2002.06.15
ついに、この日がやってきた!日本でのワールドカップ開催!!
漠然としていたW杯観戦というものが、チケットが手元に届き自分の名前が印刷されているのを見たり、連日のイングランド・ベッカム選手の出場可否についての報道などを聞いているうちに、急激に現実味を帯びて来た。チケットを獲得できた7ヶ月前の当時、「ワールドカップって面白いの?」一緒に観戦する予定のカミさんを始め、普段サッカーについて興味を持たない人たちは明らかにチケット争奪戦に冷ややかな視線を向けていた。その人たちも開幕直前になってくると「日本戦はいつあるの?」「ブラジルが優勝でしょ?」という具合に徐々に話題に乗ってくるようになった。私もこれから始まる熱戦を見逃さないように各チームの状況や、好カードのスケジュールチェックを万全に行っていた。当然、観戦するイングランド、スウェーデンの情報は新聞で毎朝欠かさず情報収集した。
観戦数日前「ベッカム初戦出場!!」これを聞いて、ゲームが面白くなるとぞ!という嬉しさがこみ上げて来た。なんてったて、芸術的なボールさばきで魅了するスーパープレーヤー。容姿を見てキャアキャア言うおねえちゃんじゃなくても、サッカーファンとしてはぜひこの目でプレーを見たいものだ。FWオーウェンのスピードある攻撃にも大注目。
対するスウェーデンは地味な存在ながら、前々回の大会では3位に入る実績のあるチーム。今大会は高い評価はされないまでも、FWラーションはゴール量産に期待の注目ストライカー。MFユングベリはイングランドのアーセナルで活躍している選手でスウェーデンの司令塔的な存在。この試合の見どころは多い。
試合当日、試合会場埼玉スタジアムの最寄り駅である浦和美園駅に試合開始2時間半前に到着。本場イングランドのサポーターが多いかと思いきや、駅周辺には黄色と青のゲームシャツを着たスウェーデンサポーターがほとんど。日本にいる全てのスウェーデン人が集まったのではないか?と思うほど。応援熱心なのか、スウェーデンの方は国旗の小旗をみんなに配っていた。その人(気の良さそうなオジサン)と視線があったカミさんに対し、小旗を差し出してくれた。私の分と合わせ2本、スウェーデンの小旗をゲット。異文化コミュニケーション!という感じだった。
会場への入場は、チケットチェック、持ち物チェック、金属探知機によるボディチェックと行われたが、待ち時間合わせ5分ほどで完了。意外にスムーズ。そのまま席に直行としたが、人だかりを発見。場内限定オフィシャルグッズを販売する売店であった。記念&おみやげ用に何か買おうとそのまま列へ。200人はいるだろうか、並んでみたものの、列は全く進まない。グッズを大量に買い占める客に対し、店員が3、4人で対応しているのが原因。結局、グッズを買えたのは1時間後だった。
席へ着くと会場の雰囲気に圧倒された。ゴール裏のスタンドには白のイングランドサポーター、黄色のスウェーデンサポーターそれぞれが色分けしたように対面に別れ、フィールドで練習している選手達への応援で盛り上がりを見せている。それに加え、スタンドからフィールドまでがすごく近い。また、スタンドが上にのびるように設置されているため、反対側のスタンドも近く感じ、会場の一体感が高い。サッカー専用スタジアムだけあって良い施設である。この時点で非常に満足であった。
大歓声の中、キックオフ。報道の通り、ベッカムは先発出場。まわりはどうやらイングランドファンが多いらしい。ベッカム、オーウェンをおーうぇん?いや応援する声がほとんどだ。ベッカムがボールを持つだけで歓声が上がる。いちいちオー!オー!言うな!!という感じだ。私はというと、イングランド、スウェーデン関係なく、すごいプレーが出るたびに歓声を上げ、世界の一流選手達のプレーを楽しんだ。ベッカムの正確無比なパスや得点に結びついたコーナーキックにも驚いたが、得点したスウェーデンのアレクサンデションの豪快なシュートも世界レベル!と唸らせるものだった。スピード、テクニックがこれほどまでに凄いとは!テレビでは感じられぬ、目の前の迫力にただ圧倒されるだけだった。
試合は1対1の引き分けに終わったが、前半イングランドの優勢に対抗するように、後半スウェーデンの猛攻が見られ、とても面白い試合であった。
結局、この2チームは決勝トーナメントに進むことになり、両者の活躍が引き続き見られるのは嬉しいことだ。最後までファンを楽しませてくれるであろう。
おめでとう!日本代表決勝トーナメント進出!!日本サッカーに新たな歴史を刻むことになった。
昨日の15:30からはほとんど仕事が手に着かない状態。日本×チュニジアの試合の行方が気になって仕方なかった。ほんと、午後から仕事を休めばよかったと後悔した。就業時間終了の17:15になると同時にテレビのある休憩室に飛び込み、残り数分の試合を見守った。この時点で得点は2-0。日本の勝利は間違いないものだった。
ロシア戦で勢いに乗った日本は強い!着実に成長しているのが伺える。ホームで戦えるメリットもあるが、それだけではない実力を身につけている。中田(英)、稲本、小野を見ていると、日本選手も世界レベルへと高まったと感じ取れる。グループ1位で決勝トーナメントに進出した事により、ある意味、開催国としての役目を果たしたと言える。しかし、本当のワールドカップはこれからが本番という見方もある。勝ち負けにこだわらず、のびのびとプレーをしてもらいたい。