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「fj.rec.autos 場所を借りて走る会」
この会は fj.rec.autos というニュースグループの購読者が集まり、
普段ではできない全開走行というものを体験して車の挙動や限界を知る
とともに、敷居の高い(と一般的には思われている)モータースポーツ
の第一歩となることを期待して開催されました。実際に私自身、クロー
ズドコースを走るのは今回が2回目であり、また車両も販売状態からタ
イヤだけが変わった立派なノーマル車です(写真参照)。それでも今回
の走行会では、多くのことを得ることができました。上塚さんの御厚意
により写真を載せて頂いた記念に、当日の感想などを書かせてなどを頂
こうと思います。
10/10、体育の日は「晴れの特異日」と言われるだけあり、今年も素
晴らしい好天に恵まれました。
前日の夜8時に奈良を出発し、筑波ジムカーナ場についたのは朝の6
時。ちょうどゲートオープンの頃でした。オフィシャルの方々が会場の
設営を行なう中、参加者が次々と集まって来られます。総勢60台あま
り、仙台から石川、奈良まで、全国津々浦々からの fj.rec.autos 購読者
が一同に会しました。私のような初心者から、上塚さんや前田さん(ゼ
ッケン#23)のようにジムカーナに参戦されている方、山崎さん(#
16)のようにレースにまで参加されている方など、並んでいる車を見
ても本当に色々な方々が集まった、と実感できます。
私の今回の参加の目的は3つあり、
1:いつもお世話になっている fj.rec.autos の皆さんにお会いする。
2:モータースポーツを実践されている方の走りを見る。
3:自分と車の限界を体験する。
ということでした。
特に山崎さんは fj.rec.autos だけでなく個人的なメールやウェブ
ページでもお世話になっており、また上塚さんは山崎さんのページか
らのリンクでこのページを以前から拝見させて頂いていたこともあり、
是非一度お会いしたいと思っていました。実際に、御二方とお話する
機会を得られましたし、また幸運にも同乗走行を快諾頂けました。御
二方以外にも橋本さん(#32)、香月さん(#42)、野澤さん
(#12)にも同乗させて頂きました。また竹下さん(#7)には今
回の参加にあたり、色々とお世話になりました。この場をお借りして
御礼申し上げます。
上塚さんの御走行は外から見ていても「無駄のない走り」だ、と思
いました。これはコース取りがスムーズで且つメリハリが付いている
ことから感じたのですが、慣熟歩行や他車の走行を見る中でしっかり
と作戦を立てられてからコースインをされているからではないでしょ
うか。また、同乗させて頂いて感じたことは「車をしっかり操ってい
る」ということでした。的確で素早い操作で、限界を越えそうな車を
しっかりと押え込む、しかし決して荒々しい訳ではない。これらは車
の挙動や限界をしっかりと把握されているからこそできることだと思
います。同乗走行では、扱う人によって車はこれほど「動く」ものな
んだと感動しました。本当に貴重な時間を体験できました。ありがと
うございます。
さて、実際の私の走行では、全開で走りながらも「アンダーステアを
出さない」ことを意識してみました。スポーツドライビングをやろうと
するとまず最初に当たる壁がこれではないでしょうか。特に私の車はFF
のファミリーカーの為、車両設定では常にアンダーとなるようになされ
ていると思いますので、これを克服しないことにはいつまでも上達でき
ないだろう、と考えています。アンダーステアを出さないためには、
まず「アンダーステアの状態を知ること」が必要だと思います。これは
フロントタイヤの手ごたえを感じ取る感覚を養うとか、もっと手取り早
く「ステアの舵角に対する車両の曲がり方」の差を感じることで可能に
なるのではないでしょうか。そして、アンダーステアが出たらステアを
回し込む(一応向きが少しは変わるので思わずやってしまう)のではな
くアクセルを戻す、ということに気を付けました。それに加え、荷重の
変化についても考えてみました。コースのうち何箇所かはサイドターン
が必要な所があったのですが、単にサイドブレーキを引けば曲がる、と
いうものではなく、前荷重と横Gがしっかり掛かった状態を作り出さな
いと曲がらない、ということも分かりました。
午前と午後3回ずつの走行はあっという間に終了し、結局、私の走行
は午前と午後のベストタイムがそれぞれ 50"160 と 53"771 でした。速
いか遅いかはともかく、スポーツドライビングの基本である「アンダー
ステア」という状態とそれを抑える方法、そして荷重移動の重要性をし
っかりと体験することができました。こういうことができるのも、クロ
ーズドコースならではだと思います。閉会式では事故もなく無事に会が
終了したことを皆で喜び合い、横尾さんをはじめとするオフィシャルの
方々を労う大きな拍手が湧き起こりました。
私が今回の走行会で体験できたことは、万人が車を運転する上で知っ
ておくことが望ましい物だと思います。自分および車の限界を知ってお
くことで無茶な運転はしなくなるでしょうし、万が一の不測の事態での
助けにもなると思います。また、モータースポーツの楽しさを垣間見る
ことも出来ました。今後、より多くの方がこのような機会を得られる事
を祈ります。
レポート:東 史啓さん
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