エアフィルター

2000.6.12

エアフィルターを交換する。

いままで、エアフィルターについては純正品以外使用することはなかった。その理由として、構造が”しっかりしている”ことがあげられる。エアフィルターの役目とは何か?吸入する空気に混じってくるホコリ、チリなどを取り除くこと。純正フィルターを見るとわかるが、濾過紙が細かく波打っている。波打っている理由はわかると思うが、表面積を増やしホコリを捕らえやすくするためだ。自動車メーカはここまでする”必要がある”とし、このような構造をとっている。

その構造と同じ社外品を見つけたので、早速試してみることにする。

こいつの特徴は、素材の一部にSUS、つまりステンレスを使用していること。実際、インテーク側の表面にステンレスの繊維が折り込まれており、強度を保っている。あるメーカのものは、しばらく使用しているうちにスポンジの粉がインテーク内に入ってしまうようであるが、こいつについてはその心配はいらないだろう。



--BLITZ-- SUS POWER AIR FILTER(純正交換タイプ)
価格3,900円<シルビア用>

BLITZ SUS POWER1
BLITZ SUS POWER
(表面) 


BLITZ SUS POWER2
BLITZ SUS POWER
(裏面)


BLITZ SUS POWER2
純正エアフィルター
(裏面) 


BLITZ SUS POWER2
左:BLITZ SUS POWER
右:純正エアフィルター


BLITZ SUS POWER2
BLITZ SUS POWERを
装着したところ 


交換後の印象としては、吸気音がちょっぴり大きくなったかな?と感じられること。体感的には車の変化はほとんどない。心配だった、トルクが細くなるということも無いようだ。ジムカーナ走行での使用も行ったが、違いはよくわからないというレベル。サーキットのような高負荷が連続するような走行では効果が現れるのではないだろうか?

基本的に吸気系を変更した場合は、それに合わせた燃料セッティングをする必要があると私は考える。自動車メーカは純正エアフィルター取り付けを前提にしているからだ。『エアフィルター交換=パワーアップが必ずしも当てはまらない』ことに注意してほしい。



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