パワーユニット

排気抵抗の低減、大流量フューエルインジェクター、ターボチャージャーの高効率化などにより、6速マニュアルSR20DET車は、250ps/6400rpmのパワーを発揮する。

5psアップ(165ps)の5速マニュアルSR20DE車は、触媒を変更したことにより、2000年10月からの排ガス規制をクリアする、LEV仕様となる。

ターボ、NAエンジンともに、先代からNVCS(日産・可変バルブタイミング機構)を採用しているが、NEO VVLのようなバルブ開閉リフト量を変える機構を備えるものではなく、今となっては時代遅れ。

NAファンの私にとっては、NAモデルにNEO VVLが搭載されなかったのは大変残念なことだ。素人なりに、なぜそうならなかったか考えてみた。

  1. LEV仕様の実現
  2. ターボ車との差別化

上の2つが大きな要因ではないだろうか。
1.は、自動車メーカーにとって、死活問題。これをクリアしなければ車を売ることができないからだ。NEO VVLエンジンでは、LEV基準をクリアできないのだろうか?
2.は、販売戦略的なもの。250psあるターボが上級モデルに設定されていることから、200ps近くあるNEO VVLをラインナップすることは、モデルにあまり差が出ない。また、ターボ、NEO VVLはともに走りを楽しむ人が好むことから、販売層が重なる恐れがある。ドライビングを楽しむ車としてのターボ、スペシャリティーカーとして楽しむためのNAとする場合に、中途半端にパワーがあるNEO VVLはNAモデルに搭載する必要がなかったのであろう。



【写真】SR20DET

参考までに、主なFRスポーツ車のパワー・ウエイトレシオです。

FRスポーツ車パワーデータ パワー・ウエイトレシオ
RX-7 4.57 kg/ps
S15シルビア  4.96 kg/ps
R34スカイライン 5.04 kg/ps
アルテッツァRS200 6.38 kg/ps


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