1998.6.28 BP CUP 富士スピードウェイジムカーナ 第6戦 富士スピードウェイ Nコース

BP CUPの第6戦です。第5戦は仕事の関係で参戦できませんでしたが、これまで第1、2、4と3戦参加。とりあえずフレッシュマンFRではいちばん参加しているようです。これってすごく寂しい気もしますが(全戦参加選手が居てもいいのに)...。今年に入ってこのクラスは4台以上参加台数が集まったことがありません。今回も参加台数4台。常連の中川選手と私、今回このシリーズ初参加のロードスターの菅野選手、ハチロクトレノの浅川選手。もうちょっと台数が増えるといいんですが。

この日は猛暑。基本的には雨が降りだしそうな曇り空だというのに、気温、湿度はすごく高い。たまに差し込む日差しだけでかなり日焼けをしてしまった。路面温度は高いし、車内はすぐに暑くなるし、車にもドライバーにも過酷な条件。この日私は、オープラス500ml、京番茶1缶、ウーロン茶1缶、エネルゲン1缶、なっちゃん1缶という燃費の悪さを記録しました。

コースは、スタート後は台形へ斜めに入って行き、戻って台形を1周し、その後右奥の四角を1周し、広場では180°ターン、大きな旋回、ゴール前のシケイン。ハイスピードなコース設定となった。

さて、結果は?

第6戦
フレッシュマンFRクラス 参加台数4台
順位 名前 参加車名 ベストタイム
菅野 智 ユーノス☆Pロードスター(NA6CE) 1'17"40
上塚 浩司 DjacNAシルビア(PS13 Q's) 1'20"47
中川 悟 シルビア(S14 Q's) 1'21"12
浅川 知海 ホームズ甲州軍団トレノ(AE86) 1'21"31

第4戦につづき、やってはならない2位。4台なので、表彰は1位のみ。

1本目から、菅野選手は1分17秒台をたたき出す。一方、私は1分21秒台で、2位に位置するも4秒差。かなり厳しい追撃を強いられることになった。

何度も、何度も1本目の走行シーンを思い出し、タイムを削るためのポイントを探った。今回のコースはターンが1ヵ所しかなく、ターンでのタイム短縮はごくわずか。それよりもアクセルを如何に多く踏んでいられるかに掛かっている。それには、アクセル、ブレーキのメリハリ、走行ラインの見極めが大事だ。ドカンと1発勝負というよりは、地道にジワジワとタイムを削って行くしかない。

結果、2本目は1秒以上のタイムアップに成功。しかしながら、1分17秒台には到底及ばない結果に終わってしまった。1本目よりもコース取りを意識したからか、アクセルの全開時間が多少伸びた感じはしたが、四角のコーナーの立ち上がりや、2速で旋回するところなどでは微妙なアクセルワークで失敗し、ラインが乱れてしまった。自分がイメージしていた滑らかなラインは実走できなかったのが悔やまれる。

優勝した菅野選手のロードスターは、足回りがHKSの車高調、他にエアクリ、マフラー、タイヤはD98J(W)という仕様。いままでレギュレーションの関係で、非公認のイベントに参加していたということだ。また、走行もきれいなラインで無駄なく走る印象を受けた。初参加で初優勝とは恐れ入りました。

中川選手も「2速の旋回でアンダーがでちゃって」と言ってはいたが、ノーマルの足回り、タイヤM5、ビスカスLSD、ノーマルクラッチというドノーマル仕様でありながらあのタイムが出せるのは驚きである。「機械式デフとSタイヤがほしいんですけど、お金がありません。」と言っているが、ノーマルなりにとてもがんばっている。

これからも参加台数の増加はあまり期待できないが、ここまで来たらシリーズチャンピオンが狙えるように、常に上位を維持していきたい。

参考までに、フレッシュマンとは違い盛り上がっている、ビギナーFRクラス上位の結果も出します。

第6戦
ビギナーFRクラス 参加台数9台
順位 名前 参加車名 ベストタイム
渡辺 千秋 コンペ☆RTRシルビア(S14) 1'19"40
浅川 清広 スタリオン2600(A187) 1'19"69
小笠原 英徳 NRS改180SX(RPS13) 1'20"23


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