1999.11.7 | JMRC東京ジムカーナシリーズ第8戦 | 東京ベイサイド |
JMRC東京シリーズ、2回目の参戦です。しかしながらこれがシリーズ最終戦。
天気予報では「曇り」のはずが、早朝は雨である。弱晴れ男の私は、今年に入ってウエット勝負が無い。1本目はウエットでも、2本目はドライであった。どうやら今回もそのパターンのようだ。そういえば、いままでのイベントで1本目ドライ、2本目ウエットというのは記憶に無い。この場合、1本目の走行で順位で決まる。1本目で失敗し、2本目に勝負するつもりでいた選手には気の毒であるが、ジムカーナではそういうこともある。
東京戦はRDクラス。このクラスでは、すでにハチロク岡本選手がシリーズチャンピオンを決めている。茨城ZRとダブルタイトルということになる。さすがである。
その岡本選手とはいつも約3秒〜5秒差をつけられている訳だが、ジムカーナではこの差はとてつもなく大きい。腕の差、車の差、いろいろな要因が重なり、結果に反映されている。いままでも、これからも、課題はこの差を埋める”何か”を探すことであろう。シルビアで勝つために...
今回のコース設定は、ベイサイドでは定番と言えるレイアウトであろう。
さて、結果は?
JMRC東京ジムカーナシリーズ 第8戦 | |||
RDクラス | 参加台数9台 | ||
順位 | 名前 | 参加車名 | ベストタイム |
1 | 阪本 芳司 | キッズロードスターBS2号(E-NA8C) | 1'09"657 |
2 | 岡本 和弘 | ピットインパワーBOXRレビン(E-AE86改) | 1'10"222 |
3 | 渋谷 和広 | FINE熊王ロードスター(E-NA8C) | 1'11"104 |
4 | 東山 誠 | オー軍団ロードスターシリウス(E-NA6CE) | 1'12"317 |
5 | 橋本 春彦 | キッズロードスターBS1号(E-NA8C) | 1'12"612 |
6 | 井上 満 | G・おおの☆白々レビン(E-AE86) | 1'12"671 |
7 | 吹田 勝良 | E2ユニット・TAECカローラ(E-AE86) | 1'13"108 |
8 | 上塚 浩司 | DjacNAシルビア(E-PS13) | 1'14"183 |
9 | 峯尾 一道 | E2ユニット・TAECレビン(E-AE86) | 1'25"945 |
完敗。8位。
第1ヒート、ウエットのためタイヤの空気圧を低めに設定。グリップには不安がなく、調子良く走行を続けた。しかし、高速エリアでの進入を一瞬誤り、急停止。ミスコース寸前にバックギアで後退。一本目は完全に終わってしまった。しかし、ミスコースを食い止められたのは救いである。もしそのままミスコースしていれば、その後の走行は中止され、ゴールまで辿り着けなかった。2本目の作戦を立てるのに必要な情報を得るためには、1本目の走行は必ずゴールしなければならないのだ。また、1本目をミスコースしてしまうと、2本目の走行は消極的になりがちである。ミスコースの代償は大きいので、慣熟歩行では強烈な走行イメージを頭に叩き込むことが必要である。
第2ヒート、路面はドライ。この走行で勝負が決まる。空気圧を戻し、走行に備えイメージトレーニングを繰り返す。1本目の失敗からか、いつになく緊張していた。スタートと同時に気合い一発「行けー!!」と叫びながら走行。途中、ブレーキング時にタイヤがロックしたこともあったが、大きなミスもなくゴール。しかし、終わってみればいつもと変わらず、ハチロク、ロードスターに負けていた。
優勝した阪本選手は全日本選手である。(最近、全日本選手に縁があるなあ)RDクラスはシードとか関係なかったのだ。この日はFFのシビックからFRのロードスターに乗り換えたにもかかわらず、チャンプの岡本選手をも上回った。同じ車でダブルエントリーの橋本選手より3秒速い。腕だけでも大きな差がでるというのが改めて認識できる。
東京ベイサイドで行われる公式イベントはこれが最後である。都心でアクセスのよい場所だっただけに残念である。来年の東京シリーズは浅間台スポーツランドを中心に行われる。できれば茨城シリーズと共に、フル参戦できればと考えている。
今年のイベント参戦予定をすべて終えた。車両がベストにならず、中途半端な状態で苦しい参戦を強いられた1年だったが、来年も同じシルビアで参戦する予定。シリーズ開幕の3月までには車両を仕上げたい。やることがたくさんあるが、スッキリ終わらせて完璧な状態でイベントに登場したい。来年も応援お願い致します。