるかもしれません。


tell application "Shade Professional R3"
activate
set _Size to text returned of (display dialog "何倍に拡大しますか?" default answer "60.0") as real
move object around {0.0, 0.0, 0.0} scale {_Size, _Size, _Size} rotate {-90.0, 0.0, 0.0} translate {0.0, 0.0, 0.0}
select child
repeat
convert
if not (select brother) then
exit
repeat
end
if
end
repeat
select parent
end tell
(2000/2/10)

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