2004.10.08

暑かった夏

人生の中でいちばん暑かった夏もやっと終わりを迎えた。

この夏、設計開始から製造、出荷まで約50日という史上最短納期の装置開発プロジェクトが始動し、仕事も”最高気温”を記録するような忙しさであった。夜10時以降の深夜残業を禁止した。その変わり、朝5時からの出勤を上司に提案し、実施した。朝型人間の私としては、夜遅くの作業は非常に眠くなる為、このほうが効率アップ。また、早朝は外線/内線の電話が一切鳴らない為、邪魔が入らないという大きなメリットがある。会社からすれば、深夜残業の割増し費用が削減できるという効果もある。家族に対する負担についても、夜10時ぐらいの帰宅であれば、カミさんのサポートができるし、子供たちが起きていた場合の寝かしつけもできるので、生活スタイルを大きく替えずに済む。我ながら良いアイデアであった。この状態はシステム設計、基本設計が終わるまでの約2週間続いた。

そんなことで、6月下旬のから8月中旬までは本当に「暑い夏」だった。


エアコンレス化へのジレンマ

史上最高の暑さを記録した今年の夏。我がシルビアの快適性は失われていた。あの暑さを乗り越えたことで「怖いもの無し」とも言えるが、やはり快適性が一番感じられる”エアコン”は有るに越したことはない。しかも、シルビアに乗ることが楽しみな私の息子は、乗るたびに汗だくになり、見ていてかわいそうだった。
また、雨が降ったときの車内の湿気。窓ガラスに曇り止めを塗っていても、湿度が飽和すると曇りは水滴になるので視界が確保できなくなる。リアウインドウは視界ゼロ。暑さはどうにかなるとしても、これはさすがにつらい。できればエアコンを復活させたいと思っている。

昨年8月下旬のこと。エアコンをONして首都高を走っていると、突然ジメっとした暖かい風が出て来た。どうやらエアコンが壊れたらしい。

後日、原因調査をしてみると、まずエアコンのヒューズが切れていた。新品に交換し、エアコンをONした瞬間にヒューズは飛んだ。ヒューズが飛ぶのは、電気系統の何処かがショートした場合。車であれば、浸水や経年劣化による絶縁不良が考えられる。電気系統を1人で追っかけるのは至難の技なので、この日はあきらめることに。同じ現象がないか?インターネットで検索してみると、同じとみられる現象がヒット。これによると、コンプレッサーの電磁クラッチのコイルが絶縁不良となり、ヒューズが飛ぶらしい。こうなると電磁クラッチを交換するしかない。

ジムカーナ車両といっても快適性を残しておきたい我がシルビアであるが、コンプレッサー交換となるとそれなりに費用が掛かるはずなので、ここは一つ、エンジン負荷低減と軽量化を兼ねて外すことを決断した。

まず、エアコンを外すにはエアコンガスを抜く必要がある。シルビアに使用されているガスはR-12でフロンガスである。これを大気開放すればオゾン層破壊につながるし、条例違反で罰則される。ちなみに代替フロンとして使用しているR-134aも温室効果ガスであるので大気開放してはならない。(当然、条例違反)
早速、ガスを回収してくれる業者を探すことにした。近くの電装屋さんをタウンページで探し、電話してみる。すると1件目の電装屋さんが引き受けてくれることになった。

なぜガスだけ抜くのか?電話だけでは疑問だったらしいが、車を見せて「コンプレッサーを外す」と言ったら納得した様子。
さすがプロ。症状を説明しただけで「電磁クラッチの不良」であると断言した。日産車に多い症状らしい。対策としてはコンプレッサー交換が必要で、残念ながら電磁クラッチのみの交換は部品入手を含めて簡単にできないらしい。新品またはリンク品(リビルト品)を使用することになる。新品は非常に高価なので、リンク品を使用することが多いそうだ。それでもやはり工賃含め10万円程度の出費を覚悟する必要がある。そんな話をしながら、作業完了。普段はディーラーからの作業依頼がほとんどで、直接仕事を受けることはあまり無いらしいが、とても親切であった。手間賃ほどの料金でやってくれた。

現在も故障したコンプレッサーはついたまま。駆動ベルトは外してあるのでエンジン負荷は低減され、フケ上がりは格段に良くなっている。競技車両としてはエアコンレス化は大きな効果である。ただ、街乗り兼用の車両では快適性も大事。何を優先するかはその人の価値観によるところだろう。


ルールを守るということ

モータスポーツをはじめ、どんなスポーツにもルールがある。ルールを犯せばペナルティが与えられる。ルールによって競技の公平性が保たれる。

「ルールが悪い。だからルールは守らない」と言う人間。御都合主義とでも言えばいいだろうか。このような考えを持ち、行動する人間が多くなっているように感じる。学生時代、体育会系の先輩後輩の縦社会を経験していない人間にそのような傾向があるような気がする。確かに、誰がどう考えても『悪いルール』が存在することがある。「ルールを変えるよう、働きかければいいではないか?」そう考えたとしても「実現する為に自分が動くのは面倒である」ということも、考えて当然だと思う。しかし、ルール無用で個々が好き勝手やればどうなるかは誰にでも想像できる。ではどうするか?まず、ルールを守る。そして”同じ土俵”に立つことが大前提。競う為のルールであれば、同じルールで初めて”勝負”が成り立つ。その限られたルールの中で柔軟に対応し、ベストを尽くせば良いと考える。ときには悪いルールを変えていけるよう自分から働きかける。ルールを守るという当たり前のことを実践する。悪いルールは自分で変えていくという意識とパワー。今の世の中に欠けているものではないだろうか。


対話をするということ

前段でも書いた御都合主義の人間。ズバリ言うことで知られる某有名占い師がテレビ番組内で芸能人たちに対し「人の話をよく聞きなさい!」といっている場面が多々ある。この場合、相手の芸能人が全く話を聞いていないという訳ではない。占い師が言わんとしていることを”理解しようとしていない”のである。

相手と対話する場合、相手が言った内容について何かを喋る。その返事次第では相手を怒らせたり、笑わせたりすることができる。また、「ものの言い方ひとつ」で誤解を生じることもあれば、理解が深まることもある。相手が言った言葉にはどんな気持ちが込められているのか?それを受け止めた上で自分の言葉を返す。本当の対話はこうして成立するだろう。

対話形式は男女で違いがあり、男性は「勝負・プライド型」、女性は「共感型」となるそうだ。男性は相手が言ったことに対し、対抗するかのように言葉を返す。また、相手からプライドを傷つけられることを嫌うという。言い合いとまでは行かないまでも、A氏「〜は△△でしょ」、B氏「〜は○○だと思うけどなあ」といった具合か。これが女性の共感型になると、A子「〜は△△でしょ」、B子「そうだよね〜。でも、○○もどう?」、A子「○○もありかも!」といった具合だろうか。育ってきた家庭環境において、姉妹がいるなど女性が多い家庭で育った男性は「共感型」である場合もあるだろう。相手がどんなタイプか探りながら話し、円滑に対話を進めるのも良いかもしれない。

よく相手の意見を押し退けて発言を続ける人がいる。自分の”言いたい”欲求を満足しているだけ。結局、対話ではなく文句や愚痴に聞こえる。私が嫌いな評論家タイプの人間は、話をしているうちに段々にこの傾向へ移るのがわかる。始めは対話が成立するが、自分の考えを話はじめると相手の意見を聞かなくなる。最後は自分が発言しているうちに、何故か腹を立てる人もいる。こういう人とは人間的な付き合いは到底できない。

人と人とのコミュニケーションは対話無くしては成立しない。仕事も仲間や顧客との対話をすることで進めることができる。自分は決して対話が上手な訳ではない。どっちかというと苦手かもしれない。時には真剣に、時には冗談を交えながら円滑な対話をしていきたい。


イベント参戦

10月11日(月・祝)はG6ジムカーナに参加します。数カ月ぶりのイベント参加、しかも練習してません!まあ、そんな状況なので楽しみたいと思っています。ちなみに前日は息子の幼稚園の運動会で、大人リレーで私も走ります!ケガをしないようにがんばります!





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