1999.5.23 | JMRC茨城ジムカーナシリーズ第2戦 | 茨城中央サーキット |
99年茨城シリーズ第2戦です。
車も、腕も、何も進化しないまま第2戦を迎えた。練習しなければいかんなあ、と思いながらも仕事にプライベートに多忙のため、ぶっつけ本番となってしまう。タイヤもスリップサイン寸前!ブッシュもヘタッたままである。果たしてそんな状態で入賞することができるだろうか?
この日、集まったのは9台。みんな顔なじみの常連だ。まずは茨城シリーズZR軍団ではいまだ最強を誇るハチロク勢。岡本、森下、高野の各選手。そして昨年シリーズ2位の竹内選手が今年初参戦。いつも誰かが秘密兵器を仕込んでいるハチロク軍団。同じクラブの高野選手は、ステンのタコ足&Djacオリジナルサクションボックス(近日発売予定?)を装着で、吸排気の両方で効果を狙う。ステンの焼け具合がグラスに入ったビールのような輝きを放っている。森下選手のハチロクにも毒キノコが装着されているようだ。
野中、上野選手のロードスター、川崎、井ノ口選手のAW11は、ハチロク勢の行く手を阻む。
そして、今回も1台となったシルビア。他の車種にアドバンテージを取られた感がぬぐえないものの、いいところを出したい。
この日の気温はかなり高く、27℃前後だろうか。
コースは、第1戦に続き、第2戦も相当ヘビーな設定だ。このスタート位置も初めてだ。
上と下のステージを、サイドをあまり使わせないターンを中心としたコース。後輪駆動車は、リアスライドを最小限に抑えることが必要であろう。
さて、結果は?
JMRC茨城 第2戦 | |||
ZRクラス | 参加台数9台 | ||
順位 | 名前 | 参加車名 | ベストタイム |
1 | 森下 オサム | KOYO部品提供宮川純一トレノ(E-AE86改) | 1'24"195 |
2 | 竹内 和男 | ラプソディ今年も!!☆86トレノ(E-AE86) | 1'24"241 |
3 | 岡本 和弘 | ピットインパワーBOXRレビン(E-AE86改) | 1'24"854 |
4 | 野中 康秀 | ロードスター☆青☆極上車(E-NA6CE) | 1'25"421 |
5 | 高野 淳 | Djac☆シャップル☆猫レビン(E-AE86改) | 1'25"561 |
6 | 川崎 幸雄 | KOYO☆AW11MR2極上車(E-AW11改) | 1'25"616 |
7 | 井ノ口 大輔 | KOYO☆MR2☆最強(E-AW11) | 1'28"864 |
8 | 上野 政三 | 東タイヤアルパインロードスター(E-NA6CE) | 1'29"602 |
9 | 上塚 浩司 | DjacNAシルビア(E-PS13) | 1'30"684 |
最下位の9位。
第1ヒート。スタート直後の坂を上ると、すぐにテールスライド。カウンターを当てて立て直したものの、ロスは大きい。その後もタイヤがグリップせずにアクセルを我慢している時間が長い。そしてゴール前、下のステージを下った直後、オーバースピードで痛恨のパイロンタッチ。一本目は失敗に終わる。
第2ヒート。パイロンタッチが無かったとしても、トップとの差は6秒以上。完ぺきに置いていかれた。これが実力ということか。あとはやるだけのことをやるしかない。2本目はタイヤのグリップを最大に活かせるように、基本のブレーキのメリハリ、要はタイヤに「ブレーキング」、「コーナリング」をしっかり区別させて仕事をさせるということ。これをきっちり実行することで、無駄なテールスライドを減らし、少しでもタイムアップを狙う。結果、コンマ5秒ほどのタイムアップができたものの、上位には到底及ばなかった。
第1戦に続き、情けない結果となってしまった。実力の違いがここまでハッキリしたことは、悔しいという感情を出させる同時に、「今のままではダメだ」ということを思い知らせた。練習をしていくと同時に、シルビアの進化も考えていきたい。今がドン底にあるだけに、成長していく可能性も大きい。更なる進化をめざしてがんばっていきたい。