2004.09.05
ある日、ラジオのオートアンテナが伸びきったまま、縮まなくなった。
エンジンを切ると、いつもは縮むはずのアンテナが引っ込んでいない。電源をON→OFFにしてみるとモータ音がしばらく続くが、アンテナは戻らない。モータ動作時に無理矢理押し込むと何とか引っ込むこともあるという状態だった。
後日、オートアンテナをバラすことにした。事前の調べでは「中のプラスチック製のワイヤが歯車から外れることがある」という情報を見つけていた。それならば復活は簡単と考えていた。バラしてみると、原因はすぐにわかった。ワイアが途中で折れていた。
こうなると折れたワイヤをつなぎ合わせるか、部品を交換するしかない。アンテナ収容時、ワイヤは丸められる。プラスチックの弾性が利用されている。仮に瞬間接着剤で付けたとしても、伸縮を繰り返すうちに外れるだろう。ここはやはり部品交換が必要であると判断した。
部品の流通が多いS13シルビア。ヤフーオークションであっさり4、5件候補がヒットした。部品劣化の少なさそうな500円の中古物件を落札。オートアンテナASSYをそのまま付け替えた。問題なく復活させることができた。